4.形のない商品をよそからもってきて用意する

前回の続きです。

前提はコピペで(笑)

・商品
・販売方法

の2つが用意できれば誰でも起業はできますよ、
というお話でした。

そして今は「商品」はどうやって用意するのか、
というお話をしていて、その方法は4つ。

1.形のある商品を自分で作って用意する
2.形のある商品をよそからもってきて用意する
3.形のない商品を自分で作って用意する
4.形のない商品をよそからもってきて用意する

形のある商品は、
・作業量を減らすことができない
・在庫リスクが高い
等の理由で、
これから起業しようとする人が最初に手を出すことは
オススメしませんよ、とお伝えしましたね。

なのでよっぽど、
「これが売りたい!」
というものがない限り、
最初は「形のない商品」からスタートするのがオススメです。

「形のない商品」の中でも特に「データ」は、

・複製ができる
・在庫リスクゼロ
・提供に労力がかからない(実働がない)

という3つの理由で、非常にオススメです。

とにかくリスクが少なく、
収益を上げやすいのが特徴です。

ただ、
「3.形のない商品を自分で作って用意する」
でお伝えしたように、
これを自分で作るのは最初はなかなか難しいです。

例えばあなたが料理を作るのが得意だとしたら、
「料理を作って提供する」
というのはわりと商売として考えやすいと思います。

レストランやカフェがそうですよね?

これは、
「1.形のある商品を自分で作って用意する」
に入ります。

では、
「料理の作り方を教える」
というのはどうでしょう?

さっきよりもちょっとハードルが上がったかもしれませんが、
「できるかも」という感じがしますよね?

これは、
「3.形のない商品を自分で作って用意する」
の中でも、実働が必要な商品です。

自分が働いて自分が教えるわけですから、
実働ですね。

つまりこの時点ではまだ「データ」とは言えないわけです。

自分という人間の労働力には限界があります。
ということは、このやり方だと収入にも限界がある、ということです。

では、
「料理の作り方を教えるDVDを作る」
「料理の作り方を教える動画コンテンツを作る」
となるとどうでしょう?

これを一度作ってしまうことができれば、
あなたは実働なく、在庫リスクもなく、
いくらでも商品を複製して販売できるわけです。

が、
「え、そう言われても、、、どう作るの???」
って、なってしまいそうじゃないですか?

そうなんです。
実際、「データ」「コンテンツ」を作るのって、
パソコン等の、デジタルの専門知識が必要なんですよね。

めちゃくちゃレベルの高い知識を求められるわけではないのですが、
それでも、
「やったことがない」
という方にとっては、かなりレベルが高く感じるはずです。

「料理が作れる」
「料理の作り方を教えられる」
というのと、
「それをデータコンテンツ化できる」
というのは、
かなり方向性が違いますよね?

だから、
いきなり自分で「データの商品」
つまり、「コンテンツ商品」や「情報商材」を作るのって、
かなりハードルが高いんです。

でも、形のある商品は在庫リスクがある。
形がなくても実働商品だとたくさんの労働が必要になる。

だからやっぱり、
形のない商品で、かつ、実働の必要ない商品を扱えるようになる必要があります。

そこでオススメの方法が、

4.形のない商品をよそからもってきて用意する

という方法なんです。

僕は、これから個人で起業をしていこうと思うならば、
そして、経験や時間や潤沢なお金がそこまでないという状況ならば、
まずは、

4.形のない商品をよそからもってきて用意する

これから始めるのが一番オススメです。

なぜなら、

・在庫リスクがない
・提供に労力がかからない
・自分で作る必要がない

と、理想的な三つの要素が揃っているからです。

でも、
「よそから持ってきた商品を勝手に売っていいの?」
「商品ややっぱり自分で作らないといけないんじゃないの?」
と、あなたは思うかもしれません。

ですが、
以前も説明したように、
世の中のほとんどの商売は「他人の商品」を販売しています。

本屋さん、不動産屋さん、八百屋さん、コンビニ。

ほとんどの商品が、自社商品ではないですよね?

つまり、
他人の商品を紹介したり販売したりして、
販売手数料や仲介手数料、紹介料を得るようなビジネスモデルって、
実は世の中にたくさんあるんです。

物販だと、
「仕入れ」→「販売」→「差額が利益」
という流れになることが多いですが、
「データ」を販売する場合には、そもそも仕入れが存在しません。

なので、
販売することができたら、
「紹介料」を得られるという仕組みになっていることがほとんどです。

つまり、
売れなくても損はない
売れたら利益を得られる
という最高の条件でビジネスを始めることができるわけです。

だからこそ、
「これから起業を考えています」
という方に、僕が一番最初にオススメする商品調達の形は、

4.形のない商品をよそからもってきて用意する

という方法なんです。

「でも、どうやって売ればいいんだろう?」
と、あなたは心配するかもしれませんが、
ここまでの話というのは、
あくまで「商品」をどう調達するのか、
という部分の話で
「販売方法」についてはまだ触れていません。

どうやって販売していくのか、
というところの話もまたしっかりとしていきますので、
楽しみにしていてください。

まず次回は、

4.形のない商品をよそからもってきて用意する

これを、もう少し具体的にお話できたら、と思います。


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