僕が僕じゃなかったら
春が嫌いだ
東京ガーデンシアターの時
最高の夏にしよう、とか言ったけど
やっぱりはあれは最後の夏でしかなかったな
幕張メッセ
まだ殺してやろうと思ってたよ
ガーデンシアター
殺されるのは僕の方だと思ったよ
4月30日
言い方クソわりいけど
俺は死なせてもらえなかった周りに
ああ 全部周りのせいにしよう
去年で活動をやめるはずだった
今も毎日、消えたいと思ってる
活動始めた時
まずは愛される人になろうと決めた
熱狂的なリスナーを作ること
それは、学生時代から
誰にも相手にされなかった
承認欲求が爆発した成れの果てだ
宗教を作る、と豪語して
自分の思想を広げ
僕と同じDNAを持った人が
この世界に生き残り続ける限り
僕が死んでも まだ世界は死んでない
けどね、友達に言われた
「そうなったら一番理想だけどね」って
ネットの人に何を期待してんの、って。
あの時も刺さったけど
今の時代こそ余計に刺さるな
でも俺は何故か愛された
愛という意味がこれであってるかわからないけど
俺は愛に溺れてしまったんだ
そして その愛が呟くのだ
僕に、「どこにも行かないで」と
愛がわかったら
言葉がわかるようになった
そしたら首を吊る足が止まったんだ
もう一度
強く死にたいと願う
僕が僕じゃなかったら
この愛を今すぐ捨てられる
僕が僕じゃなかったら
もっと楽だった
僕が僕じゃなかったら
君なんかとっくに殺してた
だからありがとうを言いたい
こんな地獄に落としてくれてありがとう
僕を僕に閉じ込めてくれてありがとう
最後まで責任を取れよ
俺を作ったのはお前なんだよ
お母さん、青い春ってなんだろう
僕の心はいつから彩度を無くしたのか
春に色なんかついてない
画質だけが異常に高くなって
隅から隅まで見えた今
どこまで見渡してもつまらない大人になった
僕が保育園で
初めて折り紙を折った時
好きな色だけがハッキリわかって
折り方なんてわかんなかったよ
自分がなんなのかすら
考える脳はなかった
それでよかったんだよ
空の青さに
血の赤が交わったら
きっと春は台無しだね
僕が神様になったら
誰かの晴天に
容赦なく鮮血を塗りたくってやるんだ
4月30日が、僕にとって何色か
僕は凄く楽しみにしています
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