介護における柔軟な考え方の秘訣
介護するにあたって私が気を付けていることがあります。
それは「決めつけで介護することは危ない」ということです。
例えばAさんはベッドから起き上がることはできないので起き上がりを介助者が行っていると教えられたとしましょう。
これを疑いなく介護していることはよくないということです。
どういったことを注意すればいいかと言うと
⒈なんで起き上がることができないという出来事があったか事実確認をしてないです。
「手すりに捕まって起き上がるような工夫はあったか?」
「腕や腹筋の力がないからできないのか?」
これらの確認は不可欠です。
手伝えば確かにできないことはないです。
もしできる可能性があって介護しているとなるとどうなるかというと結果的にできないことが増えていきます。
できないことが増えてしまうと自分でできる喜びもなくなり、無気力につながるかもしれないからです。
なので本人ができることはなくさないように努力するべきです。
⒉今の状態とその時の状態は変わらないか、以前よりできることは増えてないか確認することです。
リハビリをうけて多少の手伝いあれば起き上がることができたとしましょう。
リハビリの時、どのような事をして起き上がることができてるかを知り、今のやり方を捨てて介助していきましょう。
⒊自分の考えだけじゃなく他の人の意見を聞く耳をもつこと
「うまく介助できてる人がいる」など自分よりうまくできてる人がいたら話を聞き、参考にしてみましょう。
思い込み、考えを変える柔軟性があると自分のできる可能性も見つけられることができます。
⒋セミナー、研修にでて、スキルアップをすることです。
日々、介護用品や介護技術など進化はしています。
今のやり方より幅をもたすことで介護力に磨きをかけましょう。
不安、苦手と思えることがあれば克服できるための努力の仕方を考えるべきです。
今のやり方に満足せず、いいやり方を常に探して頑張っていくがプロだと考えます。
参考になれたらと思います。
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