創作とは呪いである。

 程々に物騒な?タイトルつけてるんですが、創作って呪いだと思っているんですよ。創作したものに対して囚われてしまうみたいな。他の人はどうかわからないですが。
 少なくとも、自分にとって創作って辞めたいけど辞められない、呪いみたいなものかなって、思っています。

 呪いにも二つあって、作品からの呪いと承認欲求への呪いがあります。

・作品からの呪い
 これは自分が作った作品に、自分自身へ戻ってくる呪いですね。自身に囚われる呪いとも言えます。創作することでで発散されるものもあるのですが、この辺は創作終わった後じゃないとわからないという罠。
 作品を作れば作るほど、業がたまっていくようなもんです。

・承認欲求の呪い
 作品を完成させると、何かしらの満足感を得ることができます。なにより、自分が読みたいから作った作品のようなものですからね。いい気分にもなります。
 また、幸いなことに自分が作った作品って、何かしらの感想なりコメントをいくつかもらっております。で、これが最高にハイなわけですね。
 
 ところが、いつまでもこの感想ってもらえる訳じゃないんですよ。商業作品でいつまでも同じ作品の感想を言うか?と考えればわかると思います。ましてや、趣味で作った作品ですから、賞味期限は短いわけですよ。
 
 じゃあ、飽きられる前に新しい作品創ればいいじゃない?と思われるかもしれませんが、

 創作って疲れる

んですね。正直、創作はやりたくないって気持ちが実は強いんですよ。でも、作品を作って満足して、他人に認められる瞬間を超える楽しいことって、そうそう他に見当たらないんですよ。どうしたらいいかなぁ、と悩みながら、ローペースで創作を続ける今日この頃です、はい。

 

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