永遠にさよならを

私の名前は宇佐見蓮子
今年、大学を卒業したばかりの会社員だ

日常に大きな不満を抱えている訳ではない
そりゃ、仕事が大変だったり、愚痴の一つだって言いたいこともある
でも、精々それだけの話なのだ
そう、それだけの話になのに

どうして、私は今泣いているんだろう

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はぁ、私は一体どうしたんだろう
あんな泣くなんて
んー、本当にどうしたんだろう
初めてなんだけど、初めてじゃないこの気持ち
もうこの気持ちはどうしようもない
嬉しい気持ちが過去に置き去りにされている
見つけられない。
辛いの、どうして？
けど、誰も教えてくれるはずもなく
ルールに縛られているみたいに何もできない
こんなに苦しいのに
とにかく、気持ちを切り替えきゃ
腹でも空いているのかしら
でも、さっきから思考が変で
聞いてない聞いていない、こんなこと
なんなんだろう、さっきから
いきなり私、おかしくなっちゃたのかしら
そんなことはないと思うのだけど
レトルトカレーでも食べて今日はもう寝よう
歯はちゃんと磨かなきゃね
ともかく明日も仕事で早いのだし
私はしっかりしなきゃ
人間が人間であるために

ーさようならー