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「地下謎」に不思議な価値を感じた話

先日、謎解きイベントに参加してきました。

数年前から毎回参加している、
「地下謎への招待状」

これは、東京メトロのイベントです。

地下鉄に乗りながら謎を解き進めていくゲームとなっています。

これがやってみるとなかなか面白く、
そして、思った以上にレベルが高い。

毎年、
「え?こんなところにこんな仕掛けが!?」
「うわ!その発想はなかった!」
と驚きの連続です。

スタート駅こそ数駅から選べますが、
その後どの駅に行くのかも、
謎を解き進めないとわからないようになっています。

全部で5駅を回ることになっているのですが、
序盤は選択制になっていて、
謎を解き、明らかになった駅の中から、
選ぶことができるようになっています。

難易度表示がある謎もあり、
今年は何度目かのチャレンジだったこともあり、
「難易度最高」の謎にチャレンジ。

最初は
「なんだ、そんな難しくないじゃんか」
と思っていたものの。

そこからめちゃくちゃ難しくなり。

60分と書かれた問題を、
結局210分かけて解きました(笑)

でも、
ノーヒントで解くことができたので、
よしとします。

ちなみに、
進めなくなってしまうことがないように、
特設サイトには「ヒント」が掲載されています。

が、できるだけ見ないで進むことをお勧めします。

今まで、ヒントを見ながら解いたこともあったのですが、
やっぱりノーヒントでクリアした方が、
感動が大きいです。

解いたぞ!って感じがします(笑)

今回も最終問題は、
「えーーー、これがこんなふうに!?」
「まさかここに!」
「これ普通気づかないって!」
「えーーーーー、これ!?」
みたいなことの連続!

(ネタバレできいないのでこんな感じにしか書けない、笑)

遊び方のイメージとしてはこんな感じです。
(1分程度の動画)

そうそう、この動画を見て思い出したのですが、
行ったことがない街のあちこちを見ることができるのも、
この謎解きのオススメポイント。

だいたい丸一日かかることになるので、
(今回は午前10時スタート、午後7時ゴール)
入ったことのない飲食店に、
少なくとも一度は入る機会があると思います。

おかげで今回は、
「タンドリーチキン親子丼」なる謎のメニューと、
ふわふわのパンケーキを食べることができました。

また、結構たくさん歩くことになります。

今回は13000歩歩きました。
歩くのは体にいいですからね!

こんな動画も見つけました。

「謎を解いていると、何気ない風景も謎に見えてくる」

っていうセリフがあるんですが、
まさにその通りですね。

このイベントは駅の中だけでは完結せず、
大抵駅から出て街に連れていかれるのですが、
「へー、これを問題にしちゃうんだ!」
っていうようなことがよくあります。

そしていつも思うのが、
「どういう発想でこんな問題を作ることができるんだろう?」
ということです。

作っているのは、
「SCRAP」
という会社。

この会社は
「ナゾトキゲーム」
以外にも、
「リアル脱出ゲーム」

「リアル潜入ゲーム」
など、
たくさんのイベントを企画運営している会社。

こういった会社やサービスに触れると、
「価値提供」
って一体なんなんだろうなぁ、と
改めて考えさせられます。

「価値」
という言葉は、
定義がとても難しい言葉。

「価値がある」
「価値観」
「何に価値を置くか」

そんなふうに「価値」という言葉を日常的に使いますが、
「価値」自体の意味合いを、
僕自身きちんと捉えきれていないな、と思います。

でも、
「SCRAP」がやっていることや、
僕が今回体験した、
「地下謎」は、
間違いなく「価値」があると僕は感じています。

それは、
楽しかったから?
嬉しかったから?
興味深かったから?
頭を使ったから?
体に良いから?

今度は、
「価値」
という言葉の謎にはまっていきそうです。

「地下謎への招待状2019」は
2020年2月16日(日)まで!


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