将棋がうまくなりたい話

こんにちは

僕は学生の時に学童保育でアルバイトをしていたのですが、児童のなかにめちゃくちゃ将棋がうまい三年生がいました。こうや君という子だったんですが、何回やっても勝てませんでした。将棋を習ってるとはいえ、20年以上生きた人がまだ10歳にも満たない子に負けることなんかあるのかという感じでした。ありました。

将棋は場合分けの能力だと思っていて、たとえば歩兵を動かすとき、「この歩兵を動かしたら相手の動き方は3通りあって...」「1通り目で来た場合は、俺の動き方は4通りあって...」「2通り目できたときは3通りあって...」「3通り目できたときは2通りあって...」みたいな。この時点で9通りあって、その先も想像すると膨大な数になっていきます。

自分が想像できるのはせいぜい2手先までだなぁという、自分の限界を感じました。笑 自分の歳の半分にも満たない子がそれをやっていることにもびっくりしました。

今仕事をしていて、「こうなってほしいけどうまくいかなかった場合どうしよう」といった、場合分けの力みたいなのがとても大事だなぁと感じるので、将棋がうまくなることでそれを身につけられるんじゃないかなぁと思っている今日この頃です


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