販売方法の話(教育って?)

さて、一度話を整理します。

まず「起業」のためには、

・商品
・販売方法

の二つを用意する必要があります。

今は「販売方法」の話をしていて、
商品が「他人が作ったコンテンツ商品」
つまり「データ」なので、
インターネットを使った販売方法をとることになります。

インターネットで販売をするためには、
「集客」と「販売」を分けて考える必要があります。

「集客」とは、
見込み客に集まってもらうこと。

見込み客とは、
「商品を購入してくれる可能性がある人」
です。

では、
対面のない状態で、
インターネット上だけでその人が、
「ただの閲覧者」なのか「見込み客」なのかは、
どう判断するのかというと、
「何かしらに登録してくれる人」=「見込み客」
なんですよ、というお話をしましたね。

ここで言う何かしら、とは、
・メルマガ
・LINE
・facebookグループ
などのことです。

これらに登録をしてくれる人が見込み客です。

ここまでが前回まででお伝えしたことですね。

では、
「見込み客」はすぐに商品を買ってくれるでしょうか?

もしかしたら、すぐに買ってくれるかもしれません。

でも、価格帯にもよりますが、
多くの場合は、すぐに商品を購入してくれるわけではありません。

・メルマガ
・LINE
・facebookグループ

これらは基本的には無料で登録されるものなので、
「明確な買い物の意思」
はこの時点ではないことがほとんどです。

この段階ではまだ、
「情報を集めている」
という段階です。

この段階で急に、
「今お得なのでこれを買いませんか?」
なんてやってしまうと、
お客さんは一気に冷めて、離れていってしまいます。


服屋さんなんかで、
なんとなく暇つぶしでお店に入っただけなのに、
「サイズご用意しますよ」
「今これがオススメなんです」
って、あんまり積極的に話しかけられると、
すごくプレッシャーを感じませんか?

あれと同じような状態です。


例えばスーパーの実演販売なんかもそうですよね。

「寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」

って、何か騒いでるから見にいってみたら、
「このなんでも落ちるアニバーサリーウォッシュが今日は1000円!いかがですか!?」
なんて急に言われたら。。。

「いや、いかがもなにも、騒いでたから見に来ただけだし」
「急に押し売りなんて怖い」
「捕まる前にさっさと逃げよう」

ってなっちゃいますよね?

でもこんな感じだったらどうでしょう?


ーーー

寄ってらっしゃい見てらっしゃい!

世にも不思議なアニバーサリーウォッシュ。

例えばこの床。

床に、クレヨンでーーー、
ぐちゃぐちゃーーー!

クレヨンは油ですからねー、
落ちないんですよ。

あーら困った困った。

こんな時、奥さんどうします?

水拭き?

これ、水拭きしちゃうと余計に床に染み込んじゃって、
ワックスが効いてない木材の床だと、
どんどん落ちなくなっちゃうんですよ。

クレヨンが染み込んじゃってさあ大変。

じゃあ、どうしますか?

洗剤使います?

下手な洗剤使って床が傷んじゃったらいやですよね?

こんな時、
天然成分なら木材の床でも安心です!

酵素って聞いたことないですか?

油汚れにはパパイヤの酵素が一番!

このアニバーサリーウォッシュはパパイヤの酵素を粉末状にしました。
これをサッと水で溶いて、スプレーに入れて
しゅっしゅっしゅっと三回吹きかけてください。

それを、乾いた雑巾でかるーく、ですよ、奥さん、かるーく。

さっさっさ。

ほーら落ちちゃった!ね!すごいでしょ!?

しかも、化学的な洗剤とは違って、
パパイヤ酵素は安心安全な天然成分。
拭いた後に小さなお子さんが床をなめちゃっても全く問題ありません!

さあ、このアニバーサリーウォッシュ!
粉末を水に溶いて使うから、
見た目よりもずっとたくさん使えますよ。

このボトル一本で一般的な家庭用洗剤の、
なんと10本分!

これがなんと、1本1000円だったらお買い得ですよね?

ところが、今日だけ限定2本買ってくれたら、
1200円にしちゃう!

1本1000円と2本で1200円、どっちにします!!??

さーどーぞ!

ーーー

というような感じで実演があったら、、、

もしかしたら、思わず買っちゃうかもしれませんね。

最初の
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」
が「集客」だとすると、
最後の1本1000円、2本で1200円、なんていうところが、
「販売」と言えます。

では、その間の部分はなんでしょう?

これは「集客」でも「販売」でもないですよね?

実はこれを、
「教育」
と呼びます。

「教育」
というのは、
「見込み客」に商品の必要性を知ってもらい、
「欲しい!」と思ってもらうまでの一連の流れのことを言います。

「集客」して即「販売」しようとしても、
そう簡単に商品は売れません。

これはインターネットでも実演販売でも同じ。

必ず、
「集客」→「教育」→「販売」
という流れを作る必要があります。

ではインターネット上でそれはどうしたらいいのか、
というお話はまた次回にしようと思います。

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