働いてみて痛感した、仕事におけるコミュニケーションで大事なこと
社会人になってそろそろ1年4ヶ月目、学生時代にインターンをしていたこともあったのですが、大学生までは基本知り合った友達や先生とせいぜいコミュニケーションするかどうかの日々でした。
社会人になると、いきなり関わる人が増え、その人のこともよくわからず、一緒に仕事することになります。
私が配属されてから、仕事上でイラっとしたり、落ち込んだりするときって、自分が実装できないとかわからない以外だと、だいたい人とのやりとりに起因するなと気づいて、
気にしすぎる性格なので、こう直してほしいって伝えるだけでもめちゃめちゃ考えたり、言った後に後悔したり、言われたことを真に受けすぎてそれで1日悩むとかがザラじゃない日々です。
そこで、こうすればもっと円滑にコミュニケーションしやすくなるんじゃないかなという学びを最近だいぶ培ってきたので、紹介したいなと思います。
1. 認識や前提条件を合わせる
2. 具体的に話す
3. 情報の格差をなくす
4. 問題が起きたらしょうがないので、改善策を考えて共有する
1. 認識や前提条件を合わせる
意外と当たり前なんですけど、できてないことの一つだなと感じる、「認識や前提条件を合わせる」。
一緒に仕事をしている人はあくまで他人、価値観や常識も違います。
例えば、ある人がコードレビューをリリースする3日前にお願いしてきたとしましょう。私が頼まれた時は、その案件に関わっていなかったので、リリース日すら知らなかった状態です。
リリース日を聞いて、テストの時間大丈夫かなとか、もしこっちが自分の仕事で忙しかったらレビューに間に合うかなと思ったり、リリース自体間に合うのかと心配になりました。(リリース日が遅らせられないものでした。)
それぞれの認識として、
コードレビューを依頼してきた人→リリース日3日前なので間に合う
コードレビューを引き受ける自分→リリース日3日前は間に合わない
というように、齟齬があったわけだなと思いました。前もってリリース日がこの日なら、コードレビューは5日前までに渡して欲しいなど認識を合わせておけばよかったなと思いました。
2. 具体的に話す
これは、若干私特有の癖かもしれないのですが、ここがこうでなんとなくおかしいとか、もうちょっと早めに言って欲しかったです!など、抽象的な表現を使いがちです。
特に、対面ではないメッセージにおけるコミュニケーションでは、相手の温度感も何を考えているかも文脈からはわからない時があったりします。
例えば、相手に「早めに〇〇について教えてください!」と言われた時に、早めってどのくらい?何日以内に教えればいいのか?と思う人もいるわけです。
業務上で営業さんから、
入会ができないんですけど
みたいなバグ報告を受けたとしましょう。
どういう操作をしましたか?どういう環境ですか?といった質問をしなければ原因を探ろうにも次のアクションを起こせません。
ここの入会ボタンを押したら購入画面へ遷移しませんでした。環境はMacでブラウザはChromeです。原因はわかりますか?
と言われたら、入会ができない箇所と環境がわかり、原因を探そうと次のアクションを起こすスパンが短くなると思います。
相手が想像することを考えながら、返事をすることを気をつけたいなと思うし、抽象的な表現を避け、数字をきちんと出したり、具体的に伝えるというのは大事なことだなと感じました。
3.情報の格差をなくす
これは大企業あるあるなのかもしれないのですが、関わる人が多い案件では、色々な部署の人たちが関わってきます。
各々がダイレクトメッセージでやり取りすると、私は聞いていたけれど、あなたは聞いてない、といった情報格差が生まれ、質問が二度手間になったりします。
関係者が多い案件はパブリックのチャンネルやメッセでやり取りする
これを心がけたいです。
あとで実装者や関係者が増えたとしても、パブリックチャンネルなのでログが残っているし、しばらく経って何か不都合が起きても、見返せばどういうことをしたかがすぐわかります。
また、話がごっちゃになりすぎたときは、
案件の主導者はAさん
開発系 BさんCさん
デザイン Dさん
マーケティング周り Eさん
にとりあえず聞いてくださいと言って、責任者を明確にしておくことも重要だなと思いました。
個別メッセをしないでって思ってもしょうがないので、どうやったらみんながパブリックな場所で話してくれるかを考えるのも重要です。
4. 問題が起きたらしょうがないので、改善策を考えて共有する
上記3つのようなことを考えていて実行していたとしても、問題が起こるときは起こります。それはもうしょうがないです。
そんな時にこんちくしょ〜〜って思ったり、タラタラ不満が募って愚痴りたくもなるのですが、愚痴るだけでは問題は何も解決しないです。
問題だと思ったことを相手にきちんと伝えて、こう直して欲しい、こうしたらどうですか、という具体的な提案をしなければ、問題がもう一度起きてしまう確率が上がります。
また、改善策を自分1人で考えるだけじゃダメで、それを話し合うか伝える場が必要です。
リリースが遅れたという問題が起きたとしましょう。
あの人の実装が遅かった、あの人のレビューが遅かった、他の機能とバッティングしてリリースできなかった、原因自体は人に起因するかもしれないのですが、根本をたどるとコミュニケーションがきちんと取れていない、情報が共有されていないにたどり着くと思うんです。
前もって誰が何を実装しているか、リリースの順番を決めておけば、レビューや実装のバッファを取っておけば、色々と改善策は出てきます。
また、それを共有しておけば、次回同じような問題が起こらないように対策を打つことができます。
まとめ
一緒に仕事をするヒトも他人といえば他人、アドラーも言っていたように、何か問題が起きた時って、基本人間と人間同士の問題にすぎないのですが、そこが一番仕事をする上で難しいのではと痛感しています。
色々試行錯誤して、上手にコミュニケーションが取れるようになって、気持ちよく働けるようになればいいなと思います。
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