【小さな彼女の小夜曲】雑談

みなさんは、『小さな彼女の小夜曲』という作品をご存知でしょうか。
2013年10月25日に、今は無き『feng』から発売されたADVです。
この作品のOPである『マリンブルーに沿って』は様々な機会で名の挙がる名曲として有名で、もしかしたら1度は聞いたことがあるのでは無いでしょうか。
タイトル画面ではピアノ版が流れるんだけれど、最初はこの曲「タイトル画面なのになんか、もう終わりみたいな感じだな。」と違和感。
初プレイ時は画面比も今とは違うし、絵柄も古く、受け入れ難い人も多いんじゃないかなって言う印象。
でもプレイしていくにつれて、この世界の綺麗さというか、儚さというか、登場キャラが作り出していく世界観がとても心地いい。別に特段盛り上がりがあるとかそういう訳じゃない。
目立った感動ポイントもない。ないんだけれど全体を通して雰囲気がすごくいい。
もっとこの世界を感じていたい。そう思えるほどに。
終わった時の喪失感は凄まじかったよ。
9-nineや、はつゆきさくら、ダ・カーポシリーズをやってきたけれど、それらと匹敵するくらい終わっちゃったって言うロスが凄い。
終わったあとタイトル画面に戻されて、マリンブルーに沿ってのピアノアレンジを聞いて、ボロボロ涙が止まらなくなっちゃうくらいには、世界観が綺麗だった。そう、別に特別な力を授かって戦うわけでも、守りたいもののために自分を犠牲にする訳でも、はたまた魔法の桜の力に翻弄される訳でもない。
盛り上がりに欠けるといったら過言かもしれないけれど本当に普通の学園生活なんだよ。
なのに、5本指に入るくらいには好きな作品。
曲ってさ、サントラってさ大切だね。

まとまりもない、ただ描きたいことを思いつくまま綴っただけの雑談だけれど、興味を持ってプレイしてくれるひとが増えたら嬉しいな。

それじゃぁまたね。

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