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本当!? 米メディアが仰天の説を披露「大リーグがナ・リーグにもDH制を導入したのは、大谷翔平にドジャースでプレーしてほしかったからだ」

米メディアが仰天の説を披露した。米スポーツサイトのジョンボイメディアは30日(日本時間5月1日)、X(旧ツイッター)に「以前のナショナルリーグは3イニングに1度、自動的にアウトになるシステムだったのは覚えているか? みんな『お気に入りの制度だったのに』と自分にうそをついていた」と投稿。これに対し、米ネットラジオ局のシックポッド・アダムランクが「素晴らしい制度だったし、みんな愛していた。だが、大リーグ機構が大谷翔平に(ドジャースの本拠地がある)チャベス・ラビーンでプレーしてほしかったから、ルールを変えたんだ」と主張した。



 ドジャースのナ・リーグは3年前までDH制でなく、投手も打席に立っていた。一方、大谷が昨季まで6年間所属したエンゼルスのア・リーグは1973年からDH制を導入している。

 荒唐無稽な主張だと言いたいところだが、大リーグが大谷のためにルールを変えた例は一度ならずある。大谷の活躍を受け、2020年は選手区分にこれまでの投手と野手に加えて一定の条件を満たした選手に「二刀流」という枠が設けられた。二刀流選手を擁するチームは、投手を余分に一人ベンチ入りさせられることになった。
 また、大谷は同じ試合で先発投手とDHを兼務する『リアル二刀流』をこなすこともあるため、22年からは先発投手が降板後もDHとして試合に残れるようになった。

 さらには16年に締結された労使協定で、25歳未満の海外FAとの契約金は最高でも500万ドル(約7億9000万円)程度に制限されるようになった。これは、当時日ハムの大谷がメジャー挑戦した際、数百億円規模の契約になることを回避するための措置と目されている。実際、17年に大谷がエンゼルスに移籍した際は契約金230万ドル(約3億6000万円)、年俸54万5000ドル(約8600万円)に抑えられた。

中日スポーツ

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