エターナルリターンというゲームでユーザー主催の大会をやった

皆さんこんばんは。ER Creatorの10pです。
Eternal Return esports JP Wikiの管理人とかもしています。
要はエターナルリターンが大好きなひとです。今更この記事を読む人にとっては知ってるわって感じの情報かもしれません。
さて、わたしは10pとして7月16日にエターナルリターンのユーザー主催のソロモード大会「Eternal Return 10p杯~今までありがとう 少しの間さようなら ソロとデュオ~」を開催しました。

古い友人がスポンサーをしてくれた関係でちゃんとした賞金もありました。
ERMでも実況を行っている局員さんに実況をしてもらいつつ、自分もそれに合わせて拙い解説なんかをしながら、裏方のポイント計算のやり取りをひささぎさんに手伝ってもらいつつ、無事成功で終われました。ありがたいお話です。

折角なんで10p杯にまつわる話を色々振り返って見ようと思います。
고다요の配信観ながらすげーぼけーっとしたノリで書いてます。

何故開催したのか

まずそもそも「なんで急に大会なんかやったの?」という点について。
これに関しては大きくわけて二つくらい理由があります。
順番にお話していきましょう。

1.「目前に控えた正式サービスでソロモードとデュオモードが一時的に閉じるらしい」

言葉のとおりです。一旦開発をスクアッドに専念するということで、ソロとデュオをしばらく閉じるよ、と開発者ライブで衝撃の発表があり、まあ当時の自分はデュオスクが9割といった具合だったのでそんなもんか~~という感じではあったんですが、周りにはソロランク戦士がたくさんいたことからショックの声が多数。とは言っても仕方ないよなあ……と思いつつ、「どうせ閉まるんなら記念にカスタムとかやりたいな」と思ってしまいました。
でもカスタムは毎週やってるんですよね。既に。
なので、深夜で頭が半分くらい就寝している10pは突然Twitterでアンケートを開始しました。

結果、ソロ大会に結構需要あるな……ということになり、勢いで開催を宣言してしまいました。そしてこの話は後述の2に続きます。
この当時はLCQの次のFinalsが15,16日に開催されると聞いていたので17日予定になっていましたが、後にFinalsがその前の週になることが判明してから日付が変更され、16日の開催に。

2.「一回くらい大会の主催やってみたくね?」

こちらも文字通りです。デミ、ミスリルとはいえど自分は最上位圏プレイヤーではないし、大会で自分の実力を誇示するぞ!!というタイプではないので、大会に関する興味といえば観戦か、それかもう開催してしまうかの二択です。
後は単純に普段から雑なノリでカスタムの観戦をしていたり、リプレイ鑑賞なんかをしていると、なんとなくしっかりした環境で解説とかやってみたいな~という興味が湧いてきます。しかしながら、急にGMに「ERMの解説やらせてください!!」といってもそんな枠もなく、もちろん経験もなく、家と言って普段のカスタムは賑やかしを呼んでゆるくやるぞ~という趣旨なのでこちらで解説をするわけにもいかず……となると、自分で大会を主催するという選択肢だけが残るわけですね。

そんなこんなで、Eternal Return 10p杯が爆誕しました。

開催までのあれこれ

結局勢いで開催を決めて大会やるぞ!!!!なんて言ってしまったんですが、正直言って状況は芳しくありませんでした。色々ありました。

1.エントリー数大丈夫か

これに関してはある意味自然災害に襲われたと言った部分もあるでしょう。
大会をやるぞ!募集開始しました!とツイートをしたはいいものの、なんと告知した直後くらいのタイミングでTwitterがぶっ壊れました
メインの宣伝ツールがTwitterなのにそのTwitterが崩壊してしまっては情報が行き渡りません。これにはかなり頭を抱えました。
結局その週のカスタムなんかで宣伝とかしたり、色々場を借りて宣伝をさせていただいた結果、なんとか20人のエントリーが集まりました。感謝……。
残念ながら急遽予定が合わなくなり一名辞退が発生したりと言ったイレギュラは少々ありましたが、結果的に18人フルメンバーで大会を進行出来たので大変うれしく思います。
余談ですが、この募集を締め切った金曜日の深夜、なんとあのSeolDaBiからDMが飛んできました。しかしこれには何故か伏線がありました。大会Discordサーバーを設立して割りと早い段階でSeolDaBiがサーバーにいるというわけわからん状況です。
もしかするとサーバーの様子を観に来た人はこの見覚えのあるハングルの並びに戦慄したのではないでしょうか。Wiki関連でやり取りがあった方とは言え、わたしもビビりました。なんでや。ありがとな。
さて、そんなSeolDaBiから来たDMですが、要は「エントリー数足りてる? 足りてなかったら出るよ」という大変温かい内容。
内心(お前が出たら世界が壊れるぞ……!)と思いつつ、エントリー数はフルメンバー分の18人が揃っていたので、出るとしたらエントリーが先着順なのでそれに則って補欠になるよ、と伝えたところ、「オッケー、じゃあ観戦します」との返事。世界の崩壊は免れたもののちょっと残念な気もしつつ、何はともあれSeolDaBiの優しさに感謝です。

2.主催の10pの体調大丈夫か

皆さん嫌でもお気付きでしょうが今は夏です。(???「今年も、夏がやってきました!」)
夏ということは、暑い。10pは一般的な人間、というかむしろ弱すぎるという意味で逆に一般的ではないとも言えるような人間です。
当然、夏の暑さにこっぴどくやられている。身体がやられると食欲がやられ、そういった部分から順調にメンタルの崩壊に繋がります。
まあ具体的な内容は伏せますが身の回りで色々あってメンタルも正直危うかったです。まあこれについては大会を主催するぞ!というプレッシャーのデカさが大半を占めていたとも言えるでしょう。10pは、プレッシャーに弱い。弱点です。覚えておいて攻撃に使いましょう。
んで、これらの体調不良がどう影響があったかというと、主に「必要な連絡が滞る」という部分に表れていました。
これについてはあとの項目でもっと詳しく話しますが、サーバーの準備であったりルールの発布周りがかなり滞ってしまったなと思います。
皆さん、なにか催しごとをする際は自分が心身ともに万全の体調でやれるように努めましょう。

大会当日の話

ともあれ、なんだかんだ妙なトラブルもなく無事当日を迎え、点呼などを通して大会がいざ始まるぞ!となるとなかなか緊張が高まります。
まず緊張しすぎて配信概要を書き換える前に配信を開始してしまい、「破壊活動を見守る」というタイトルで一度配信を開始してしまいました。何?
とはいえ、そこから先はなにかトラブルが起きることもなく問題なく進行できたかと思います。後で出た配信のレポートによると最大同接は110人程度まで達していたとか。個人が開催している大会にここまで関心を寄せてもらえて本当に嬉しいです。コメントも反応こそ出来なかったもののなかなか賑わっており楽しかったです。
もしかすると「見逃してこれからアーカイブを観る」という方もいるかもしれないのであまり内容には言及しませんが、総括だけしておくと「とても見応えのあるいい試合だった」って感じです。最終得点こそかなり飛び抜けてはいるものの、そこに至るまでの過程はかなり面白い展開だったかと思います。FinalsのOneCircleもそうですが、圧倒的に飛び抜けている選手が一人いたとしてもワンサイドゲーム感が出ず最後まで楽しく見れるのはソロ大会のいいところかなと思います。

大会を終えての振り返り

若干点数計算のトラブルがあるにはあったんですが、そちらもすぐ修正ができたのであまり大事にはならず進行できたし、大会としては成功と言っていいと思います
ここで、振り返っての印象についていくつかまとめてみようと思います。
後味が悪くなると良くないので、先にあんまりよくなかった話から順番に。

1.余裕を持ってスケジュールを組むべきだった

当たり前ですね。鉄は熱いうちに打てと言うし、その場の熱意こそ非常に大切だとは思いますが、いきなり「やるぞ!」と言って行き当たりばったりに近い雰囲気でやると、見通しを立てられず精神的に落ち着きません
今回マッチデータのcsvファイルをもとに点数計算をするシートも自作したわけですが、「はよ作らんとな……」と、実質締め切り無しの状態で延々と後回しにした末30分くらいの突貫工事、という形になってしまいましたが、この辺はもっとうまくやれたなと思うし、前述の「連絡が滞った」という部分についても、そもそも募集を開始する前にプレイヤーに伝達すべきことをまとめておくべき、という話があります。
そういった準備を徹底するためにも、大会の開催および日程の設定は余裕を持って慎重にやるべき、と感じます。これはエターナルリターンに限った話ではないですね。いい経験。

2.当日の流れをしっかり打ち合わせするべきだった

これも当たり前ですね。逆に言えばこの辺の準備が整わないくらいの突貫かつ勢いによる開催だったとも言えます。配信をご覧になった方はわかると思いますが、解説を務めてくれた局員さんもたまに流れがわかっていないみたいな状況が見えたんじゃないかなと思います。局員さんマジでごめんなさい。むしろ察して合わせてくれて本当にありがとうございます。
次回開催することがあれば、配信開始して何を話して試合開始に移って~とかもうちょっとしっかり決めようと思います。今回は3戦やって休憩して3戦やるぞ!くらいだったのでかなり怪しいところではありました。

3.体調管理はしっかりするべきである

当たり前シリーズ第三弾です。大会の運営というのは精神的なプレッシャーも伴うため、それに立ち向かうためにもやっぱり体調管理は重要だと思います。こういった部分が連絡の滞りといったガバを生み出すわけですね。
結局世の中体調です。みんな健康に過ごせよな……

ここからはポジティブなお話です

4.予想以上に面白い試合に仕上がった

松マキサ氏を始め、ソロランクでの日本のトッププレイヤーが跳梁跋扈する大会になったわけですが、だいぶいい感じに拮抗しました。最終結果こそ先程も言った通り飛び抜けた点数にはなったんですが、最後まで良い緊張感がしっかりと保たれている大会になって、解説をしつつ一人の観戦者としてすごく楽しめました。主催しつつちゃんと楽しめたのでなんだか得した気分です。
あんまり内容に言及しちゃうとこれからアーカイブを観る人が楽しめなくなっちゃうのでこの項は程々で終わります。

5.ちゃんとした解説に挑戦してみるとかなり楽しかった

わたしは結構知識乏しいかな~という自己認識なので解説が務まるかは非常に不安だったんですが、不慣れ感は拭えずともいい感じに解説出来たんじゃないかなと思います
ちょっと小っ恥ずかしくて自分でアーカイブを観れてはいないんですが、自分で喋ってた印象としてはいい具合に局員さんの実況を補完出来たんじゃないかなと思います。
喋るタイミングについては実況解説という組み合わせをしたことがなかったんでかなりガバってしまいお見苦しいところをお見せして申し訳ございませんという感じですが、普段のぐだぐだした雰囲気のカスタムと違ってこうやって真面目に解説するのもめっちゃ楽しいな!という感じ。
もしユーザー主催大会をやる上で解説役が足りなかったら、声を掛けてくれれば10pはなるべく知識を仕入れて務めたいと思います。お待ちしております。

おわり

ものすごい突貫で振り返り記事を書いてみましたが、こうして文字起こしして振り返ると色々見えてくるものがありました。
スクアッドになると色々環境が変わってしまうので正式来てから大会をやるかどうかはまだ怪しいところですが、開催日までの「しんどすぎや!もうやらん!!」という感じから一転し、開催し終えてからは「よかったな~~またやってもいいかも」という心境の変化もあったし、次回があるとすればそれは初めての大会ではないので今回の反省を活かしてもっとうまくやれるんじゃないかなと思います。
もう正式サービスも目前、これからエターナルリターンがもっと盛り上がれば良いなと思いつつこの記事はこの辺で終わりたいと思います。
折角だしお賽銭箱もおいておこうと思います。よくばりなので。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!

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