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オナニーマシーンを聴こう

オナニーマシーンは、日本のパンク・ロックバンドである。
通称、オナマシ。
「ガラスの中年」「全裸の妖精たち」を自称した。1999年に結成、2019年に解散。

1999年12月、当時出版社の中堅サラリーマンだったイノマーによって結成された。
楽曲の歌詞やタイトルにオナニー・童貞・フェラチオ・ち○こ・ま○こなど下ネタ系統の卑猥な言葉を多用するも、思春期男子の性欲をストレートに表現し性春パンクを確立。
また、有名な楽曲や漫画・アニメソングなどをパロディーや替え歌にした楽曲もある(「タマしゃぶれ!!」「オナニーマシーン猛レース」「BOYS BE…」「淫河鉄道69」など)。

ライブ活動を経て2002年にインディーズでCDデビュー。
ライブでの過激なパフォーマンスが有名で、全裸になって演奏し、観客の所に突っ込んだり、オナニーで使ったティッシュなどをばらまいたりしている。このような数々のパフォーマンスにより、出入り禁止になったライブハウスも数多い。

2003年にサンボマスターとのスプリットアルバムの形でソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)から事実上メジャーデビュー。
2004年3月にアルバム『女のコ』『パンツの穴』をSMEJから、性的な面で過激な歌詞の楽曲を集めた『片思ひ』をインディーズのロフトレコードから同時リリースし、名実共にメジャーデビューを予定するも、発売直前に『片思ひ』の作品の内容にレコード会社が難色を示し、急遽『片思ひ』のみ発売中止となる事件が生じた。
SMEJとは契約を解消のうえ『片思ひ』は3ヶ月後に再発。以降インディーズでの活動を続ける。

1999年12月24日、クリスマスイブに結成。

2000年1月より、奇数月の最終土曜日に「ティッシュタイム」という定期ライブイベントを開催する。
2001年3月、デモCD-R『みき17才』をライブ会場にて販売。
2002年4月、1stアルバム『恋のABC』をリリースし、ロングセールスを記録。4万枚を売り上げた。
同年11月、2ndアルバム『彼女ボシュー』をリリース。3万枚を売り上げた。

2003年7月、サンボマスターとのスプリットアルバム『放課後の性春』をリリース。
9月、シーモネーター(現SEAMO)とのコラボレーションシングル『家出/恋のABC』とアナログ盤『恋のチンチンマンマン』を同時リリース。
2004年3月、アルバム『女のコ』『パンツの穴』2枚同時発売でソニー・ミュージックエンタテインメントよりメジャーデビュー。

2006年2月、ライブアルバム『ティッシュタイム』をリリース。
7月、初めてのDVD『裸の大将 〜野に咲くバカのように〜 オナマシ1999〜2006』をリリース。
2007年6月、3年ぶりにアルバム『義雄』をリリース。
イノマー40歳記念作として、アルバム名、ジャケットともに実の父を起用した。
2008年4月、初のベストアルバム『オナニー大図鑑』をリリース。

2016年12月、10年ぶりのアルバム『冤罪』をリリース。
2018年12月、20周年記念アルバム『オナニー・グラフィティ』をLOFT RECORDSよりリリース。

2019年12月、ボーカルのイノマーが死去し、解散した。

今夜は、オナニーマシーンのパンキッシュ・サウンドでみんな踊ろう。

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