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巻末まとめ粗訳 |『SPARS PANDEMIC 2025-2028』[1]はじめに、全体像の説明

こんにちは、藤沢優月です。
突然ですが、このような情報をご存知ですか?


タイトルは、こちらです。

『SPARS PANDEMIC 2025-2028
A Futuristic Scenario for Public Health Risk Communicators』

日本語訳(仮)は、こちらです。

『スパース(ウイルス)パンデミック 2025-2028
公衆衛生上のリスクの疎通をはかるために作られた、ある未来のシナリオ』



シナリオを作ったのは、THE JOHNS HOPKINS CENTER FOR HEALTH SECURITY。

ジョン・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院の、独立した非営利団体です。
目的は、人々の健康を、疫病やパンデミックから保護し、主要な衛生課題に対して活動することを、目的としている団体。米国政府、世界保健機関(WHO)、国連生物兵器禁止条約に、政策提言を行っている団体です。

要するに、米国政府や WHO、国連と、非常に近い間柄にある研究所です。

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この研究所が、このようなシナリオを作成しています。
シナリオ作成の完了日は、ウェブサイトの情報から、2017年10月とされています。

詳しくい情報は、以下サイトからご覧下さい。
英語版ですが、情報そのものや、添付 PDF 等が見られます。


SPARS Pandemic Scenario
https://www.centerforhealthsecurity.org/our-work/Center-projects/completed-projects/spars-pandemic-scenario.html

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当然ですが、著者には判別がつきません。
日付から、これが2019年(Covid-19)用のシナリオであったのか、あるいは次のパンデミックを想定したシナリオであるのか。

ですが、気になる情報がいくつもありますので、2023年初頭の今、粗訳を試みます。
情報に不慣れな方のために、注釈もつけました。

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原本は、全89ページの大作です。
あまりにも膨大ですので、情報がコンパクトにまとめられた巻末ページを翻訳。このシナリオの全体像の理解を試みます。

また、日本語のみの情報ではなく、英語と、対訳にしてお届けします。
訳には十分気をつけますが、著者が公衆衛生の専門家ではない点に関しましては、ご容赦ください。

また、本訳を読みこなすには、基礎的な情報が不可欠となります。
基礎的な情報は、弊社 note の基礎的な記事でご補完ください。
本訳中の注釈では、基礎的な情報は扱っておりません。

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本作業が、日本語の情報に頼りたい方の、お役に立ちますように。
可能性として想定される危機に対して、一人でも多くの方が、事前避難を行うことができ、たくさんの命が守られますように。

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