お茶は何色なのか、という話

今日は、お茶は何色なのか、というお話をします。

このお話を読んでいただくと、頭が良くやるための方法が分かります。

ではそのための方法とは具体的になんなのか、というと、
「疑問を持つ」
ということです。

なぜこのお話をしようと思ったのかというと、世の中情報爆発でつい受け身に情報を受け取ってしまいがちだからです。

最近ではビジネスで情報を扱う人も増えましたが、
その分「売り手」と「買い手」がきっぱりと分かれてしまい、
「売り手」になりたくて情報を買ったのに、気がつけばまた「買い手」のままになってしまっている人も沢山います。

「売り手」になるためには、「売り手」として頭が良くなる必要があるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。

とは言っても、そんな難しい話はしませんので安心してください。

「疑問を持つ」ということは、
「思考力を身につける」
ということです。

もっとシンプルに言えば
「これはなんだろう?」
「なぜこうなっているのだろう?」
と、
批判ではなく好奇心の目で日常を見てみる、
ということなんです。

たとえば今日、
僕たち夫婦の間では、こんな会話がありました。

「このペットボトルの緑茶、すごく緑だね」
「あ、ほんとだ、cmでやってたやつだね」

「言われてみれば、ペットボトルの緑茶って、緑じゃないのが多かったもんね」
「そうそう、急須で入れたお茶みたいな色のやつは少なかったよね」

「緑じゃないのに緑茶なんて、考えてみたら変な話だよね」
「確かに!紅茶だって、まあ紅いもんね」

「ん?でもちょっと待って。緑茶は緑だけど、茶色って言うとブラウンだよね?」

「本来、元々の茶はどのお茶のことで、それは何色なの???」


これが今日僕たち夫婦がランチタイムに抱いた疑問です。


第一段階として、
世の中にある情報をありのままに受け入れるのではなくて、
こうして好奇心の目で疑問を持ってみる、
というのが、思考力を身につけるために、
大変オススメな、方法です。

僕たちは既存の知識の中で、
「あぁ、それはこれこれこういう理由だから」
と簡単に答えを出して片付けがちです。

でもですね、
答えを出したらそれで終わりなんですよ。

RPGみたいなもの。
クリアしたらゲーム終わり。

僕たちは、つい、答えを持ってる人が、頭が良い人だと思いがちですよね?

でも、「問い」を立てられない人というのは、
どんなに知識があっても思考ができないんです。

つまり、簡単に答えを出さない、ということです。
今持ってる答えが、絶対の正解とも限らないですしね。

既存の知識の中にいるうちは、それ以上は成長できません。

まず、好奇心の目で問いを立てること。


そして次に、
簡単に調べないこと。

これもゲームと同じです。
ちょっとやってみて、難しいからネットで攻略法を調べちゃう。

それもゲームクリアの一つの方法としてはアリかもしれませんが、
頭が良くなる方法ではありません。

ググレカス、なんて言葉が昔流行りましたね。

「んなこと人に聞く前に自分で検索して調べろ」
って意味なんですけど、
「検索する」っていうのは、
究極の「人に聞く」なんですよね。

間違えて欲しくないのは、人に聞いちゃいけないって言ってるのではないのです。

思考力を身につけたいなら、
頭を良くしたいなら、
ちょっと立ち止まって、子どものような好奇心で、
自分で考えてみるその時間が大事、
ということなんです。

思考力という土台がないと、
どんな素晴らしい情報も活かせません。

だから、
・疑問を持つ
・考える
この繰り返しがとても大事なんです。

日々これを繰り返すだけで、思考力がつき、頭が良くなります。

まず、家の中で、
「あれ?これってなんでこうなんだ?」
というものを探してみてください。

答えを知ってても、それだけが答えだと決めつけないでください。

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