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05 | 命を尊びあい、価値を守ってゆく世界がいい
<< 続きです >>
ここです。
この価値が後ほど、当「命の勉強会」で、とても大事になってきます。
だから、今のうちに、しつこく確認させてください。
(あまりに当たりまえ過ぎて、書く気も起こらないほどなのですが、書きます。非常時ほど、「当たりまえ」の重要性を、度々確認しないといけないから)
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人の命には、「上級」とか「下級」とか、「優」とか「劣」はない。
それはおかしい考えだし、命の意味そのものを帳消しにしてしまう、ねじれた考え。
そうではない。
命の価値は、みな同じ。
上下も優劣もない。
わんこは可愛いし、にゃんこや子どもは、いてくれるだけでいい。
どんな変なことをしても、とにかく、かわいい。
おじいちゃんやおばあちゃんの命は、ものすごくキュートだし、たまに、永遠に死なないんじゃないかと思う。
年月を経てきた笑顔は、最高。
もっと大きく言えば、命の恵みをいただく時は、昔から祈りを捧げてきた。
釣り人が、魚を尊んで屠り、余すところなくいただくのは、魚の命に敬意をあらわしているから。
太古の昔から、収穫に祈りを捧げてきたのも、同じ理由。
命の価値を、大切に尊び、命の価値を守る。
だから、世界が美しく見える。
たとえば、この世界にあなた一人しかいなくて、星空の美しさを、誰とも共有できない。
そんな時、星空は果たして美しく見えるのかと、疑問に思う。
(きっとそれは、とても寂しく見えるのでは)
この世界は、共に分け合いながら、連綿と続いてきた世界。
何度、価値を壊されかけても、みんなで価値を、守り続けてきた。
世界はこうある方が、私はいい。
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でも、世界をこう考えない人たちも、きっといる。
この世界を、「支配してしまえ」「思いのままにしてしまえ」と考える人。
「自分は特別なのだから、その権利がある」と、考えるかもしれない人。
たとえばですが、私の父のような人たちですね。
「こういう人も、いるかもしれない」
そういう人たちがいる現実を、知識として知っておかないと、命の話は先に進められない。
陰謀説や「トンデモ」の類ではなく、科学的に知らなければならない。
そうでなければ、話がうまく共有できないように、著者は思っています。
<< 続きます >>
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