ゆるオタ、推しの愚痴と惚気
こんにちはこんばんは、どこかのゆるオタです。
推しを推し始めた後、結構すぐにヤラカシをされた。小さなヤラカシや失言は間間あったものの、お前金絡んでるのにそれはダメだろ、と10人中9人は言う様な大きめのヤラカシは初めてだった。
後日はちゃめちゃに説教をした。
流石に1:1でだが。
淡々と事実を述べ、ド正論でボコボコにし、改善策を提示した。
正しさは正義では無いとは理解しつつも、もう二度と推しから蔑ろにされる事が許せなかった。
この時点で嫌われる覚悟はしていたし、嫌われたなら嫌われたでいいし、降りろと言うのなら降りようと思っていた。
私はこの人の演技が好きだからオタクをしている訳で、この人に好かれる為にオタクをしている訳では無い。
ただ正論とは言え、演者とオタクの関係性で説教なんかしてくるオタクに現場に来て欲しくないだろうから99%降りる気だったし、演者に対話を要求をした所で納得のいく返答を貰えると思っていなかった。
なんなら短い間だったけど楽しかったなと思っていた。
なのに、私は未だこの人を推す事を赦されている。
この人はとても素直な人だ。
誰からの言葉でも、その言葉が正しければ素直に受け取れる素晴らしさを持ち合わせている。
無駄にプライドばかり高く他者の正論に耳を傾ける事の出来ない動物の多いこの社会で、「素直」と言うのはとんでもない美徳だと思う。
私のつらつら述べた正論と言う名の自己愛を、この人は正しい物だと判断したのか、それとも面倒なオタクの言い分だし適当に流しておくかと思ったのか、素直に協議を受け入れ、なんなら謝罪までしてきた。
こういう事を伝えて貰えたのは初めてだから有難いと言っていたがそりゃそうだろ。
こんなお気持ち表明するヌサコニが何人も居たら可哀想すぎるし、嫌われても良いと思っているオタクなんてそうそう居ない。
私だって推しには嫌われても良いけど二推しには嫌われたくない。無理だけど。
相も変わらずどこかズレた返答だが、本心は当の本人にしか分からない事だ。(と同時に大部分を端折り嘘も織り交ぜているこの駄文に、読んでいる人がオタクの思い違いも甚だしい、と苦虫を噛み潰したような顔をしているのが目に浮かぶ。)
私は想像でこの人の考えに思いを巡らせることしか出来ないし、そもそも他人の気持ちを慮られる程出来た人間では無い。
寧ろ人間不適合者。
社会的動物としての欠陥もいい所。
つまり、私なんかが推している時点で後ろめたさはあった為、降りろと言われたら言われたで仕方ないと心から思っていた。
私なんかが推していていいのだろうか。
私なんかが推していて赦されるのだろうか。
反語でしかない。
でも、だからこそ、ここまでマイナス思考を根幹に根ざしつつ自我の強さも人一倍あるド級のめんどくさ気難しい人間に、1%の誠実さを渡してきたこの人はやはり推しなのだろう。
その後もなんやかんや構ってくれる。申し訳ない。
話さなくて良いしこんなのに気を使う必要なんかない。
最近距離感バグってるからもうちょっと離れてほしい。
(ここ題名に書いてる惚気の部分です。書いてて惚気どこだよになったからぶっこみました。私は他担の惚気聞くの好きだから書いてますがイラッとした人はブロックなり報告なり好きにしてください。noteにブロック機能あるか知らないけど。)
どれ程失言やヤラカシをされても、如何に相容れない部類の人間だとしても、推さざるを得ない程この人の演技は素晴らしい。
どうしようもなく心が震え、何度でも救われてしまうのだ。悔しい程に迄。
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