販売方法の話(「集客」と「販売」)
ということで、
起業というのは、
・商品
・販売方法
の二つがあれば可能。
そして、
商品の調達方法としては、
「形のない商品(データ)をよそから持ってくる」
がベスト。
さらに、
・自分自身が興味がある
・自分自身が取り組んでいる
・どういう人にオススメか、ある程度イメージできる
・成約単価が2万円以上(できれば3万円以上)
・しっかりとした販売実績がある
こういったものを選ぶことが大事、
というお話をしてきました。
では、そういう商品を見繕ったら、
今度はそれをどうやって販売するのか、
という話になってきます。
ここからは、
「販売方法」
のお話をしていきますね。
まず、販売方法を大きく分けるとしたら、
・インターネットを使う方法
・インターネットを使わない方法
の二つに分かれます。
が、
今回は形のないデータ商品、
つまりコンテンツ商品を扱うようになるので、
インターネットを使わない、という選択肢は、
あまり現実的ではありません。
チラシを配って、
QRコードで読み込んでもらって、
そこから購入、というのは、
ちょっと遠回りというか、
そんなことをしてもみんな怪しがって、
きっとQRコードを読むことすらしないと思います(笑)
なので、
インターネットを使って集客して
商品を販売していく、
という「販売方法」を考えたほうが現実的です。
さて、
ではどうしたら、
インターネットを使って、
集客をして、販売ができるようになるのでしょうか?
と、
ここで「集客」と「販売」という、
二つの言葉が出てきました。
あなたは、
「集客」と「販売」というこの二つの言葉の違いを、
きちんと説明することができますか?
「集客」=「お客さんを集める」
「販売」=「お客さんに売る」
というのが一般的な考え方ですよね?
例えばコンビニがあるとして、
「集客」がうまくいっている、
というのはどういう状態でしょうか?
そのコンビニに、お客さんがたくさん訪れてくれている状態ですね。
この時、
「お客さん」というのはどういう人を指すでしょうか?
「商品を買ってくれるかもしれない人」
ですよね?
「トイレを借りにくるだけの人」
「立ち読みしかしない人」
こんな人たちでお店の中が溢れかえっていたら、
大変なことになってしまいます(笑)
そういう人たちはお客さんにはなりにくそうですよね。
ただ、
これを買う!という明確な意思がなかったとしても、
買い物するかもしれないし、しないかもしれないけど、
少なくとも何か買うかもしれない人だったら、
たくさんきてくれたら嬉しいですよね?
こういう人を、
「見込み客」
と言います。
つまり、集客というのは、
「見込み客を集めること」
なんです。
人を集めることではなく、
「見込み客を集める」ということ。
この違いをしっかりと理解してください。
さて、
「集客」と「販売」の違いに話を戻しましょう。
コンビニの例で行くと、
「見込み客がたくさん集まる」という状態は
「集客」がうまくいっている状態です。
でも、
これだけでは売り上げにはなりません。
お客さんが商品を手に取り、
レジまで持ってきてくれて、
お金を払ってくれなくてはいけません。
ここまでできて、
「販売」
が成立します。
つまり「販売」がうまくいっている状態というのは、
お客さんがカゴに商品をたくさん入れてレジまで持ってきてくれて、
きちんと支払いをしてくれて、
しかもそんなお客さんが繰り返し訪れてくれる状態、
のことを言います。
なのでやっぱり、
「トイレを借りにくるだけの人」
「立ち読みしかしない人」
ばかりが集まっては困るんです。
「見込み客」ではないですからね。
ひとまずここまでで理解してほしいのは、
「集客」=「見込み客を集めること」
「販売」=「集まった見込み客が商品を購入しお金を払ってくれること」
ということです。
そう考えると、
「集客」と「販売」って、
繋がってはいるけど別物なんだな、
ということが理解できると思います。
が、
コンビニだとわかりやすかったこの話も、
インターネット上だとちょっとわかりにくくなりませんか?
インターネット上で、
「見込み客が集まる」
というのはどういう状態でしょうか?
インターネット上で、
「集まった見込み客が商品を購入しお金を払ってくれる」
そのためには、どうしたら良いのでしょうか?
それはまた次回お伝えしようと思います。
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