販売方法の話(インターネット集客)

起業ってどうやるの?
という話から一連の話は始まったわけですが、
何度も言うように、

・商品
・販売方法

この二つを適切に用意できれば、
起業を成功させることができます。

そして商品は、いきなり自分で作るのではなく、
他人が作った形のないデータ商品、
つまりコンテンツ商品を売ることから始めると、
はじめやすくてリスクが少ないですよ、
というお話をしてきました。

次に「販売方法」ですが、
「データ」を扱う以上、インターネットを使った販売方法になります。

じゃあ、どうやってインターネットで「集客」して「販売」するの?
というごもっともな疑問に答えるために、
前回は「集客」と「販売」という言葉の違いについてお伝えしました。

コンビニを例にしましたが、
「集客」=「見込み客を集めること」
「販売」=「集まった見込み客が商品を購入しお金を払ってくれること」
ということはきっとわかっていただけたかと思います。

もしかすると、
「ちょっと話が回りくどいな」
「どうしたら起業できるのか、もっとパパッと教えてほしい」
「何をすればいいの?」
と思わせてしまっているかもしれませんね。

でも、
この辺りの基礎知識ってものすごく大事なんです。

特に、
「集客」と「販売」の違い(と、実はもう一つの重要要素)をきちんと理解していないと、
売れるものも売れなくなってしまうんです。

なので、
もう少し「前提」の話にお付き合いいただけたらと思います。


さて、
インターネット上で、
「集客」=「見込み客を集めること」
っていうのは、いったいどういう状態でしょうか?

コンビニだったら、
「お店」
に集めれば良いのですが、
インターネット上だとどこに集めるのでしょうか?

少しインターネット集客のことを学んだことがあれば、

・SNS集客
・ブログ集客

なんていう言葉を聞いたことがあると思います。

では、
SNS(facebook等)やブログに、
アクセスが集まれば集客は成功なのでしょうか?

実はここに大きな落とし穴があります。

コンビニの例えの時に、

「トイレを借りにくるだけの人」
「立ち読みしかしない人」

こういう人が集まっても、それは集客とは言わない、
というお話をしましたよね?

なんでだったか覚えてますか?

そうです。

「見込み客じゃないから」

です。

それと同じで、
どんなにSNSに人が集まっても、
どんなにブログにアクセスが集まっても、
見込み客が集まらなかったら意味がないんです。

これを忘れて、
「アクセス数を増やさなきゃ」
「いいねを集めなきゃ」
「友達やフォロワーを集めなきゃ」
と躍起になっている人がたくさんいます。

これをいくらやっても売れないんです。

大事なのは、
「見込み客」
を集めることです。

では、
「見込み客」
とはどういう人のことだったでしょうか?

見込み客とは、
「これを買う!という明確な意思がなかったとしても、
 あなたが提示する商品を買うかもしれない人」
のことを指します。

では、
ブログやSNSを見に来てくれた人が、
「見込み客かどうか」
を判断するには、どうしたら良いのでしょうか?

実はここに、
「インターネット集客」
の、一つの答えがあるんです。

集まった人が「見込み客かどうか」を判断する方法。

それは、
「何かしらに登録をしてくれるかどうか」
です。

何かしら、とは何かというと、

・メルマガ
・LINE
・facebookグループ

等です。

メルマガやLINEやfacebookグループは
何かしらの理由がないと登録しません。

つまり、それに登録をしてくれるということは、
「何かを求めている」=「見込み客である」
ということになります。

つまりインターネット集客というのは、
「ブログやSNSをやること」
ではなく、
「ブログやSNSをやって、何かに登録してもらうこと」
なんです。

これをしてもらうことで、
一読者さんから「見込み客」へとランクアップしてもらうことができます。

では、その後どうしていくのか、というお話は、
また次の機会に。

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