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ロールスクリーン最小サイズは罠だらけ

最近細長い窓が増えて出番が多い、細いロールスクリーン。
正直、各社注意点が多いですよね。
私もかなり地雷を踏み抜いた経験があります(泣)
2024年2月現在の仕様ですが、各社の注意点をまとめてみたいと思います。


トーソーの場合:小窓タイプの操作による最小巾の違いと部品色に注意

普通のタイプだと最小巾は300㎜から。
小窓タイプになると、
プルコード操作のマイテックは200㎜〜、
チェーン操作のマイテックループは100㎜から製作可能です

しかしこの小窓タイプ、部品色が『ホワイト』1色のみ

TOSO『ロールスクリーン』より

逆に注意点ってこれくらいなんですよね。
生地によって違う、というのがあまりないので間違えにくいのがトーソーの優しさ。

ニチベイの場合:柄によって最小幅が違う

ニチベイはトラップが多すぎてどこから述べたらいいのか迷うくらい。
まず、標準タイプの最小幅から

ニチベイ『ソフィー』より

最小巾200㎜〜と書いてありますが、
標準仕様(洗濯できない)のチェーン式で200㎜〜。
標準仕様のプルコード式、ウォッシャブル仕様(洗濯できる)は305㎜〜です。


同じ生地でも仕様と操作方法によって違います。
標準(洗えない生地)生地とウォッシャブル生地で最小幅が違うという不思議仕様はニチベイのみです。
さらに柄によって最小幅が違うところがニチベイの間違えやすいポイント。

『シスク』
ロールスクリーンには珍しい、クラシカルなダマスク柄が織り柄で表現されていて、「無地は嫌だけど安っぽいプリント柄も嫌。上品な地模様が好き」って人にイチオシなひとつ。
これ、最小巾505㎜
トイレの小窓に大体無理なサイズ。
『シスク』に限らずニチベイの柄物はだいたい最小505㎜〜になっているので要注意!

そして細い窓に対応できる最小幅100㎜〜のスリット窓タイプですが、
対応生地の種類が少ない!

なんで一番スタンダードなラフィーとフェスタⅡが非対応なんだろうー

タチカワの場合:製品仕様ページから確認すべし

私の持論ですが、タチカワブラインドのカタログは後ろの製品仕様のページから読んだ方がいいと思う。

タチカワブラインド『ラルクシールド』より

プルコード操作は300㎜〜、
チェーン操作は250㎜〜
になります。
これが価格表からみると、

……すっごい見逃しそうじゃないですか?
さらにニチベイよりは種類の多いスリットタイプ(チェーン操作)、小窓タイプ(プルコード操作)ですが、スリットタイプの操作は右のみです!


いかがでしたでしょうか?
小窓にロールスクリーンにつける際に、各社気をつけたいポイントでした。
後から「この生地、このサイズだとできませんよ」って言われないように気をつけましょうね(泣)


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