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はじめまして

はじめまして
柚の樹と申します。

愛知県岡崎市でアンティーク着物を中心とした
着物レンタルと着付けをしております。
2021年3月にスタートさせました。

七五三が終わってから成人式までのあいだに
ほとんど着物を着る機会がない今
もっと身近に伝統文化を感じてもらいたくて
ハーフ成人式や卒業袴に特に力を入れています。

絹のなめらかな肌触りや
背筋のぴんとする感じ
着物を着るのって楽しい!
そんな風に感じてもらえたら嬉しいです。

着物の世界に踏み出すきっかけ

ある日、実家の和箪笥で見つけた、母が成人式で来た振袖に一目惚れ。
裏地(胴裏)の状態が良くなく、洗い張りし訪問着に仕立て直して着たいと伝えると母も祖母も心から喜んでくれました。そして、着物の世界へ。
当時はネイリストとしてサロン勤務する傍ら、着付けを学びました。

着付けを学ぶなかで着物そのものへの理解が深まりました。
例えば…
着物は解くと元の反物の形に戻すことができる。
余分な布は内側に折り込み、大きくしたいときは折り込み部分から引き出す。
端切れが出ないように無駄なく仕立てられている。
着物(木綿やウール)→布団や座布団カバー、子供の着物、最終的に赤ちゃんのおむつや雑巾、焚き付けなどに利用し最後まで使い切ることをしていた
など

もともと着物は日本人にとっての普段着であり、ハレの日には特別な着物を身に纏い、仕立て直しや染め替えをしながら何世代にも受け継がれて着ることができる着物のサステナビリティな部分に心惹かれるようになりました。

アンティーク着物に出会う

リサイクル着物やリユース着物をお店に見に行くなかでアンティーク着物の存在を知り、当時と現代の染色の違いや絹の質、大胆な柄行に魅せられるようになりました。
およそ80〜100年近く前の着物がさまざまな状況のなかで受け継がれ、時を経てここにあることにとても心を打たれました。
着物一枚一枚にストーリーがあって、
“これはどんな方がどんな時に仕立てたのだろう?“
“ここに布の継ぎ目があるから、身長や腕の長さに合わせて分かりづらい部分で布を足して、着ていたのだろう。とても気に入っていたのかな?“
とつい背景に思いを馳せてしまいます。
着物を知ることにより安く大量に作り飽きたらすぐに廃棄する、のではなく
メンテナンスを重ねて長く大切に愛用していくという考え方を大切にしたいと思いました。

創業の決意

自分自身の娘や息子が七五三を過ぎ、着物を着る機会が減っていることを寂しく感じていました。
また、着物を通じて知った“着物を循環させる“ことを目的に活動をしている人たちとの出会いにより、自分にも何かできないかと考えました。
着物文化を次世代へ伝え、そしてこどもから大人へと成長してゆく子どもたちの姿を残していきたい。
そのために着物のレンタルと着付けを提供したいと創業を決意いたしました。


【柚の樹について】
アンティーク着物と着付けのお店
※実店舗は現在ございませんので
Instagramやホームページよりお着物をお選びいただくか
ご試着や状態確認のご要望に応じます
まずはどんなことでもご相談いただけると嬉しいです

美容室、フォトスタジオなどに赴き
レンタルと着付けをさせていただきます。
特にご指定のない場合、こちらからのご紹介も可能です。

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