観よう、ERM! #0

はじめに

初めましての方は初めまして、10pと申します。
Eternal Return esports JP Wikiの編集とかをやってるエタリタ大好き人間です。
エターナルリターンの公式ソロ大会「Eternal Return Masters Open #12 Solo」(ERM#12)のオンライン予選が今週末開催されるということで、今回は普段ERMを見ないような人に「何が面白いの?」「どこが見どころ?」という話をしようと思います。
もしかしたら不定期連載になるかも、ということと、本来書こうとしていた記事が予選を経て決定した本戦メンバーについての記事だったことから、今回は#0のナンバリングを付けてみました。
ちなみにこの記事の値段として100円という表記があると思いますが、全文無料で読めます。ご安心ください。(買ってくれると励みになります)
では、記念すべき第1回(0回)の「観よう、ERM!」スタートです!

そもそもエターナルリターンとは?

もしかするとこの記事にたどり着いた方には「エターナルリターンって何?」という方もいるかもしれません。(ごく少数だと思うけど)
なので、大雑把にこのゲームの雰囲気について説明すると、
「League of LegendsやDota2のようなMOBAをベースに、APEX LegendsやPLAYER UNKNOWN'S BATTLE GROUNDのようなバトロワに落とし込み、そこにさらにアイテムクラフティングの要素まで加えた欲張りなゲーム」といった具合です。
チームのサイズは1~3人、それぞれ別のモードとしてソロ(1人)、デュオ(2人)、スクアッド(3人)が用意されています。
大雑把なゲームの目標は、装備を揃えて敵と戦い生き残り1位を目指す、といった感じ。
詳しいゲームに関しての情報は公式キャスターも務めている局員さんのページを見てみると理解が深まると思います。
最近チュートリアルもアップデートされました。始めるなら今がチャンス!

ERMとは

Eternal Return Masters Open、通称ERMはエターナルリターンの開発と運営を行っているNimbleNeuron主催による、いわゆる公式大会です。
基本的にはソロ部門とデュオ部門が用意され、それぞれ交互に開催されるような形。
このERMで良い戦績を残すと、シーズン最後に行われるEternal Return Season Finalsへの切符を手にすることができます。

ERMのデュオの一部を除いて基本的にはキルと順位によるポイントルールで進行されます。(このデュオの特別なルールの話はまた今度)

日程としてはオンライン予選が1日ですべて行われ、本戦は3日間に渡って行われます。
上記の図の通り、1日目のグループステージでは3つのグループに分けられたプレイヤーが2グループずつ争い、9位までが3日目のファイナルに進出、残りの18人が2日目のワイルドカード(いわゆる敗者復活)に進み、ここで9位以内に入れるとファイナルに進出、合わせて18人で最終日という形で進みます。

今回のERMでは、順位ポイントが
1位:32ポイント
2位:16ポイント
3位:8ポイント
4位:4ポイント
5位:2ポイント
6位:1ポイント

となっており、キルは1キルあたり10ポイントに換算されます。
ちなみに、戦場でのキルはポイントに計上されません。
1位になればそれだけで約3キル相当のアドバンテージです。
一方で、積極的にキルを獲得できれば順位の差も埋められる余地もアリ。
堅実に高順位を狙いに行くか、強気にキルを取りに行くかといった部分にプレイスタイルの差が出たりもします。

ぶっちゃけ大会シーンの何が面白いの

さて、ERMのルールについて大雑把な確認を済ませたところで、もしかすると「すげーうまい人が集まってるだけで、普段いろんな配信でやってるカスタムみたいなのと同じなんじゃない?」と思う人も居るんじゃないかな、と思います。
てことで、個人的なERM"ここが面白い"ポイントを3つほど挙げていきます。

1.世界レベルの実力のプレイヤーが真正面からぶつかり合う、ハイレベルな戦闘が面白い

これは文字通りですね。基本的にERMに出場するプレイヤーの実力のレベルは全員エタニティと言っても過言ではありません
(エタニティはエターナルリターンにおける最高位レートのことで、いわゆるAPEXで言うプレデター、LoLでいうチャレンジャーに相当するものです)
そんな彼らが己の技術、戦略を出し切って戦う姿はまさに頂点の戦、本当に面白いです。基本的に、そのキャラクターの世界一位やそれに近い実力のプレイヤーが集まるようなハイレベルの戦、臨時セーフゾーンなどでは息を呑むような緊張感のある戦いが見えます。
また、普段ならマッチアップの有利不利で勝てる、勝てないが決まっているようなケースでも「技量で覆す」というシーンがあったりと、あっと驚くプレイングが沢山見れます。
また、トッププレイヤーの動きを見て「このキャラこんなこと出来るのか……」と、参考にして技術を伸ばす機会にもなります。

2.同じメンバーで連戦をするので、プレイヤー同士がそれぞれ対策を用意してぶつけ合う戦略が面白い

ERMはグループ単位などで同じメンバーでの試合が多く連続します。
するとどうなるかというと、「このプレイヤーはこの時間帯ここに現れる」「このプレイヤーは初日の生命の樹を優先する」といった、キャラクターではなくプレイヤーに対しての理解が進み、キャラ対策だけではなくプレイヤー対策という戦略が生まれます
これは普段のソロランクなどでは同じ相手と連戦しないことに伴い、大会シーンならではと言った要素として挙げられると思います。
この対策の一環として行ったリスク回避によって思わぬプレイヤーと衝突、という流れも起きたりと、目が離せません。

3.当事者ではわからない、観戦でしか見れない視点で眺める戦況が面白い

これはERMだけではなくカスタム等の観戦でも同じようなことが言えますが、基本的に大会では全員分の視界が提供された状態で画面が映ります。
つまりどういうことかというと、当事者には見えていないような「茂みや建物の角での待ち伏せ」が観戦をする我々には筒抜けです
また、キルアナウンスで「あのプレイヤーが勢いに乗っている」といったことが把握できても、具体的に「何部位くらい伝説装備を持っているのか」「武器熟練度はどれくらいなのか」といった部分について、実際に接敵をしたり、CCTVで情報を取らないとわかりませんが、観戦視点では誰が強いのかといった情報も画面と実況解説を通して把握することができます。

大雑把に、見どころはこんな感じかなと思います。
日本語配信での局員さん、角煮さん、ZEKURIPさんによる熱い実況や丁寧な解説も合わせて非常に楽しみやすい環境が揃っているので、まずは2/18(土)の17:00からスタートするERM#12アジア地域オンライン予選から、ぜひちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
アジア地域予選には日本より以下の6名が参加予定です。

  • DONOTBLAMEME

  • agidain

  • ストーム

  • しま

  • みゅーき

  • 水無れき

知ってる人がいたりすると、より応援に熱が入ったりするということもあると思います。
他の参加者についてはWikiの該当ページにて一覧を用意してあります。もしかすると、ソロランクやトップランカーリプレイなどでみかけたあの人がいるかも?

おわりに

できればもっと簡潔にまとめたかったんですが、あまりうまくまとまらず冗長になってしまいました。申し訳ない……。
ERMを中心としたエターナルリターンの大会シーン、知名度こそ低いもののプレイヤーやキャスターの熱気は確か、非常に面白いシーンです!
2/18に予定されている予選の結果が出てしばらくした頃、本戦に向けて注目選手についての記事なども執筆予定です。
もしオンライン予選を見て「めっちゃ面白いし、今までの大会がどうなってたか気になる!」という人がいたら、自分が編纂しているWikiに過去大会のVODのリンクも用意してあります。

では、また次回お会いしましょう!

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