エンジニアが副業を始める前に気をつけた方がいいなと、今思うこと
現在DMMという会社で3年目のエンジニアをしています。
私は手伝いたいサービスがあったり、知人の紹介で2018年の6月頃から少しずつ副業を始めたのですが、最近周りで副業始めるにあたって気をつけた方がいいことを聞かれたり、相談を受けたりすることがあったので共有しておきたいと思います!
エンジニアがとタイトルには書いてありますが、他の職種の為にもなるのではと思って書いています。
やっておけばよかったこと
・何のために副業するのかを考えよう
・開業届を出した方がいい時もある
・業務を始める前にきちんと契約書を結ぼう(請負か準委任かとか)
・稼働時間や給与の認識は業務の前に合わせておこう
・使うツールなどがあればその料金なども計算しておこう
・本業との兼ね合いを大事にしよう
何のために副業するのかを考えよう
副業をする目的として、お小遣い稼ぎであったり、スキルの向上のためだったり、そのサービスに携わりたいなど色々あると思います。何のために副業をするのかは人それぞれでいいと思うのですが、後から振り返った時にどうしてやっているのかは明確にしておいたほうがいいなと思います。
私はお小遣い稼ぎの副業は現状してないです。大体が理念に共感して手伝いたいであったり、スキルを深めたい時に引き受けることが多いです。
開業届を出した方がいいときもある
初めて副業をやるし、続くかわからないし、ということで副業1年目は開業届を出しませんでした。
おかげで、昨年度は白色申告しかできませんした。控除が一切ないので、青色申告と違い経費の計上などができず、青色申告と思うと税金を多く払わなければいけないことになります。
本業とは別に年20万以上売り上げる場合は確定申告をしなきゃいけないので、開業届を出して青色申告ができるようにしておくのがオススメです。(最大10万円か65万円までの控除があります。)
初めてやる1年目は様子を見るとかでもいいかもですが、確実に本業とは別に100万入るとかであれば開業届を出して青色申告がベストではと思っています。
この本が会社員の副業や税金、青色申告や白色申告についても書いてあってとてもわかりやすかったので、一冊持っておくのがオススメです!
業務を始める前にきちんと契約書を結ぼう
私が過去に副業したり、現在副業している会社ではきちんと業務前に契約書を結んでくださって、不当な扱いなどは受けていなかったのですが、知人が支払いでもめたことを聞いたり、異様に賃金が安かったなどを聞いたことがあります。
契約書は自分を守るための手段でもあります。
契約の種類的に2つあって、準委任契約と請負契約です。請負契約だと成果物での納品ですが、納品後に不備があった場合などは修正する義務があったりします。
下記の記事がわかりやすかったです。
また支払いが行われない時に困ったり、支払額が減額されるなどといった時に契約書があれば、上記のことは避けられると思います。
正直なところよほど仲のいい関係性ではない限り、契約を結んでおくのが当たり前、むしろ結ばない会社がいたら若干怪しいなと思うので気をつけて欲しいです。
稼働時間や給与の認識は業務の前に合わせておこう
稼働時間や給与の認識は業務の前に合わせておいたほうがいいです。
理由が二つあって、一つ目に働き始めた後に変えづらいことだから。正直お金の話などは倦厭されがちですが、給料が極端に安いところはちょっとおかしい会社かもしれない、などと言った線引きもできるようになります。前もって認識合わせしておきましょう。
二つ目に、副業する企業がどれだけの役割を任せたいか、どれだけ成果を求められているかなどがわかるからです。週4~5時間のちょっとした技術コンサルと、週10~15時間のデザイン業務とでは与えられる比重や期待される成果も違ったりします。
使うツールなどがあればその料金なども計算しておこう
デザイナーやエンジニアだと、有料のツールやエディタ、セキュリティソフトなどを使う場合があると思います。それは会社側で用意してもらえるのか、請求してもいいのか、自分で使ってるのを使うのかなどの話もあったりします。
ちなみに私は大学生時代の週4フルタイムのバイトで、PhotoShopの学生プランは安いから、個人で使ってるなら会社のは使わないでと言われたことがあります。(今思うとアウトな気もします。)
料金を計算して、それは請求できるのかなど副業先と話し合っておきましょう。
本業との兼ね合いを大事にしよう
今まで契約やツールのことなどを話してきましたが、一番大事にして欲しいのは本業との兼ね合いです。
副業が推されてる世の中ですが、私たちは1日8時間週5日の40時間働く場所があります。そっちを疎かにしては意味がないかなと思っています。
私も副業が圧迫されていて睡眠不足になったりした時もありました。それは本業をやっている上で全然良くないので、副業をやるなとまでは言わないですが、副業をやるときはうまく自分のバランスをとってやっていて欲しいなと思います。
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副業をやってる人が周りにも多くなってきて、副業をやり始める時に気をつけて欲しいなと思うことをまとめてみました。
ここまで読んで、副業してみたいけどどうやったらいいかわからないというそこのあなた、是非YOUTRUSTに登録してください!まずは知り合いや知り合いの知り合いからオファーを受けて副業してみませんか?(とてもいいサービスです)
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