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【Mr.Children】歴代ライブ映像ランキング

こんにちは、音楽ファンでもあるyuzuramenです。

僕は野球の他では大の音楽好きです。登下校時などには邦洋楽問わず毎日色んなジャンルの曲を聴いています。

その中でも一番長く聴いているアーティストこそがMr.Children。まだ小学生の頃だった2015年に存在を知り、それからというものアルバムやライブ映像を買い漁った「初めてファンになったアーティスト」です。現在はB'zを聴いている時間の方が長いですが、やはり彼らは僕にとって特別な存在な訳です。

今回はそのMr.Childrenのライブの中から、僕的歴代最高ライブ映像ランキングトップ5を書いていきます。ただ自分が参戦した訳では無く、あくまで映像のみを見た感想となることをご了承ください。

5位: Mr.Children Tour 2004 シフクノオト

選曲: 7/10   演出: 8/10   パフォーマンス: 10/10  アレンジ: 9.5/10

第5位はこのツアーです。このランキングでは一番古い作品ですね。
同年に発売された11thアルバム「シフクノオト」のツアーです。

まず特筆すべき点は多くの曲に大胆なアレンジがされていることですね。1曲目の「終わりなき旅」は原曲よりテンポ早めなロックアレンジ、7曲目の「Everything (It's you)」は二番まで桜井とSUNNYのピアノのみのバージョン、10曲目の「掌」は途中にSUNNYとの素晴らしいコール&レスポンス、その次の「ニシエヒガシエ」は一番はテクノアレンジで後半からは史上最高にロックで激しいバージョン…というように語っていたらキリが無いほどです。
一番おすすめなのは18曲目の「天頂バス」で、元々原曲が6分以上あるところに中盤にコール&レスポンスが添えられたパートが加えられ、9分以上の壮大な演奏となっています。公式で映像がアップされていますので、是非視聴を。

これだけ良いところを言ったのに5位である理由は、単純にアルバムツアーであるのにメジャーな曲が多い点ですね。やはりアリーナツアーでは少し定番から外れた選曲を求めているので、そこが無いのが少し残念です(尤も当時はアルバムにつき2ツアーをやるという概念が無かったので仕方ないですが)。
とにかく買う価値はかなりありますし、有名曲も多い為初めにこれを買うのもおすすめです。

個人的に好きな場面:「光の射す方へ」「Everything (It's you)」「ニシエヒガシエ」「Image」「天頂バス」「Mirror」

4位: Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"

選曲: 8/10   演出: 9/10   パフォーマンス: 8/10   アレンジ: 8/10

第4位はこちら。現在最も新しい映像作品です。
2018年に発売された19thアルバム「重力と呼吸」の第2弾ツアーです(Mr.Childrenは基本アルバムが出たら最初にアリーナツアー、次にドーム&スタジアムという形式を取っている)。

ドームツアーにも関わらず僅か21曲しか演奏されていないですが、その内容は非常に濃いです。
まずこれが好きな一番の理由は、僕が特に好きなレア曲が数曲披露されている点ですね。単独ライブでは初披露となった「SUNRISE」、10年ぶりの披露or映像化の「everybody goes」「CANDY」「旅立ちの唄」「ロードムービー」「Prelude」、他には「Starting Over」などなど、僕の好きなアルバム&シングル曲ランキングでは必ずTop 10に入る曲達が数多くセトリ入りし、アレンジも素晴らしいです。

他ではステージほぼ全面がスクリーンとなり、センターステージが盛り上がるなどMr.Childrenのライブ史上最も派手な演出が登場しています。ただ僕はこういう演出をするくらいならもっと曲やれよの精神ですが…

マイナスポイントは前回の「重力と呼吸ツアー」と選曲の被りが多い点ですかね(10/21曲が前回との被り)。しかしとにかく素晴らしい現時点で最新ライブ映像です。

個人的に好きな場面:「Starting Over」「everybody goes」「名もなき詩」「旅立ちの唄」「ロードムービー」「SUNRISE」「Prelude」

3位: Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-

選曲: 9/10   演出: 9/10   パフォーマンス: 9.5/10   アレンジ: 7/10

銅メダルに輝いたのはこちらのツアーです。
同年に発売された16thアルバム「SENSE」の第2弾ツアーです。

まず言うべきはMr.Children史上初の雨ライブの映像化、という点ですね。後でその点では上位互換のライブが登場してしまいますが、このライブも雨がライブの迫力に拍車をかけていますね。8曲目の「君が好き」辺りから雨が降り出し、後半からは豪雨の中演奏し歌うカッコ良さ満点のメンバーが見れます。

選曲の面ではこれ以降演奏無しの「未来」、17年ぶり&初映像化の「Replay」、10年ぶりの「君が好き」「Everything is made from a dream」などスタジアムにしては攻めている。アルバム「SENSE」からも惜しみなく演奏され、アリーナツアーでは未演奏だった「蒼」「ハル」もこちらで初披露。これら2曲の演奏も見応えたっぷりです。

パフォーマンス面では史上1位2位を争う激しさ&素晴らしさで、特に最後の最後の「終わりなき旅」はそれまで25曲を演奏した後の最後の余力を振り絞った魂の演奏で、ファンの間では未だにこれがベストアクトだとの意見が強く支持されています。

以上の理由からこのライブが大好きなんですが、マイナスポイントを挙げるとすればアルバムのコンセプトとはあまり合わない、という点ですね。「SENSE」は近年では珍しい非常にダークな作風なので、大きなスタジアムで雨の中濡れながら演奏、というのは少しイメージと違う気がしています。ただこのライブパフォーマンスは文句なしに素晴らしいので、一生に一回は見るべき。

個人的に好きな場面:「Prelude」「未来」「Replay」「蒼」「Everything is made from a dream」「星になれたら」「終わりなき旅」

2位: Mr.Children Tour 2011 “SENSE”

選曲: 9/10   演出: 10/10   パフォーマンス: 9/10  アレンジ: 9/10

そして銀メダルを受賞したのがこの作品。
先ほど紹介した「SENSE -in the field-」ツアーの前に行われた、アルバム「SENSE」の第1弾アリーナツアーです。

このツアーは何と言っても先程書いたアルバム「SENSE」のコンセプトに完全に合致する、狭めのステージに後ろにカーテン、アコースティックで暗めな曲多めな完璧な演出&選曲。さいたまスーパーアリーナという大きな会場にも関わらず小さなホールにしか見えないステージの作りは見事で、僕はこれこそがアリーナツアーの至高だと思っています。

第1にオープニングですが、史上屈指のカッコ良さです。オープニングから繋がった3拍子のイントロに、カーテンの裏で薄暗い中桜井が登場。力強いエレキギターと共に「僕はつい…」と歌い出し、「NOT FOUND」がスタート。僕はこれ以上カッコ良いライブの始まり方を見たことがないですね。

中盤の選曲はまさにセンスの塊で、ミリオンシングルながら初映像化の「【es】~theme of es~」、普通のツアーでは演奏しづらい「シーラカンス」など、桜井はずっとアコースティックギターを持ったまま8曲続けて暗めの曲を披露。海の映像が映し出された薄いスクリーンの奥で演奏される「シーラカンス~深海」は何とも言えない、まるで深海の奥に引き摺り込まれるような素晴らしい世界観での演奏です。
正直僕的ピークはここまでなんですが、この後にも「ポケット カスタネット」や「横断歩道を渡る人たち」、そして途中にアレンジが加わった「Prelude」など、ドラマチックな曲が聴けます。

パフォーマンス良し、選曲神、演出神の最高峰のライブツアーです。今すぐamazonでチェックすべきです。
(余談ですが5月なのに超厚着な桜井が序盤から汗かきまくってる所が毎回気になります)

個人的に好きな場面:「NOT FOUND」「名もなき詩」「花 -Memento-Mori-」「【es】~theme of es~」「Dive~シーラカンス~深海」「Prelude」「Forever」

そして映えある第1位に輝いたのは…

1位: Mr.Children Stadium Tour 2015 未完

選曲: 8/10   演出: 10/10   パフォーマンス: 10/10  アレンジ: 9/10

こちらでした。👏👏
同年に発売された18thアルバム「REFLECTION」の第2弾ツアーで、記念すべき「僕が初めて買ったライブ映像」です。親父が持っていたCDと共にアルバムを制覇した僕はライブ映像に手を伸ばし、これを最初に購入しましたが、この映像を見て「あ、Mr.Children、ライブも悪いところが無いんだな」と確信しました。

「SENSE -in the field-」に続き2回目の雨ライブ映像化ですが、アドレナリンの放出具合ではこちらの方が遥かに上です。曲数も27曲と過去最高級のボリュームで、映像は合計248分と夜がまるまる潰れるレベルのとんでもない濃さとなっていますね。

何処から語ったら良いのかも分からないですが、まずは前半から。「未完」で始まり、「ニシエヒガシエ」「光の射す方へ」、そして20年ぶりの演奏である「CHILDREN'S WORLD」で一気に会場を盛り上げます。そこからREFLECTIONの曲を数曲演奏し、雨の中センターステージの演奏に移ります。
ここでのアクトがとてつもない迫力で、「タガタメ」はまるでウォーターショーのような凄まじい濡れ具合の中で爆発しているような演奏。この映像は観ないと絶対に後悔します。

その後では「ALIVE」という僕的にとても嬉しい選曲もあり、「終わりなき旅」などを経て本編が終了します。ここまでもお腹いっぱいですが、このライブの本領はここから発揮されると言っても過言ではありません。

メンバーがセンターに登場し、観客のライトに照らされながら(史上唯一のスマホライト演出)の大好きな「I wanna be there」からスタート。「overture~蘇生」とMCを挟み、ここで「fantasy」「Tomorrow never knows」「innocent world」とアンコールとは思えない怒涛の連発で一気に畳みかけます。特にこの辺は凄まじい豪雨で、楽器が壊れないのが不思議な程でした。
このまま終わってもおかしく無かったですが、最後の最後に「Starting Over」で締める。こうして本編21曲+アンコール6曲のとてもバランスの悪い最強のライブが、僕の中では1位に輝きました。

悪いことは言わないので今すぐamazonで注文してください。感想が出て来なかったら人間じゃ無いです。

因みにこのとてつもないライブの後に、桜井は朝までカラオケで歌い通したそうです。あなた体調というものは存在しないんですか。

個人的に好きな場面:「ニシエヒガシエ」「CHILDREN'S WORLD」「忘れ得ぬ人」「タガタメ」「ALIVE」「I wanna be there」「fantasy」

まとめ

なが〜い記事になりましたが、今回は僕の大好きなMr.Childrenのライブ映像を語り尽くしました。正直これでもまだ語り足りないくらいなので、次は僕が唯一行ったMr.Childrenのライブのnoteでも書こうかと思います。それではまた。

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