自分が起業したいジャンルがわからない
「個人起業をしたいですが、自分がどんな商品やサービスを扱えば良いのか、ジャンルを決めることができません。どうしたら良いでしょうか?」
という質問をいただきました。
これはよくある質問です。
こんな時の一般的な回答は、
「まず自分の中にあるものを整理する」
ということです。
具体的に言うと、
あなたが好きなことは?
あなたが持っているスキルは?
あなたが持っている才能(なぜか上手にできること)は何か?
あなたが持っている強みは何か?
あなたが助けたい人、関わりたい理想のお客さんは?
あなたの理想のお客さんの問題は?
あなたが持っている、理想のお客さんを助けるノウハウは何か?
あなたのモチベーションが自然と上がる時は?
など。
まずこれらを整理してみましょう、というようなアドバイスが行われます。
これらを整理することは、
個人起業のビジネスアイディアを生み出す上で、非常に重要と言えます。
こういった整理をしていくと、必ずいくつかの、
ビジネスアイディアのタネが出てきます。
ただ、多くの人はそのタネを自分で摘んでしまいます。
「こんなのもう誰かがやってるし」
「こんなの一般大衆向きじゃないし」
「こんなの大したことないし」
という感じで。
でも、
誰かがやってても全然問題ありません。
美容院があっても、
近所に新しい美容院ができることなんてよくありますよね?
あなたの商品やサービスが一般大衆向きじゃなくてもいいんです。
ごく一部の人が喜んでくれるニッチなサービスで売れている人もたくさんいます。
あなたが大したことないと思うようなスキルでも、
それで喜んでくれる人がいるかもしれません。
ビジネスアイディアの段階で、
自分でその芽を摘まないことが大事です。
ただ、
こういうふうに考えても、
やっぱり何も出てこない、ということもよくあるのも事実です。
起業系のサービスを提供している人は、
「どんな人でも必ずビジネスアイディアを思いつくことができます」
と言いますし、
それは確かに正しいと思います。
だけど、
それはじっくり自分と向き合う時間が取れる人だからできることでもあります。
今現在会社勤めで働いている方や、
子育てをされている方だったりすると、
なかなかそういうふうに、
自分を振り返る時間や心の余裕を持つことができないのも事実だと思います。
そんな場合には、
「とりあえず他人の商品を販売して紹介料をもらう」
というスタイルからスタートすることがオススメです。
商品でもサービスでも、
なんでも自分でゼロから生みださなければいけない、
というわけではありません。
例えば僕が行っているプロジェクトの商品なんかは、
1件紹介してもらうだけで、紹介者に3万円の報酬が入るようになっています。
この仕組みをアフィリエイト、と言います。
月収が3万円増えたら、それだけでも結構余裕が出てきますよね。
6万、9万となったら、もっと余裕が出るはずです。
こんなふうに、時間とお金と心の余裕ができるようになると、
「本当は自分は何をしたいのか」
「失敗する可能性があるとしても、それでもやりたいことは何か」
と、自分自身が本当に望んでいる働き方について、
しっかりと考えられるようになります。
現状、
「どんなに考えても何も出てこない」
という場合には、
まずはそういった形で時間とお金と心の余裕を持つためにも、
自分で商品やサービスを作るのではなくて、
高単価の他人の商品を販売して紹介料を得るアフィリエイトの仕組みを、
上手に取り入れるのが良いと思います。
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