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【ライブレポ】Lucky Kilimanjaro 自由“10”に踊ろうTOUR

参戦してきました。
まず一言で言いますと、

最高すぎる

これに尽きますね。安直ですが。
選曲を始め、曲間のInterludeも最高、今回は神席だったこともあり、メンバーの方々の表情や使っている楽器機材まで全部見えました。
頑張って生きてたらこんな事もあるんだなぁと。
あと何より、晴れましたね、野音。
去年のRockin'Radioと今年のYAON DANCERSも参戦したのですがどちらもなかなかの土砂降りだったので、今回も雨具を持っていっていたのですが、自分史上初カッパなし野外、踊りやすくて最高でした。
それではこの先は楽曲ごとの感想を書きますね。
まだ参戦していない方、参戦予定の方はネタバレ注意です


⚠️⚠️⚠️
ネタバレ注意
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1.果てることないダンス

最初からぶち上がりで踊りまくり。
正直物販列で音漏れ聞こえていたので分かっていたのですが、分かっててもテンション上がりました。
全員が【この瞬間を待っていた】と踊り出すのは何回体験してもたまらない瞬間です。
幸丸さん(Vo.)の煽りも、いつもより多くて良かったですね。

2.350ml Galaxy

最近のライブではこの曲が早めに入ってる印象です。
早めに乾杯して酔わせる戦法なのでしょうか。
なんにしろ、未成年の自分でも酔ってるくらい楽しめるこの曲最高です。
そして恒例のビールジョッキと乾杯。
席が近いと本当に幸丸さんと乾杯しているように感じて幸せでした。ペットボトルですが。
早くお酒が飲めるようになりたいですね。

3.Fire

YAON DANCERSに続き、古めの曲をやってくれるのは嬉しいですね。
この曲は特にFavorite Fantasyの中でも好きな曲なので、新参者なのに2回も聴けて最高でした。
サビ前のクラッカーが爆ぜたようなワクワクする音は思わず飛び跳ねてしまいます。
自分の周りの席は、この曲の時は特に自由なダンスな印象でした。

4.後光

FireからのInterludeのいのっち(Ba.)のベースソロ、YAON DANCERSの時もそうでしたがさすがに痺れますね。
楽器の中でベースが一番好きなので、あのソロが毎回あるとめちゃくちゃ嬉しいです。
4曲目で既に汗だくだったので、夏のど真ん中な感じがしてぴったりな曲でした。
テンポ的にも踊りやすくて楽しいです。

5.FRESH

この曲は予想してませんでした。
ライブで初めて聴いたのですが、晴れた野外にめちゃくちゃぴったりでしたね。
サビの【Fresh!Fresh!Fresh!Fresh!】をあの人数でやるのめっちゃ楽しかったです。
ダンサーたちにもぎたてみかんの生搾りジュースみたいなフレッシュさを感じました。

6.車のかげでキスを

これもびっくりでしたね。
イントロが始まった時、幸丸さんが『このメンバーで初めて形にした曲』と言っていました。
このくらいのテンポでゆるゆる踊るのもラッキリのライブの醍醐味ですね。
暑いけど風が爽やかなこの日の気温がぴったりでした。

7.Kimochy

ここで来るか!と思いました。
このバンドは本当に踊ること、踊らせることに命かけてるなと。
前の方の席の人はみんなめちゃくちゃ声でかくて、wooYES!が爆音だったので、幸丸さんが爆笑してましたね。
サビ前の1!2!3!4!が楽しすぎる。
スローテンポになるところでは、幸丸さんが少しずつ崩れていって、最終的に寝転んじゃってました。

8.Burning Friday Night

この曲のInterludeはさすがに何回も行ってたらしい覚え始めました。
特徴的なメロディが流れ、幸丸さんが『この曲歌えますか!この曲踊れますか!?』と言ったあと、maotakiさん(syn.)による恒例の『大阪踊れてる?』で客席は大盛り上がりでした。
イントロとAメロでサイドステップで踊る人たちが大好きです。
そして個人的大好物の、間奏のギターソロ。
ジーコ(Gt.)と幸丸さんのエアギターによる背中合わせの掛け合いがめちゃくちゃにかっこよくて大好きです。

9.エモめの夏

幸丸さんによる『夏始めれますか!?』(うろ覚え)で始まった飛び跳ねナンバー。
【もう戻れない】や【あぁもう!落ち着かない】をコールアンドレスポンスするの大好きです。
前の人が【うるせぇで片がつく】の【うるせぇ】で「うるせぇ!!!」って感じの動きしてて最高でした。
【愛してんぜ この夏を!】のところは『愛してんぜ大阪!』でテンション爆上がりでした。

10.週休8日

これだけ踊らせたあとに【休め 命令】とか言いながらまた踊らせるのもなかなか皮肉ですがそれも良しです。
Lucky Kilimanjaroは矛盾バンドとご本人も言ってましたね。
それはそうと、YAON DANCERSではやらなかったこの曲を久々に聴けて嬉しかったです。
【週休1でも2でも3でも4でも5でも6でも7でも8でも…】のところ、幸丸さん毎回分かんなくなっちゃうんですかね。

11.千鳥足でゆけ

めちゃくちゃにうろ覚えですが、ここのInterludeかっこよかった記憶です。
みんなでよいよいよよいするの楽しいですね。
今回の大阪は酔っぱらいが多めな印象がありました。
【フロウfrom神保町 飄々と】の語呂感が好きなので、それに合わせて手を挙げるの楽しかったです。

12.KIDS

合いの手の「あーあ」がめちゃくちゃ響いてました。
【Hey, Catch me】もちょっとうるさいくらいみんな歌ってて、これまた幸丸さんが『めっちゃ歌えるな!』って爆笑してました。
踊りはバラバラなのに揃う時は揃うあの一体感、他にはなくて良いですね。

13.夜とシンセサイザー

いつかライブで聴きたいとずっと思ってた曲のうちのひとつでした。
少しずつ暮れはじめて、いちばん綺麗な時間だったように思います。
柴ちゃん(Dr.)の力強いリズムに幸丸さんの優しい歌詞と歌声が最高にマッチしてめちゃくちゃ泣けました。
この日が来るまで、少しもやもやすることが多かったので、【せめて話を聞くよ】【強い歌贈るよ】なんて言われたらもう号泣ですよね。

14.太陽

少ししんみり感動したあとの太陽はもはや反則だと思います。
《夜とシンセサイザー》が終わって一瞬音が止まった後に響いた【踊れや!ほいやっさ!】には鳥肌でした。
この曲はラミちゃん(Perc.)がかっこいいこといっぱいやってる印象です。
手元までよく見えましたが、踊るのに夢中であまり見ていませんでした(笑)
個人的踊れる曲ベスト3ですので。

15.ファジーサマー

この曲をここに持ってきたの天才だと思います。
さっきよりももう少しだけ暗くなって照明が綺麗になって、涼しさも増した中でのこの曲は最高に合ってて良かったです。
もっと夏本番でも合いますが、この曲は「サマー」でもこれくらいの季節が1番合う気がします。

16.とろける

この曲もいつかライブで聴きたかったので嬉しかったです。
こんなにゆったりした曲なのに全員が違った感じで揺れていて、アップテンポとは違うしっとりした雰囲気が最高でした。
タイトル通り、とろけてしまいそうな空間で、より一層好きになりました。
ベッドに対する愛をこんなに綺麗に書ける人なかなかいないですよ。

17.MOONLIGHT

この曲はラッキリの中でも特にライブ化けする曲なんじゃないでしょうか。
照明の使い方が天才すぎるんですよね。
《とろける》から二連続スローテンポにも関わらず、飽きや退屈は来ないです。
むしろ好きです、ラッキリのライブのスローテンポ。
室内だと見られる一人一人にスポットが当たるあの演出も好きですが、ミラーボールのある会場でしか見られない、宇宙空間のような美しすぎる空間本当に好きです。
この曲もめっちゃ泣けました。

18.踊りの合図

反則パート2です。
自分はこの曲がこの世で一番と言っても過言ではないほどに好きなのですが、今回は神的タイミングで入れてきたこともあり、いつもの倍くらい暴れ踊り狂いました。
イントロになった瞬間揺れ出す鰹節ダンサーたちも、2番のAメロでダウンなダンスになるダンサーたちも、サビ前のクラップが完璧に揃うダンサーたちも本当に大好きです。愛してます。
ここから後半戦突入!といった感じで(実際言ってたかも)後半戦初めに最強なナンバーでした。

19.でんでん

YAMAODORI 2023あたりから定番になっている《踊りの合図》→《でんでん》のInterludeめっちゃ好きです。
この2曲の運動量半端ないです。
maotakiさんのでんでんダンス覚えたいですね。
隣はちびっことお母さんらしき女性だったのですが、二人で【特異点 踊れや このでんでん】と叫んでてすごく良かったです。

20.次の朝

来ました新曲。
この曲はライブでやるのを本当に楽しみにしていました。
【踊れば】大合唱からの間奏のダンス、泣きそうなくらい最高でした。
というか多分泣いてました。歌って踊りながら泣いてました。
maotakiさんも少しうるっとしていて、それが移ってもっと泣きました。
【あなたに届いて太陽】この歌詞が好きすぎるので、生で聴けて本当に嬉しかったです。
アウトロのギターとベースとドラムが優しくてまた泣けました。

21.実感

美味い!!!!最高!!!!
ちゃんと記憶がある状態で生で聴く実感、本当に美味しかったです。
【生きている感覚 ベースブンブン踊って】ではいのっちのシンベがブンブン言ってて満たされました。
間奏の爆踊り部分最高ですね。
全員見事に自由バラバラで、これこそラッキリなんだなぁと思いました。
一番最後の【さよならする日も〜信じている】の部分は、幸丸さんが前の方に出てきて、客席を見つめながらとても大切そうに歌っていたのが印象的でした。

22.無限さ

テンションの繋ぎ方が相変わらず上手いですね。
終わりに向かっている切なさと、歌詞の【無限さ】でまたいつでも会えるよと言われているような感覚が混じって、感情がぐちゃぐちゃになりながら踊りました。
【星が見えるよって教えてあげる】でみんな上を向くのとてもいいですね。
残念ながら少し雲が出ていて星は見えませんでしたが、きっとダンサーたちの心の中は満天の星空だったと思います。

23.HOUSE

これだけの曲数やってまだこんなにも踊らせる曲隠し持ってるのすごくないですか?
この曲は自分がラッキリに出会った曲なので、踊るのが本当に楽しいです。
【何も無い休日だからこそ】の後幸丸さんがマイクをこちらに向けると、野外で汗だくになってるのにも関わらず【ここから出ない】と叫ぶダンサーたち。
やっぱり矛盾してますよね。最高です。
【退勤→即効帰宅】からの踊り楽しいですよね。
この日は幸丸さんもいつもよりもちょっと気合い入った踊りしてた気がします。

24.ひとりの夜を抜け

ついに最後の曲です。
ラッキリのライブは行けば行くほど体感時間短くなっていると思います。
YAON DANCERSでもこの曲で終わりましたが、この終わり方自分はめちゃくちゃ好きです。
寂しくならないし出し切れる感じがします。
全体的にラミちゃんのシェイカーが効いてて良いですよね。
こんなに踊れる曲ですが、歌詞はめちゃくちゃ優しくて寄り添ってくれるんです。
元気が出ない全人類この曲を聴くべきだと自分は思います。

encore

1.Super Star

アンコールに最初のアルバムの最初の曲持ってくるのめっちゃ良くないですか??
YAON DANCERSでは一番最初の曲でしたが(この時はアレンジが最強でした)このタイミングもめちゃくちゃ良いなと感じました。
サビの【スーパースター】で一気に跳ね始めるの大好きです。
間奏のSuperSynthesizer maotakiソロめちゃくちゃかっこよかったですね。

2.Call Me Baby

これまた古い曲。嬉しいです。
YAON DANCERSに続いて演奏してくれる昔の曲多くて嬉しいですね。
『Fo〜woo〜woo〜』のところで踊るの好きなんですが、周りの人はあまりやってませんでした。
それでも踊りますけどね。ラッキリのライブはそういう場所です。
『Yeah Yeah Yeah Yeah〜』のところはみんなで踊りました。
【踊る合図を!】のところの開放感大好きなんですよね。
あそこで音を浴びるように手を広げるのが好きです。

ここにMCが入りました。
10周年だから違うことをさせたいという幸丸さんにMCを任せられたのは、ラミちゃんとmaotakiさん。
ラミちゃんはパワハラだと言っていました。
大阪ではNOON+Cafeというところで初めてライブをした話や(ラミちゃんNOONをMOONと間違えていました)、機材トラブルでラミちゃんが10分くらい繋ぎを任され、TWICEの話とかをしたけどスべり倒した話、来年の大阪公演の告知などを話してくれました。
maotakiさんが告知の際に幸丸さんに確認しに行ったり、ラミちゃんが話すことが無くなってしまったりと少し不慣れ感が出ていましたが、それも面白くてとても良かったです。
他の公演ではいのっちと柴ちゃんとかになったりするんですかね。
そしてYAMAODORI 2024to2025ありがとうございます!!
2人が話し終えたら、いつものようにみんなが一言ずつ言う形でMCが回りました。
個人的に柴ちゃんの気の抜けた感じと『なんで笑ってんの(笑)』とちょっととぼけた感じがとても好きでした(笑)
誰が言ったか忘れましたが(恐らくラミちゃんかいのっち)物事を長く続ける秘訣として、愉快な仲間たちとなにかをすると言っていたのがとても面白かったです。
全員から全員に対する愛を感じました。

3.君が踊り出すのを待ってる

この曲毎回やってるし毎回始まり方同じなのに毎回感動します。
MCに少しかぶせて始まるのエモい(使い方合ってる?)んですよね。
バンドのライブだと、最後にいっちばん盛り上がる曲を持ってきて完全燃焼させるような感じがしますが、ラッキリはゆるゆる踊りながら終わるのがめちゃくちゃ好きです。
少しずつ現実と織り交ぜてゆっくり地上に下ろしてくれるような感じがするんですよね。
次の日も延長線上で踊りながら生活してる感じがします。
無理やり踊らせるのではなく、君が踊り出すのを“待ってる”。最高にラッキリらしいですね。
幸丸さんがメンバーひとりひとりの近くに行って嬉しそうに歌っていたのがとても印象的でした。
この曲の最後は少しずつrit.がかかって終わりますが、その前にテンションの上がったジーコがステージを飛び出し客席に行ってしまったので、最後の【待ってる】を言う前に幸丸さんが『あいつどこ行っちゃったんだ』と言っていたのがツボでした(笑)

最後はジーコも無事に帰ってきて、謎のmaotakiさん投げキッスコーナーがあったり、ジーコが自分の斜め2列前くらいのちびっこにピックを手渡ししたりして、最後まで笑顔が絶えない公演でした。
本当に楽しかったので、しばらく自分の席でぼーっとしてしまいましたが、肌寒くなってきたため帰りました。
次の公演も必ず行きます。
本当にありがとう、Lucky Kilimanjaro。

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