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ナショナルリーグを振り返る Week2-Day1

10pです。いつものナショナルリーグ振り返りです。
忙しいのでちょっと手短に。

新しいBANルールについて

今週から、ナショナルリーグ限定で新しいBANルールが制定されました。
曰くまだ調整されるかもとのことですが、一旦これでやるみたいです。

2-PICK-CAP

どういうルールかというと、チームごとに同じ実験体を一日あたり二回までしかピックできないというルールです。
画像の通り、R1,R2でヘジン、シセラを使ったためR3以降はヘジン、シセラがBAN、R1,R3であわせて2回イアンを使ったのでR4以降はイアンがBAN、といった感じ。
つまり、全6R出場する選手については最低でも3種類のピックを用意しなければいけません。
ピックプールの広さが試されます。そして、all ways INCHEONのLuminalが謎に色々なピックを繰り出していたのはこのルールの伏線だったのではという説があります。彰一のパフォーマンスよくても二回しか使えないもん。
んで、こちらが先週のピックした実験体の種類についての情報。

B(um)NK FearX

BNK FearXについては特定のプレイヤーが異常なピックプールの広さを披露していた為すごい数になっており、MSJはまあ言うまでもなく。ほかもBANルール考慮して構成を変えてるような感じで捉えたらそこまでというところです。
問題はGyeonggi Innate。ほぼ一種類の構成しか擦っていなかったため、先週の成績こそよかったものの、このBANルールの制定により大打撃を受けそうな図に。
来週とか、Day1終了時点でのこの数字が気になるところ。

てことで試合の方を見ていこうと思います。ざっくりね。

主力の構成をいつ出すのか問題

ピック画面がちょっといい感じになった

このBANルールの最大の特徴としては、GINのようなひとつの強力な構成を持っているチームがその構成を使い続けられないということです
稼ぎたいラウンドにしっかり刺さなきゃいけない、という読み合いが一番の見どころですが、そんなGINはいきなりヘイズシウカイハートをぶっこんできました。他にも、OneCircleやLuminal、RosnerなどもR1から主力ピックを出してくるような構図に。
他にもAnonymous治癒ドローンブリンクシャーロットなど奇物が見えます。なんだそれは。ちなみにネタバレすると弱くて次ラウンドで超再生治癒風になりました。
面白かったのは次のラウンド。

主力ピックを継続するGINやDJCなどに対し、FOX、CNJについては構成を大きく変えています。特にCNJについては驚きが多いピック。彼らの元のピックプールを知っている人からしたら謎とも言えるピックです。100sooは1日目に3デスしました。

結局この2ラウンドはOneCircleセリーヌが暴れ散らかし、順位としては大きくリードを取る形に。DJCも各々が主力ピックを出してきただけあって悪くない点数。先週の成績からするとこの順位にいるのが少し意外なのはINCあたり。逆に、FOXあたりはかなり険しそう……ですが、E8などは主力ピックをまだ残しているので、今後稼げる余地が他チームより少し大きいような図に。
逆に、邪智暴虐の限りを尽くしていたMSJ_OneCircleのセリーヌは封印されることになります。

調子が良すぎる人

さて、最初の分岐点となるのがここ、R3です。主力ピックであってもそうでなくても、R1,R2と同じ構成を使ってきたチームはもうその構成を使えないので他の構成を使用するしかありません。加えて、選手変更も可能なタイミングです。

BAN欄がにぎやか このあともっとにぎやかになる

注目すべき点はやはりGIN_JINhoロッジ。ここ最近、ERM含めほとんどロッジがでてきたシーンはありません。CarpeDiemのLokeNがちょっと使ったくらいですが、あれについては選手の趣向もあると思いますし、メタではないという印象。他にも、レンジ系何でも屋と化していたRomaticがフェリックスを使っていたり、Beobeoが謎にピックプールを広げていたり、Luminalはジェニーという新境地に至っていたりと、R3にして早速ピックが混沌としてきました。

このラウンドははっきり言ってGINの独壇場でした。JINhoの調子が破壊的に良く、ロッジでデストロイヤーと化し何もかもを張っ倒していくという構図に。何より特筆すべきは、JINhoの個人技だけではなく、チームメンバー、特にing9との連携の丁寧さが凄まじく、マイRを前提とした立ち位置の調整などで圧倒的なパフォーマンスを発揮していたという点です。

結果的に、24キル1位というとんでもないキル数で優勝をしています。
MVPはもちろんこの男。

翌日、早速Youtubeのハイライトの謎サムネに採用されており、ロッジの髪をコラージュされていた。

加えて、単純な戦闘の上手さだけでなくマクロ面についても奇策が見えたのがポイントです。

ミニマップをご覧になればわかるんですが、これは池から森に向かって禁止区域を横断している様子です。
このあと、丁寧に騒音ピンも鳴らさず隠れた結果GSLをワンピックすることに成功したりと、目論見は通った模様。

この次のラウンドもJINho引き続きロッジでが暴れたんですが、最後リスクヘッジだったかハイパーループを用いたことが裏目に出てFOXに狩られてしまいます。南無。
とはいえ、中くらいの順位にいたGINはこの2ラウンドで大きく稼ぎ躍進。

様子がおかしくなりはじめる

しかし、そろそろ色々大変になってくるのがこのR5から。大抵のチームはネタ切れが近くなってきており、選手の疲労も溜まってくる頃。

色々とよくわからない構図になってきました。やはりBANが増えてくると現れるニッキー、ここにも出現です。
また、GINは一度外れていたZerojinが復帰し今度はDaSooが外れる形になります。こうしてピックプールの補強を行っている様子もまた見どころ。
中でも面白いのがGSL。疲れてきたり、他のチームも構成的に苦しくなってきたところでようやく各々がメインピックを繰り出してくるという構図です。
ROXについても似たような構図というか、最近は大会向けにピックを色々と変えていた中元々のメインピックに戻してきた、と言った印象。
あとは、最序盤に一度だけ出してきた構成を再び出してきたFOXも印象深いです。

R5終了時点では最下位だったROXが一気に追い上げてきたり、相変わらずMSJが安定をしていたり。MSJについてはこのルールでも強いだろうな、という見立てでしたが実際強い。そして、予想で言うとGINはそろそろ苦しい局面で、JINhoイレムもあまり奮わず総合順位こそ落としてはいないものの苦しい点数です。
そしていよいよBANまみれなDay1最終ラウンド。

BumジェニーやBoBmalsaエイデン、Dongyeシウカイなど見たこともないピックが出てきました。また、かつては莉央ナディンハートとADCの名手として知られていたことも印象深いRomaticがついに莉央、というところも。
結果的にこの莉央ピックは刺さっており、再び大きく点数を稼ぎ無事にDay1を1位で終えたのはMSJでした。

順位について他に印象深いのは、前週ではあまり芳しくなかったDH.CNJが3位についているところ。何より、順位点の割合がかなり大きいというところです。普段はキルを大量にとって順位は微妙、みたいな点数の稼ぎ方をしているような印象があるチームでしたが、一転してWeek2Day1では順位安定性で点数を取っているような形に。GSLも最下位だったところから点数を取り返して中位程度まで戻ってくることができました。
一方前週に引き続き苦しそうなのがROXとINCの2チーム。まだ明日があるとは言え、明日はまたピックの事情が異なってくるので、どちらかと言うと厳しい気もします。

Day2について

今回のBANルールは日ごとにリセットなので、Day2では本日のBANは全て解除される形に。
ここでポイントとなるのが、各チームがおおよそ手の内を披露したうえでの読み合いとなるところ。Day1芳しくなかった構成を使わず新しい構成を刺してくるという可能性もあるし、強い、稼げるとわかっている構成をいつ出してくるのかはかなり見どころです。例えば、OneCircleセリーヌなど、圧倒的に稼げるとわかってるピックを「他のチームも強い構成を出せる状態で対抗するか」「他のチームの構成が制限されている状態で荒らすか」の択もあるし、逆に他チームとしても明確に強いとわかってる構成を出されたときに何で対抗するかというところもあるし、読み合いが読み合いを、というやつ。

この記事が出る頃にはDay2の放送が始まってるかと思いますが、その辺りを楽しみにしてもらえるのが良いかな~というところです。

すごい駆け足で書いちゃったので内容雑になりました!すみません!

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