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Eternal Return Season 3 Finalsのチームの話

ごきげんよう。ERパートナー兼病人大好きの10pです。
最近応援したチームがボロッカスになる呪いに掛かっていて真剣に困っています。助けてくれ。神社行ったほうがいいかな?

Season 3 Finals in Play X4

今週末、韓国で行われるPlay X4というイベント(日本で言えば東京ゲームショウのようなイベント)でEternal Return Masters Season 3を締めくくるEternal Return Season 3 Finalsが開催されます
今回、そのPlayX4の日程に伴いDay1が日本では平日である金曜日の午後2時からスタートするという破壊的なスケジュールをしていますが、それはそうとして今シーズン最後の大会として錚々たる面々が集まった熱いシーンが観れるわけです。Day2は土曜日の昼からだし、決勝は余裕で観れるぞ!多分

そんなわけで、そのFinalsに出場する全12チームについて、大雑把なチーム傾向とメンバーの説明なんかをしていこうかと思います。
ちょっと文章量多いかもなので流し読みな感じでお願いします。

大会の形式について

と、その前に2日間にわたって開催される大会の形式についておさらいをしておきましょう。

Day 1

こちらはシンプルで、要は普段のERMでいうDay1,Day2の形式です。
1キル=1ポイント + 順位ごとのポイントでポイントを稼ぎ、上位4チームがDay2に進出するという形で、ラウンド数は固定6ラウンド
出場チームは以下の8チーム。

  • Strike ( HyangGi / DD0 / BoBmalsa / WiD )

  • Pray ( Xboy / Anonymous / Yohwa / Pied )

  • ASD ( DaSoo / ing9 / ZeroJin / Pokpo )

  • MUDKIP ( JJangE / Curry / Wakcul / Belzer )

  • Nunchi( NoDunAl / JBSP / Hikasi / Flicker )

  • Tricksters ( Dogamja / 100soo / Beobeo / KCW )

  • OwO ( JCP / Revolu / JUMO / DINA )

  • ToT ( Phantom / UmU / nemuri / Jadu )

Day 2

こっちはいつものERMのFinalsでやってるチェックポイントルールで進行し、Day1と同じポイント計算で55ポイント以上という条件を達成したうえでそのラウンドで最も多く点数を稼げば優勝というルールです。
ややこしい気もしますが多分観てるとわかります。局員さんなんかがわかりやすく説明してくれると思う。
出場チームはDay1を勝ち抜いた4チームと、シードを持っていた以下の4チーム。

  • MIRAEN SEJONG( OneCircle / Cadmus / danana / Romatic )

  • Stella ( SeoEunSeol / Rosner / E8 / Bum )

  • Asher( No9ri / gwork / Mangnani / Narvic )

  • Byte Breakers ( Cherry / Dongye / Luminal / Taegyung )

Day 1

てことでルールの大雑把な説明も済んだところでチームについて見ていこうと思います。なるべく短くまとめる努力をしようと思います。無理でした。
それはそうとして、わたしの主観が結構入ります。

Strike ( HyangGi / DD0 / BoBmalsa / WiD )

他にも似たような趣向のチームがありますが、このチームはいわゆる花形の超強力プレイヤーがいて、それを二人がサポートする構図のチームです。後述のByte BreakersやToT、MUDKIPが結構その系譜だと思います。
このチームの核となっているのはOTPと言っても差し支えないくらいに専門的にウィリアムを使っているDD0
彼は見応え抜群な圧倒的な技量だけでなく、それを活かしてしっかりチームをキャリーし勝利に導く正真正銘のスタープレイヤーです。
そしてそのDD0を支えるのがシウカイなどで主に前衛を担当するBoBmalsaと、バニスやエステルなど、大会シーンではサポート色が濃く出やすいような攻撃的ピックをするHyangGi、そしてたまに出てきてマイなどで同じくサポートポジションを務めるWiD
WiDが出場することが稀なので実質的にはHyangGi、DD0、BoBmalsaによるチームですが、強力なキャリーを据えたチームワークとしては理想的とも言える立ち回りで他のチームを翻弄しています

Pray ( Xboy / Anonymous / Yohwa / Pied )

他のチームと比べるとメタピックというより自分の得意なピックを貫き通すという側面が強いチームですが、個々の技量が非常に高く、それらを活かした攻撃的なプレイングで毎回圧倒的なキル数を稼いでいます
XboyはビアンカOTPとして知られているプレイヤーで、DAKGGでランキングを見てもいつも上位に君臨している様子が見られています。(X보이というプレイヤーです)
この記事を書いた時点でもビアンカ100%の3位となっており、大会でもしっかりビアンカを使っている様子。が、大会ではたまにエステルを使っているようです。スキンはちゃんとアンステルなのでビアンカ判定なのかもしれない。
Anonymousはアルダやナタポンなど少々クセ強めのメイジキャラを用いるプレイヤーとして知られており、大会ではナタポンであまりにも綺麗なRで流れを作りきり勝利したシーンなども見られています。

Yohwaの前にPiedの説明をしておきましょう。
Piedはエイデンの名手として知られているプレイヤーでありながらフェリックスでも非常に優れたパフォーマンスを披露している方です。
以前、ソロ時代の10pカスタムのおまけで開催した男祭りに参加したことがあり(?)、18人復活無しで行われていたソロモードのルミア島で9キル優勝というわけのわからない成績を残していた方でもあります。何なんだ。
そんな個性強めの3人と比べると、一旦後回しにしたYohwaは少々そういった個性が弱めなプレイヤーであり、ニッキーなどで他二人のピックを調整しているような印象が強いです。
逆に言えばYohwaがいることでチームとしてかなりまとまりが生まれており、攻撃的なムーブはかなり見ごたえのあるチームです。

ASD( DaSoo / ing9 / ZeroJin / Pokpo )

以前はFavorとして知られており、昨シーズン優勝した後メンバーを半分入れ替えての再出発を遂げたチームです。
オリジナルメンバーとして残っていたのはDaSoo, ZeroJinであり、netizanがいた時代から遡るとDaSooだけが残っているような形でもあります。
そういった背景もありチーム名の変化があったのかと思いますが、何にせよFavorの時代からチームの傾向はあまり変わっていません。
ZeroJinがヘイズなどでキャリーを務め、ing9がピオロなどの前衛、DaSooがハートやシセラなどのレンジでそれをサポートするような構図で、基本的にPokpoが出てくることはあんまりない様子。
このチームの面白いところは、ing9にしてもDaSooにしても、本来はサポート的な運用を行われない、どちらかというとキャリー寄りのキャラクターをピックしながら、運用としてZeroJinのサポートに寄せていくというところ。
あと個人的な話をするとわたしはDaSooとing9が大好きなのでこのチームが一番好きです。そういう話をしていたらよく呪われて怪死をしていました。どうして……
何にせよ、一風変わったキャリー構成としてかなり仕上がりのいいチームです。

MUDKIP ( JJangE / Curry / Wakcul / Belzer )

昨シーズンのLCQから彗星のように現れたこのチームは、いわゆるStrikeのようなワンマンキャリー構成のチームと言えるでしょう。
基本攻撃を主体としたレンジキャラクターの使い手としてはMSJ_Romaticと並んで世界最強クラス、莉央に関して言えば間違いなく世界で最も上手いと言えるCurryが所属するこのチームは、そのCurryを中心にJJangEWakculがそれをサポートする構図で成立しています。
Wakculの枠はたまにBelzerに置き換わったりしますが、基本的にはエステルやマイ、Belzerの際は雪やフェリックスといった前衛キャラクターでワンフロントを務め、JJangEがシセラなどでキャッチ役としてきっかけ作りをする、といったような構成をすることが多く見られています。
Curryはナディンなど他のピックを見せることもたまにありますが、基本的には莉央一本で勝負しており、その圧倒的なパフォーマンスの高さはそれだけでチームに注目する価値アリというレベル
とは言え、そのCurryをサポートするほかのメンバーもまた一級品だからこそFinalsの舞台に立てたと言えるでしょう。
戦略としては基本的に安定志向、ファーム重点な戦略を取る様子が見られ、2日目夜などの時点でCurryの装備が異常なほど完成しており観客を驚かせています。

Nunchi ( NoDunAl / JBSP / Hikasi / Flicker )

NoDunAlが率いるこのチームはざっくり言うと奇人変人の集まりです。
本来ならこのNoDunAlも相当な奇人なのですが、スクアッドの立ち回りとしては比較的シンプルな上手さを持っており、彼が奇人というかもはや新手の妖怪のような立ち回りをしていたソロの時代は既に終わってしまいました。残念。

こういうことをしていた人です。
そんな彼を取り囲むのは「尊重、配慮、愛、平和」という意味のアカウントネームを持ち、その頭文字を取った登録名を持つ怪奇ピックプールマンJBSP、元祖バトルプリヤ代表Hikasi、無限AA粘着ファイターFlicker
ちなみにJBSPは以前RCLPという名前でしたが、こちらはRespect(尊重)、Consideration(配慮)、Love(愛)、Peace(平和)の頭文字を取ったと推察されています。
このチームの構成というか、キャラクター選びの方針は少しメタとはズレたところに軸がある模様で、NoDunAlこそ前衛として様々な収まりのいいタンクを運用するものの、JBSPについてはアルダや、主流になる前からテオドールを起用していたり、突然イレムが出てきたりと、最近はそこまで珍しくないとも言えるようになってきた一部ピックを先駆者的な運用をしていたところでも知られています。Hikasiはというと、稀にアドリアナなどを使う様子こそ見られるものの基本的にはプリヤ一筋というなかなか変わったプールを持っており、Flickerについてはヒョヌや雪といった張り付くタイプのファイターを得意としているような感じ。
いずれにせよ、先ほども書いた通り主流の戦法からは少しズレてはいる感じがしますが、戦い方は堅実であまりミスをしない、マクロ面の優秀さがうかがえるような試合運び。イロモノとして注目してるとちょっと驚かされるかもしれません。

Tricksters ( Dogamja / 100soo / Beobeo / KCW )

どのチームにも主役のような選手が一人いたりして、それを取り囲むような構成をしているというものが多い気もしますが、その流れで言うのであれば、このチームは全員主役、自我の塊です
彼らには基本的にチームワークによるコンボというものが常識として存在していませんが、各々が好き勝手やるという形である種のチームワークのようなものが醸成されるという不思議なチームをしています。
基本的に戦闘大好きというスタイルで、以前は復活が難しくなるタイミングで控えめなプレイングに移っていくという様子こそあったものの、狂犬KCWの加入以来そういったブレーキはちゃんと壊れていきました。
また、OTPが多いチームとしても知られているのがこのチーム。
最近出番の少ないDogamjaは豊富なピックプールを持っていますが、初期メンバーとしてずっといる100sooはダイリンの専門家として知られており、大会でも一貫してダイリンのみ。チームとしては初期メンバーではないものの合流してからはかなり長い時間が経ったBeobeoについてもエマOTPとして知られており、ソロ時代にソロモードにもかかわらず6割程度の勝率を記録していた異常なプレイヤーとして覚えている方もいるかと思います。
チームとして最も新参となるKCWも今はこのチームの象徴と言っても過言ではない存在でしょう。かつてから狂犬というあだ名が付いていた通り、彼はそこに人がいたらファイトをするといった好戦的なプレイスタイルで知られており、Trickstersに加入してからもその強気さをしっかり振るっている様子。
最近は番狂わせという意味ではおとなしめな気もしますが、何にせよ派手なファイトを見たければまずこのチームに注目するのがいいでしょう。

OwO ( JCP / Revolu / JUMO / DINA )

シード権を持っていたにもかかわらずシーズン中はあまり成績が奮わず、今大会への出場権もLCQにて争うことになってしまったこのチームですが、ここのところは少し調子を取り戻したようで、なかなか良い姿が見られています。
一言にOwOと言ってもどのメンバーが出場するかによって比較的毛色が変わるというのがこのチームの面白いところで、アディナやエヴァといったメイジを中心にプレイするDINAをチームの中心に置きコントロール的なプレイをするか、フィオラの専門家であるJCPを起用してRevoluを中心に攻撃的なプレイスタイルに身を置くか、といったところが大きく分けられるところでしょう。
どちらのやり方でもJUMOは調整役といったポジションに落ち着いており、広いピックプールから様々なタンク系キャラクターを繰り出しチームの縁の下の力持ちをしています。
正直、JUMOを他のプレイヤーと取り替えたらそれだけでこのチームは成立しないのではないかというくらいJUMOの功労は大きく、それ以外の部分においても連携面は非常に強固、チームワークでファイトに勝つというチーム戦ならではの戦い方が見たければ、OwOを応援するのが良いと思います。

ToT ( Phantom / UmU / nemuri / Jadu )

こちらもLCQから勝ち上がったチームですが、シーズン中にも一度ERMに出場し強烈なプレイングを見せつけたことから覚えている方もいるかと思います。
彼らは一貫してUmUエヴァを中心と据えた構成を続けており、Phantomのマイと、nemuriのハート、ラウラでそれを支えるような形。Jaduはなんか全然出てこないんでよくわかんないです。すみません。
つまり、いわゆるStrikeなどに代表されるワンマンキャリー構成です。
UmUが倒されたら終わりではあるんですが、そのUmUの繊細な立ち回りとそれをサポートする味方との連携は目を瞠るものがあり、かつ「これなら殺せる」というエヴァの経験値の高さによるキルラインの見定めのものについてはエヴァプレイヤーとしてワンランク上のプレイを見せてくれるという良さがあります。

Day 2

こちらはいわゆる決勝戦へのシードを既に持っているチームたち。
このシード権はシーズン中の好成績で得られたものなので、当然猛者揃いです。が、ただ強いだけでなく個性もまたバッチリというか。
一つずつ見ていきましょう。

MIRAEN SEJONG( OneCircle / Cadmus / danana / Romatic )

完璧、という言葉がふさわしすぎるこのチーム。
現時点でラダー1位の最強プレイヤーOneCircleを中心に、エキオン、アイザックなどといったファイターのエキスパートとして知られるCadmus、ニッキーやEleven、エステルなどタンクと言って名前が挙がるようなキャラクターなら何でも出来るようなタンクのエキスパートとして知られるdanana、莉央やハート、ナディンなど、レンジキャリーのエキスパートとしてCurryと並ぶ二大巨頭の一角のRomaticと、最強を並べてみた、みたいな天衣無縫のチーム。
実際にはもうひとりメンバーがいるような状態で、Serenityというコーチが付いています。コーチなんかついてて何か違うの?というところがありますが、その強さと言うのは戦略の面で発揮されており、どんな大会でも最先端の戦略で最適解を取り続けるというのがこのチームのすごいところ。
試合数無制限の3日目ルールにおいて史上最速となる5ラウンド優勝を決めたこともあり、その実力は確かです。
何なら一周回って強いという言葉の権化であることから深く説明することも憚れれるようなこのチーム。
とにかく強いチームが見たいぜ、という方はやっぱりこのチームに注目するのが一番でしょう。

Stella ( SeoEunSeol / Rosner / E8 / Bum )

先程までに並べたチームで例えて説明するとしたら、やや堅実なTrickstersと言えるような、こちらも個性全開といった感じのチーム。
実際のところ、ほぼOTPとOTPで構成されたチームであり、各々が強いプレイングをして個人個人の力で勝っているという側面が強いです。
とはいえ、それはお互いの信頼があってこそ、チームワークに欠けるということも全くなく、その結果がこの好成績です。
SeoEunSeolは昨シーズン優勝チームFavorでキャリー役を務めていたプレイヤーで、シセラ、ヘイズといったピックで圧倒的なダメージの高さを披露し敵チームを恐怖に陥れている存在です。
Rosnerは33歳ではないという謎のミームを持った存在で(???)、スアOTPとして知られている他、そこそこ他のピックについても造詣がある模様。と言っても大会ではスアしか出していませんが、最近流行りの金槌不壊や持ち前の耐久力を活かし、全く臆さないプレイングでチームの前衛役を務めきっています。
E8はおそらくDAKGGでランキングを見たことがある人なら一度は見たことがあるであろう「이이이이이이이이」というプレイヤーで、この이という文字は「イ」と発音するものであることからE(イー)×8というわかりやすいプレイヤーネームをしていることがわかります。
イレムOTPというなかなか稀有な存在ですが、その実力は確かなもの。
大会の場でも幾度となく相手を翻弄している姿が見られています。
彼ら3人と比べるとやや出番少なめなBumは基本はエキオンの専門家として戦っており、大会では珍しくデスアダーフル致命エキオンを起用したことなどでも話題を攫ったプレイヤーです。また、同じファイター系キャラとして強いとされていたフェリックスも使える模様で、収まりがいいときは出場している様子。
何にせよ、メンバー個々の個性が非常に強く、その上で少し珍しめなキャラプールをしていることから、チームとしても個性ばっちりですね。

Asher ( No9ri / gwork / Mangnani / Narvic )

かつてのデュオ大会時代の優勝経験を多数持つgworkやMangnaniに、正式以降に優勝経験があるNo9ri(旧名Noguri)など、とにかくベテラン揃いなのがこのチーム。
あるときは獰猛に、あるときは堅実にと、経験値の高さから柔軟なプレイをするところが魅力です。
何と言っても花形はgwork、大総統とも呼ばれる彼はソロ時代から最強プレイヤーと名高く、無駄がないマクロの経験値はスクアッドの場でも遺憾なく発揮されています。
そこに並ぶMangnaniもまた、かつてgworkとOneCircleが組んでいた最強チームの牙城を崩した伝説のチームFireの一員であり、最強のビアンカ使いとして知られているプレイヤーです。また、逸話として「Mangnaniがスアを出したら優勝する」という話もあります。最近は王手でなくてもスアを起用することが多いですが、何にしても彼のスアの成績は非常に優れています。
そんな豪傑二人に引けを取らずパワーを持つのがNo9riNarvicの二人。
No9riは比較的調整役のようなピックをすることが多いですが、gworkとのコンビネーションはいつも華やか。
Narvicについてもソロ時代から一貫してジェニー使いとして活躍し続けており、Asherに合流してからも献身ジェニー等といったジェニー特有のフットワークの軽さを活かした準サポートのポジションなどを務めている様子。
MIRAEN SEJONGと比べると堅実さを少し引いてアグレッシブさに寄せたところがありますが、完成度の高さについてはこのチームも引けを取っておらず、思わず「いいね!」といいたくなるような綺麗なファイトをしてくれるのがこのチームの魅力です。

Byte Breakers ( Cherry / Dongye / Luminal / Taegyung )

日本にもファンが非常に多いこのチーム、最強彰一使いのLuminalを中心にDongye、Taegyungがそれを支える構図は本来なら競技シーンでは全く見れなさそうな「暴れまわる彰一」という華やかな図を実現しています。
Luminalについては今更もはや言うこともないですが、彰一の専門家として知られており、競技シーンでほぼ唯一と言ってもいいような彰一使いです。
ここまで彰一で勝ち上がって来れるほどですから、実力は確かなもの。以前はTaegyungと残り2人になった状態から2vs3を返して優勝したこともありました。
Dongyeはエステル使いとして知られている、Luminalを支える強固な要塞の一角で、Luminalのワンマンキャリーと見せかけてこのDongyeと後述のTaegyungが非常に優秀だからこそこのByte Breakersの仕上がりが実現できている、そんな優秀なプレイヤーです。
TaegyungのピックはDongyeのエステルと比べると好戦的なヤン、ピオロ、ケネスといった布陣で、Dongyeがタンクムーブで支えるのに対してTaegyungはファイターとして戦闘の形を作っていく役割でLuminalを支えています。
一方Cherryについてはほとんど出場することがなく謎が深い存在となっています。出ないわけではないらしいが、ほとんどいない。
他のワンマンキャリー構成がチームワークでレンジ系キャリーを支える構図だったのに対し、Byte Breakersのその枠はなんとアサシンの彰一というかなり変わった構図ですが、今期のPhase3では見事優勝を勝ち取っており、その実力は確かなもの。
また、Luminalの彰一にだけ期待して注目して観ると隣のサポートの練度の高さにいい意味で裏切られるというのもこのチームの魅力。
スター性抜群のチームですね。

おわり

調子乗って書いてたらまた1万字に行きそうになりました。
ながいね。
Eternal Return Season 3 Finalsは韓国のゲームショウ「Play X4」にて今週末、
5/24(金)~5/25(土)にわたって開催されます!
もちろん日本語放送もあり。

Day1は観れない方も多いかもしれませんが、ぜひDay2だけでも観ていってください!


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