スプリンターズステークス2021
各馬考察 後編
ピクシーナイト
能力は確かに申し分無し、今後スプリンター路線を担って行くであろう馬ではあると思う。
ですが、個人的にレシステンシアとの格付けは終わってる。
前走明らか叩き仕上げのレシステンシア相手に対し、権利獲得の為メイチ仕上げの内容で挑んだが勝てなかった。この差が簡単に覆るとは考えにくい。
また調教も軽め、する事が無いのか疲労が溜まっているのか、おそらく後者と考えられる。
評価B
ファストフォース
夏の上がり馬、ここ2走は結果は素晴らしいが、今回は有力馬と同斤量での勝負となる。
ローテーション的にお釣りがあるのか疑問。
また過去の結果を見ても馬体重が510キロ代以外の時は勝ちきれない印象があり、現在前走よりプラス14㌔、当日の馬体重も充分気をつけなければならない。
評価B
ミッキーブリランテ
前走は全く息が入っておらずの凡走。
正直この馬は走り時が全く掴めない、個人的には1400mの方が向いており1200mは少しこの馬に取っては忙く、前に行く為に足を使う事を考えると評価は少し下げざるをえない。
評価C
メイケイエール
気性難で有名な馬で、まともに走った経験が無いため比較が出来ない。その為思惑通りにレースを運べたとしてスプリントのGIで足りる馬なのかという根本的な問題が残っている。
馬の状態だけを見るので有れば調教含めて前走よりは良さそう、ただ、個人的には折り合いがついたとしてもマイルの方が好走しそうである。
出来れば外枠が良かった。
評価C+
モズスーパーフレア
この馬が大外枠に入った事によりいよいよハイペースのレース展開が繰り広げられそうになってきた。
この馬単体で考えた時に、ラチ沿いに走りたかったデメリットと去年の様に邪魔される心配が薄くなったデメリットが混合するが、ハナに立ってなんぼの馬なので行くしか無いと思う。
調教内容も申し分無く、この馬の能力を最大限活かせる形でこのレースを迎えられたのは好印象。
評価A
ラヴィングアンサー
初のGI出走となる為、相手関係がこれまでに比べ一気に強化、仕舞いの脚はあるものの道中の流れに着いて行けるのかが疑問。
評価C
レシステンシア
前走は明らかに叩き仕上げ、馬体がゆるゆるだったにも関わらず、前半32秒のハイペースを楽に追走し、勝ちきったのだからスプリンターとしては素晴らしい能力を持っている。
懸念点は2点。
調教が思わしくない、初の中山。調教がどうもふわふわしており耳をパタつかせてる点も集中出来てない様に思える、後は初の中山、牝馬にしては大型馬であり、馬体重も増加しているとの事、急坂でパタッと脚が止まるなんて事が無ければ良いのだが。
評価A
ロードアクア
正直能力自体は足りていない、ただ、2度の骨折を乗り越えこの舞台に立ったこの馬と陣営の努力はものすごいと思う。そして土日でこの1鞍の為に主戦ジョッキーの田中騎手に託した陣営。
是非その勇姿を目に焼き付けて欲しい。
評価C
以上昨日からの分と合わせての個人的各馬考察となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
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