山嵐を聴こう
山嵐は、1996年に結成された日本のロックバンドである。
神奈川県の湘南を拠点に活動を続けている。
2002年4月に自身のバンドの自主レーベル「豪直球」を設立。
最初はKORNのようなヘヴィメタルにラップを乗せるスタイルでバンドをやりたいと考えていたKOJIMAがデモテープを作成し、他のメンバーと意気投合したことがバンド発足のきっかけであった。
バンド結成年の1996年当時は、KORNやRage Against the Machineが日本でもブレイクし始め、Limp Bizkitはまだデビュー前であった時期であったが、そんな中で日本でもラウドロックとラップの融合を実現させた“ミクスチャーロック”のオリジネーターのひとつと認識されている。
メンバーのほとんどが大酒飲みで知られており、出演するライブやイベント後の打ち上げは壮絶なものになるというのは、バンド仲間の間では有名。
10-FEETは「見た目怖いけど、めっちゃきさく。でも後輩とかは『酒の席で山嵐さんおったら終わりや。特にTAKESHIさん』と言っている」と語っている。
過去に2回、テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』に出演した経験がある。
般若、SHINGO☆西成、妄走族、OZROSAURUS、サイプレス上野とロベルト吉野などヒップホップアーティストからの支持も厚く、彼らのライブイベントでバックバンドを務めることも多い。
東日本大震災以降、江の島での開催が厳しくなった「湘南音祭」に替わり、武史が立ち上げ・運営に携わる男鹿ナマハゲロックフェスティバルを秋田県男鹿市で開催。毎回大トリを勤めている。
1996年結成、湘南エリアを中心に活動を始める。
オリジナル・メンバーは、YOSHIAKI ISHII(Drums)、武史(Bass)、KAZI(Guitar)、KOJIMA(Vocal)、SATOSHI(Vocal)。
1997年6月、メガフォースより1stアルバム『山嵐』をリリース。
1999年には2ndアルバム『未体験ゾーン』をリリース。
本作品ではラッパ我リヤとのフィーチャリングを果たし、後のコラボレーションアルバムリリースへのきっかけを作る。
2000年10月、麻波25のYUYA OGAWA(Guitar)が加入、現在の布陣となる。
2002年4月、メガフォースから独立、レーベル「豪直球」を設立。
同年6月、シングル「山嶺」を皮切りにドリーミュージックからのリリースを開始。
2003年10月には、ラッパ我リヤや湘南乃風、ケツメイシの大蔵、MONGOL800のキヨサク、Leyona、MOOMINなど、彼らを支持する様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションアルバム『COLORS WATER MUSIC』をリリース。
2003年11月20日大阪ベイサイドジェニー、12月3日川崎クラブチッタで行われた、この作品に参加したアーティストが一堂に会したライブ映像に加え、ライブを迎えるまでのドキュメンタリーで綴った映像作品DVD『6 COLORS』もリリース。
2005年5月、主宰の人気野外イベントの布石となる「湘南音祭 Vol. 0」を開催。
結成10年目となる2006年には初めてのプロデューサーとして亀田誠治氏を迎え新境地を切り開いたアルバム『湘南未来絵図』をリリースした。
2006年7月には「湘南音祭 Vol. 0.9」を開催。
横浜八景島シーパラダイスでの初野外開催となり、今や恒例の人気野外フェスと成長した。
2007年6月の「湘南音祭 Vol.1」は、かねてからの目標だった江の島の特設野外ステージで開催。
翌週には横浜でも開催され、本イベント初となる2day開催となった。
2008年6月には、完全自主制作で自身のレーベル「豪直球」から、2年振りとなるアルバム「狼煙-NOROSHI-」をリリースする。
2010年2月にはポニーキャニオン内の先鋭レーベルKnife Edgeより、9作目となるアルバム「PRIDE」をリリース。
2011年8月にはレーベルを徳間ジャパンに移し、通算10作目となるアルバム「YAMABIKO」をリリース。
11月には、結成15年目を記念し、この年開催が見送られた「湘南音祭」の番外編と題した東名阪でのライブイベントを展開。
2015年7月には、7人目のメンバーとして元THC!!のKAI_SHiNEの加入が決定したことを発表。
バンド結成20周年を迎えた2016年7月、5年ぶり通算11枚目のオリジナルフルアルバム「RED ROCK」をリリース。
2019年4月、所属レーベルをHEY-SMITHらを抱えるCAFFEINE BOMB ORGANICSに移籍。7月には自身の名曲をリレコーディングしたベストアルバム「極上音楽集」をリリースするとともに、2019年~2020年にかけて全国ツアーを行った。
今夜は、山嵐のラウド・ミュージックでみんな踊ろう。