自宅の風呂場で流れた名曲の話。

私がTwitterを始めた2008年頃は、まだmixiの延長線上的な、身内のノリのつぶやきサイトという感じでした。

今は不特定多数につぶやきが拡散しすぎること、かつての2chのような匿名性の強い誹謗中傷が目に付くこと、そして自分の言いたいことを140文字で伝えるのは無理があるのでは…ということで、もう少し気楽にどうでも良いことを書ける場所が欲しくて、とりあえずnoteに書き綴ってみることにしました。

いつまで続くかは誰にもわからない…。

というわけで、今日は本当にどうでも良い話を書きます。


私には夫がおりまして、その日の夜は夫が先にお風呂に入ったのです。

夫はお風呂に入るとき眼鏡を掛けずに入るので、風呂場の様子がよく見えないらしく、湯船の中にたまに洋服の毛玉なんかが浮いたりしています。いつものことなので、私は毎回さほど気にせず毛玉を掬って排水溝に流しているのですが…。

その日の湯船には毛玉は浮いておらず、普通に湯船に漬かりました。しかしふと洗い場を見ると、夫のアソコの毛が1本、洗い場の端っこの方に佇んでいる。これもまあよくあることなのですが、その日の毛は違いました。

毛がひらがなの「る」の形をしているのです。

なんというレア毛!(喜ぶな) しかしアレな毛ですので、私はそっと桶おのお湯で毛を流そうとしました。するとその「る」の形をした毛は、水流の勢いにも負けず「る」の形をしたまま流れていくではありませんか!! しかもしぶといことに、そのまま排水溝に流れていくかと思いきや、「る」の形を維持したまま排水溝をすり抜けて洗い場の反対方向に流れていく…。

そんな優雅な毛の流れを見ていたら、私の脳裏にとある曲が流れ始めたのです。それは由紀さおりが歌う「夜明けのスキャット」でした(特に由紀さおりの世代ではないのに何故…)。

「るーるーるるるー♪」洗い場を流れる毛がなんとも優雅に見えます。

私はつい楽しくなり、しばらく「夜明けのスキャット」を脳内再生しながら、「る」の形をしたアソコの毛がゆったりと排水溝に流れ行くのを魅入っていたのでしたーー。


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