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RevitLookup 2024 の使い方

Revit・Dynamo初学者向けに、RevitLookupの使い方を紹介する記事です。
本記事はRevit2024・RevitLookup2024を対象としています。


Revit Lookup とは

Revitプロジェクトの内部データを検索・表示できるアドインです。Revit APIを用いてデータにアクセスする際に非常に役立つツールです。

ダウンロード

GitHubの Releases ページから最新版のインストーラをダウンロードします。記事執筆時の最新バージョンは 2024.0.0 です。

インストーラを起動し、NextNextInstallFinish をクリックしてRevitLookupをインストールします。

Revitのアドインタブの中にRevitLookupが表示されます。

使い方

1. 選択したインスタンスの情報を確認する

任意のインスタンスを選択して修正タブの Snoop selection をクリックすると、ウィンドウが開きオブジェクトの情報を確認できます。

屋上の目隠し壁の情報を見る

Valueの太字の箇所をクリックすると新しいウィンドウが開き、そのオブジェクトの情報を確認できます。

カーテンパネル カテゴリの情報を見る

2. 要素を検索する

Serch Elements をクリックすると検索ウィンドウが開き、Revitプロジェクトに含まれる要素を検索できます。検索には名前・Id・UniqueId・IfcGUIDを使用できます。

「設備機器 キュービクル」という名前の要素を検索
検索結果にインスタンス・グラフィックスタイル・パラメータフィルタ等が表示されている

ファミリだけでなくビューやビルトインパラメータ、ジオメトリ(Face, Solid, Edge, …)なども検索できます。

3. 検索した要素をビューでハイライトする

検索結果のインスタンス上で 右クリックShow element をクリックすると、その要素がビューでハイライトされます。

3Dビューで「キュービクル」インスタンスがハイライトされている

4. イベントを監視する

Event monitor をクリックするとRevitのイベントが記録されます。

記録したイベントをフィルタすることもできます。

設定

Theme:ライトテーマ / ダークテーマを選択できます
Background effect:UIにマイカマテリアルを適用します
Smooth navigation:UIにアニメーションを適用します
Extensions:ユーザが作成した拡張機能を追加できます
Hide unsupported members:未サポートのメソッドも表示します

参考リンク


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