お客さん目線に立ってはいけない

売り手目線と買い手目線、という話をします。

これが実践できると、
一気に素人から抜け出してプロになり、
売り上げを作っていけるようになります。

結論から言うと、
「お客さん目線に立たない」
ということになります。

なぜこの話をするのかと言うと、
折に触れ、もう何度も同じような話をしてきているのですが、
やっぱり、ここで下手を打っている方が多いからです。

なので、
一旦文章として簡単にですが、
まとめてみようと思いました。

例えば僕は最近お客さんに向けて、
「売れている人を徹底的にモデリングしてください」
ということを伝えています。

するとみなさん素直なので、
「よし!モデリング先をリサーチしよう!」
なんて、すぐに動き始めてくださるわけです。

そうなると、
自然と売れている人の情報発信に触れるようになるわけですが、
ここに分岐点があります。

わかりやすく実例でお伝えしますね。


例えば、
ある売れている起業家さんがtwitterで、

「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」

と言っていたとします。

そしてあなたは、
この起業家さんをモデリングしようとしているとします。

だとしたら、
あなたはこの情報を、どのように受け取りますか?

起業家「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」
あなた「よーし!遠慮せずにきちんと発信するぞ!」


なんてことになってないでしょうか?


「え?何がいけないの?」
「売れている人の話は素直に聞いた方がいいんじゃないの?」

はい、それはそうです。その通りです。

でも、
今何をしようとしているのかというと、
モデリングをしようとしているんですね。

モデリングというのは、
「真似をすることで同じように価値提供ができるようになる」
ということを目的としています。

起業家「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」

この発信に価値があるならば、
あなたも同じ価値を発信できるようになる必要があるんです。
それがモデリング。

「よーし!遠慮せずにきちんと発信するぞ!」

っていうのは、
お客さん目線でただ価値を受け取っているに過ぎないんですよね。
これが「買い手目線」です。

「売り手目線」に立つにはどうしたらいいのか。
まずはやはりモデリングです。

シンプルに言えば、

起業家「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」
あなた「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」

という状態になることです。
(完全コピペはダメですけどね)

これができると、
同じターゲットに対して、
同じように情報発信で価値提供ができるようになってきます。

それを繰り返しているうちに、
価値を提供するという感覚を掴めるようになってきます。

感覚(理解)→実践

ではなくて、

実践→感覚(理解)

という順序が大事です。

やらなきゃ理解なんて到底できないからです。

よく、
「きちんと理解してからやろう」
と考えてしまう人がいるのですが、
そんなことはよっぽどの天才じゃないとできません。

まずは真似して実践。それがモデリング。

それをしているうちに、理解が追いついてきます。

理解が追いついてきたら、
次の段階があります。

それは、
「この人はなぜ、このタイミングで、この発信をしたのだろうか」
「この発信の意図、狙いはなんだろうか」
ということを考える、という段階です。

これこそが
「売り手目線」
の本質なんです。

そしてこれをきちんと考えられるようになると、
「売り手目線」のまま「買い手の立場」に立つことができるようになります。

これが実践できると、
一気に素人から抜け出してプロになり、
売り上げを作っていけるようになります。

まずは、

起業家「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」
あなた「よーし!遠慮せずにきちんと発信するぞ!」

この状態をやめましょう。

さくっと、

起業家「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」
あなた「自分の言いたいことは遠慮せずにきちんと発信しましょう!」

この状態になりましょう!

それだけでコトは大きく進展します!


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