見出し画像

井の中の蛙だった私が、大海に飛び込み溺れかけたお話/キーエンス→ログラス1人目のセールスへ

ゆうとです。THE MANZAI2021を見ながら初めてのnoteを書いてます。ちなみに推しは真空ジェシカです。趣味はキャンプです。
なんか違う記事になりそうなので本題に入ります。

この度、骨を埋めるつもりで入社した株式会社キーエンスをすごい勢いで円満退社し株式会社ログラスというシード期スタートアップの一人目セールスとしてジョインしました!そもそも「ジョイン」ってなんだよレベルのIT知識レベルだった私が、なぜ生後5か月の息子がいる状態でITスタートアップに飛び込んだのか?

この記事は

・安定を捨ててまでスタートアップに飛び込んだ方が良いと思った理由
・自称インスタグラマーより数が多いスタートアップの中で、なぜ「ログラス」を選んだのか
・この記事を元に色んな人と繋がれればいいな!

この辺を目的にしてTHE MANZAI2021を見ながらつらつら書き記していきたい思っています!

▼目次
・今までの人生を秒速で振り返る
・転職を決意したきっかけ
・大手よりスタートアップに惹かれた理由
・why ログラス?
・スタートアップで失敗しない為に
・最後に

今までの人生を秒速で振り返る

まずはあなたの「お前は何者だ?」を解消します。

・1994年
神奈川県大和市で爆誕。両親歓喜
・2016年
ノリと勢いでプロキックボクサーになり日本ランカーになるも、痛いのが嫌いすぎてヌルッと引退
・2017年
株式会社キーエンスに入社。ゴブリン突撃部隊の一員として寿命と引き換えにお札を手に入れる。
・2021年9月
あ、人生って1回じゃん!と気づき転職を決意
座右の銘
「痛くなければ辛くない」

今までの人生で一番辛かった時は?と聞かれたら即答でキックボクサー時代と答えますね。K-1のトップ選手にボコボコにされる為に出稽古に行ったり、3週間で8キロ減量したり、冬の試合で思ったように体重が落ちず計量前日の夜中に40km走ったり意味わからん生活を送っていました。大学最後のクリスマスの試合でしたね。足を引きずりながら新宿から帰宅したクリスマスを経験するのは、あの日が最初で最後でしょう。
まじでなんでこんな事してるんだろうと思ってましたが、この経験があったから社会人になって辛い、怖いと思った事が一つもありませんでした笑
基本痛い事ないですからね。キーエンス時代も辛い事はなかったですね、ノンストレスボーイでした。

画像1

※試合中なのにあんたがたどこさみたいになってる奇跡の一枚

転職を決意したきっかけ

よく「キーエンスやっぱり辛かった?」と聞かれますが、全くそんなことありませんでした。上司にも仲間にも最高に恵まれてましたし、理不尽な事も無く自分の能力以上の待遇を与えられ、年間130日弱の休みもある。最高の職場でした。
しかし、ぬくぬく安定ライフを過ごしているうちに、自分の能力以上に待遇を与えられている事に不安と危機感を感じ始めました。
「このままキーエンスしか知らずに生きていくのか?」
「今の自分はキーエンス以外でも通用するのか?」
「このまま能力と年収がかけ離れて行けば、外に出れなくなるのではないか?」
など現状の安定はとても狭い世界の中で成立してるのでは?という確信に近い仮説が心の中で浮上してきました。
同時に人生がウイニングイレブンで永遠にレベル1の相手と試合をしている感覚になってしまい、「なんで俺ゲームでは勝てるか勝てないかギリギリの戦いを楽しんでるのに、人生ではやらないんだろう…」と思っていました。

そんなモヤモヤを抱えている中、愛すべき第一子が生まれ本格的に転職活動を始めました。
このタイミングで転職するのは周りの大人ほぼ全員に反対されましたが、唯一妻だけは「ゆうとが成功する事はわかってるから好きなようにして。家族は大丈夫だよ!にこにこ」と言ってくれたので踏ん切りがつきました。(ちょっと盛ってるけどこんな風な事言われた)妻には毎日感謝です!

大手よりスタートアップに惹かれた理由

僕はビズリーチで転職活動を行っていたのですが、初期はスタートアップのスカウトを総スルーしていました。「自由は働き方が出来て実力主義な大手」という軸で探していたのでGAFAのA社や世界一のSaaS企業であるS社、M&A業界など受けていました。
ほぼ転職活動も終わっていてなんとなく転職先も決めていた時に、たまたまとあるスタートアップのCEOとカジュアル面談をする機会がありました。
カジュアル面談を始めるまでは正直「どんなものか」とあぐらをかいていましたが、始まってからは完全に惹きこまれました。
「こんなに楽しそうに人生を賭けているのか」
「こんなに本気で唯一無二の仲間を探しているのか」

と冗談抜きでワンピースの世界だなー!と思いました笑

面談が終わった頃にはすっかりスタートアップの世界に魅せられ、敷かれたレールをある程度天井が分かっている状態で進むのではなく、仲間とレールを敷きながら圧倒的な成功を収めたい・・・!その為に多方面で成長したい!と意識が高い内定者みたいなマインドになっていました。不覚にも。
同時に今までスタートアップに飛び込むのはリスクだと決めつけていましたが、別に借金背負うわけでも無いし頑張った結果、万が一会社がうまく行かなくても大手戻ればよくね?と冷静に結論を出していました笑
※もちろん死ぬ気で成功させようとしてる

Why ログラス?

そんな中でなぜログラスを選んだのか?ですが、大きく3つありまして

・死ぬほど共感したvalueが口だけでは無くしっかり体現されていた
・エンジニアの総合力が高い
・代表の熱意と覚悟

です。 

死ぬほど共感したvalueが口だけでは無く体現されていた

ログラスには3つのvalueがあります。

採用候補者の皆様_ログラスが創る世界 (2)

カジュアル面談で聞いた際は正直「どうせ掲げてるだけだろ」と思っていました。しかし選考に進んでいく中で社員一人一人に染みわたっている事を痛感しました。


特に「But we go-越えられない壁はない-」についてはCEO布川を含め全員が強く意識しているなと感じました。
ここで定義している"壁“には2種類あると勝手に思っています。
1,社内の職種間における内向きの"壁“
2,圧倒的な成長を遂げる為、社内全員で力を合わせ超えるべき外向きの"壁“
外向きの"壁“を超える為にはまず内向きの"壁“を超える事が必要不可欠なのですが、案外ここが抜けがちだったりします。
内向きの"壁“はどの会社にも少なからずあると思います。エンジニアとビジネスサイドの"壁“、マーケとセールスの"壁“etc...
しかしログラスの話しを聞いていく中で、この"壁“を取っ払う事をとても意識している事がひしひしと伝わってきました。
CTOの坂本と面談した時も「どれだけスキルが高くともコミュニケーション能力が無いと採用しない」と言われたり、営業である私の採用プロセスにエンジニアサイドの人間が5人ほど出てきたり、"壁“ができない様に最大限吟味をして採用されているんだなーと思い余計興味が湧いてきました笑

61397787988b97d78325893d_resize_ログラス坂本さんお写真

※怒らせたら1番怖そうなCTO坂本。実際会ったらなんかでかくて絶対勝てんと思った

これは入社してからも着々と確信に変わっていて、例えばログラスには
・ロードマップをモム会
→エンジニアサイド、ビジネスサイド合同で今後の開発計画を立てる会
・Winsession
→毎週金曜日に1週間あった良い事を”Win”として発表し、全員が全員の状況を把握し褒めあう会(最初出た時感動して困惑した)
・要望を解説する会
→1週間に1度ビジネスサイドがお客様から頂いたニーズをエンジニアサイドに伝え、対応方針や開発方針を決めていく会
などなどエンジニアサイドとビジネスサイドのベクトルを擦り合わせるタイミングが多いので、納得感と自信を持ってお客様に「ログラスは凄いんです!」と伝える事が出来ています。

エンジニアの総合力が高い

この世のエンジニアが不足しているのはログラスのせいなんじゃないかと思うほど、優秀なエンジニアが勢揃いしています。何よりログラスの選考を通ってきている人なので全員人が良い。ダントツに人が良い。
ビジネスサイドの1メンバーが気兼ねなくエンジニアサイドに要望を投げれて、細かいディスカッションをノンストレスで行えるって最高じゃないですか??
ジョイン前に色んなエンジニアの方と1on1をさせてもらったのですが、全員話しやすく腰も低い。その上経歴聞くとバケモン。なんだこの優しい強者共はと思いました。

代表の熱意と覚悟

最後は代表布川の熱意です。
このnote見ればなんとなく素手で触れない程アツい男なのはわかりますが、実際のエピソードを交えて話します。

実は一度ログラスを辞退しているんです。

ログラスを辞退しているというか、内定頂いていた全ての企業に辞退の連絡を入れました。理由はキーエンスに残る価値を提示されたからです。
その時は本気で家族とも話し合い、そこまで確証があるのであれば残った方が良いという結論に至り、彼女を振るかの如く内定辞退のメールを入れまくりました。

そんな中、布川だけは諦めてくれませんでした笑
諦めない所か当時住んでいた浜松まで足を運んでくれました。
シード期のCEOがどれほど忙しいのかその時はわかりませんでしたが、今考えると凄まじい事です。これは私だからとかではなく、オファーを出した人間にであれば誰にでもそうしたと思います。彼はそういう男です。

浜松にまで来て何を話すのかと思っていましたが直接言われたのは

「高橋さんはチョッパーです。」

でした。
片道3時間かけて冗談言いに来たのかすごいなこの人と思いましたが違いました。

「俺がルフィだ。つべこべうるせえ、行こう!」

(このシーン知らない人は人生の半分損しているのでぜひ見てください/漫画17巻152話アニメ90話)
こんな風な事を言われた気がします。ご馳走してもらったうな重が美味しすぎてそれどころじゃ無かったです。
そして「今からICCというスタートアップの登竜門とも言われるピッチコンテストに出てきます。必ず優勝してきますので、そしたらまた帰りに浜松に寄ります」と言い残し布川は京都に向かいました。
そして彼は宣言通りICCカタパルトで優勝し、浜松に再度立ち寄り私の内定承諾と共に東京に帰っていくのです。

冗談抜きで一緒に人生を賭けてみたいと本気で思いました。

画像5
ICC優勝した時の布川。おかわりを欲しがってるわけじゃありません

長くなりましたが、ここまでで言えるのが
「ログラスにジョインを決めた決意にプロダクトが一切関わってない」事です。
どうでも良かったんですよね正直。結局大切なのは一緒に働く人だと思っていたので、こんなに優秀な人達が同じベクトル向けて突っ走ってるんだから”どうせ”イケてるプロダクトなんだろうと思っていました。実際に素晴らしいプロダクトだったという事は数多の受賞歴から明らかでしたしね!おかげでキャッチアップに苦労しましたがそれを含めて楽しいですね笑

スタートアップで失敗しない為に

そんなこんなでログラスにジョインした訳なのですが、とても苦戦しました。というか今も理想の自分には程遠く大苦戦しています。
そんな僕が確信したスタートアップで失敗しない為の方法、それは

「会社の看板を借りて伸びきった長ーい鼻を、自分でぶち折る事」

これに尽きると思います。いわゆるアンラーニングってやつですね。
そもそも大手からスタートアップに飛び込もうとする人間なんて、自分に相当自信がある人かジャンプの主人公くらいしかいません。
大前提として大手というフィールドには一流の「武器」「看板」が揃っています。その上での結果なのです。
もちろんそのフィールドでTOPを取る事は凄い事です。ただ、同じ方法では通用しません。これは経験談なので間違いないです。アポの取り方、商談の進め方などなど全てを見直す必要があります。ただ、一旦全部捨てよう!という訳ではなくて

過去の栄光を”捨てる”のではなく”消化”させ、血と肉にして新たな武器を作っていく

これが大手の経験を活かしながらスタートアップで活躍する為の近道だと思っています。しかもこの道がしっかり整備されてるのがログラスだったりします。実はログラスには鬼塚もびっくり最強のセールスティーチャーが2人も存在します。

1人目:向井俊介

画像4

自分の営業スキルを哲学するために大学院に通い、「ZENFORCE」というSaaS営業スクールの専属パートナー講師を行う怪物。
優しい声に包まれながら本質的なアドバイスをもらえるというもはや福利厚生だと思ってます。
ログラスに入れば気兼ねなく向井俊介の本質的なアドバイスを受ける事が出来ます。

2人目:石井友規(DJ141)

Salesforce時代に18か月連続達成記録し(レコードホルダー)最年少マネージャーに就任。その後zuora時代にランキング世界一を獲り続けた怪物。
本質的なアドバイスという名の銃弾を撃ち込みまくってくれる存在です。
この前オーケーストアで家族と一緒に買い物をしていたら、怒涛の商談フィードバックガトリングがslackで飛んできて手に取っていた冷凍ホッケを落としました。そのくらい細かくアドバイスを下さる唯一無二の存在です。

最後に

だいぶつらつら書きましたが、僕はおしゃべりが大好きなので色々語り合ってくれる人を募集してたりします。

営業の事、ログラスの事、ダイエットの事、格闘技の事、キャンプの事、お笑いの事なんでも良いです。自分で調べるより人に教えてもらう知識の方が定着も汎用性も高いと思っているのでざっくばらんにお話ししましょう!

https://twitter.com/yuto_1933/status/1623875563344764928

ベンチャーっぽく笑ってますねこの写真。はい
ではどろん!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?