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Scoobie Doを聴こう

SCOOBIE DOは、日本の男性4人組のファンクバンドである。

幼馴染であるマツキとコヤマが、バンド名を決める際に眺めたレコードカタログでCalvin Arnoldというアメリカ人R&Bシンガーの「SCOOBIE DO」という曲名を気に入り名づける。
米アニメ「スクービー・ドゥー」(弱虫クルッパー)にちなんだものではない。
Scooby DooとSCOOBIE DOでスペルも違う。

60年代・70年代のソウル・ミュージックや、リズム&ブルース、ロックからの影響を濃く受けており、激しいライブパフォーマンスを行う。
現在、既存のファンク・ミュージックの枠には当てはまらない幅広い音楽をしているということで、自らの音楽を2005年より「Funk-a-lismo!」(ファンカリズモ)と称している。
ステージ衣装は、「洋服の並木」によるオーダーメイド。2015年リリースの「新しい夜明け」のミュージックビデオでは撮影現場として利用している。

1995年、幼稚園からの幼馴染であるマツキタイジロウとコヤマシュウが、同窓会で再会したことにより、バンド結成。
当初は'60年代の黒人R&Bのカヴァーを中心に、新宿JAM等でダンスバンド的に活動をする。
11月に、コヤマシュウの紹介で、現ドラマーのオカモト"MOBY"タクヤが加入。
オリジナル曲も徐々に増えはじめる。

1998年6月、ベースにセキグチケンタロウが加入。8月にUKプロジェクトから通算3本目のデモテープを下北沢CLUB Queでの人気イヴェント「ビバヤング」にて発売。
その日のうちに2社からオファーを受ける。

1999年3月、K.O.G.A.RecordsからEP『夕焼けのメロディー』をリリース。
5月、メンバーチェンシにてベースに中野智宏が加入。
11月、UKプロジェクト内のレーベル"DECKREC"から1stアルバム『DOIN' OUR SCOOBIE』をリリース。

2000年12月、EP『No.3』をリリース。
このころまではフレアパンツにサイケなシャツというスタイルだった。

2001年、現在のモッズスーツを着てライブをやるスタイルを確立すると同時に、ベースの中野が脱退。その後、MOBYの大学の後輩であるナガイケジョーが加入し、現在のメンバーに落ち着く。
9月にアルバム『BEACH PARTY』をリリース。

2002年2月から2か月半で全都道府県49公演をまわるツアー「Soul to Soul」を敢行。
6月にコンパクト・アルバム『GET UP』でメジャーデビュー。
その後はジョーの学業を優先させるため、イベントとレコーディング以外の仕事は断り、1stアルバム制作に専念。
11月、ファーストシングル『路上のハードボイルド』をリリースし、NHK総合「POP JAM」に出演。

2003年2月、1stアルバム『BREAK ROCK』をコピーコントロールCDで発売する。
当時のオフィシャルサイト掲示板に、ビクターのIPで「CCCDに不安な点はメーカーに聞くと良い」と書き込まれ、後にインディーズ時代から続いていた掲示板を閉鎖、サイトを移転する。
7月、シングル『ラストナンバー』をリリース。
8月、「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO」出演。
9月、マツキタイジロウが過労とストレスによる体調不良で倒れ活動休止。
メンバーは個人活動と音源作りに専念する。
11月、両A面シングル『風の恋人 / 茜色が燃えるとき』をリリース。

2004年3月、マツキタイジロウの回復に伴い、ライヴ活動を再開。
マツキタイジロウがライブ中にステージでまともに喋ったのは、この復活ライブの時のみ。
4月、シングル『パレード』をリリース。
5月、全国ツアー「Here We Do Again!」開始。
7月、メジャー2ndアルバム『Beautiful Days』をリリース(ちなみにCCCDではなかった)。
9月、代官山UNITにて、初のメンバー発信のレギュラーナイトミーティング「Root &United」スタート。

2005年1月、第2回「Root & United」を代官山UNITで開催。
その後、3回・4回と続き、SOIL&"PIMP"SESSIONS、RHYMESTER、ZAZEN BOYSなどとセッションし、自分達の音楽を標榜する言葉として「Funk-a-lismo!」(ファンカリズモ)を掲げるようになる。

2006年6月、日比谷野外音楽堂にて、結成10周年記念イベント「Royal Funk-a-lismo!」を実施。
7月、プライヴェート・レーベル「CHAMP RECORDS」を立ち上げ。

2007年4月「トラウマティック・ガール」をリリース。
向井秀徳(ZAZEN BOYS / エンジニアも担当)のプライヴェート・スタジオ「MATSURI STUDIO」にて録音。
ツアー「Funk-a-lismo!vol.3」開催。
8月、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in EZO出演。
12月、COUNTDOWN JAPAN 初出演。

2008年4月「パラサイティック・ガール」をリリース。
ツアー「Funk-a-lismo!vol.4」開催。
8月、初の会場限定ライヴ盤「Bootleg-tic Girl」販売開始。
その後、ライブチャンプとして着実に名をあげつつ、年間百本近くのライブをこなす。
SUPER BUTTER DOGや東京事変との対バンなどを行う。

2015年、結成20周年イヤーとして、バンド二度目となる日比谷野音音楽堂でのワンマンライブ「ダンスホール野音」を開催した。

今夜はScoobie Doのファンキーなナンバーでみんな踊ろう。

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