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サリクラが調教してやんよ①

調教ってよく意味が分からん。

特に競馬始めたばかりの方は数字ばっかり並んでて何が良くて何が悪いのか分かりにくいですよね。

なのでまずは基礎から応用編まで何回かに分けて書いて行こうと思います。

別のファクターに重きを置いてる方は馬券購入のエッセンスとして取り入れてみても面白いと思います!

まずは基礎中の基礎から。

競走馬は平日、次の出走に向けて練習(調教)します。
練習場として主だった場所が

栗東(りっとう)→関西
美浦(みほ)→関東

この施設には様々な練習場が有ります。

まずは栗東から見ていきましょう。

調教コースは、6つのコースと坂路コースから成り立ち、その場のコンディションにあったコースで調教が行われます。
走路は、芝・ダート・ウッドチップ・ニューポリトラックの4種類です。

A,B,C,D・・・はコースの名前のことです。(内側からA,B・・・と読んでいます)
因みに栗東ならAは芝、Bはダート、Cはウッド(CW)、Dの内側は芝、Dの外側はウッド(DW)、Eはダート、坂路はウッド
てな感じです!

次に調教内容

先ずは調教のハードさを表す表記

一杯→一生懸命走ります
強め→強めに追われます
馬なり→鞍上乗ってるだけ

一杯>強め>馬なり
これ以上無い説明が出来て満足ですw
いや、この書き方しかないんよ…

次に調教内容

単走→ぼっち
併せ馬→2頭もしくは3頭で並走

基本的には併せ馬の方がタイムは出ます。(サラブレッドはそういう風に作られてます)

今回の締めは基準タイムを覚えておきましょう!
これ覚えとかんと何秒やったら良くて、何秒やったらイマイチなのか分からんすからね。
テスト出ますよ📝

基準タイムはあくまで

「指標」

としてお使い下さい。

基準より速い調教タイム = スピードがある、調子がいい とは限りません。4Fのタイムが良くてもラスト1Fがバテバテでは、それほど期待できません。

逆に4Fがイマイチでも、ラスト1Fが良い場合はそういう作戦(レースで上がり勝負)をとる可能性が高いということにもなります。

ただ、

新馬戦や未勝利戦、2歳馬がこの基準タイムより速い調教タイムを出していたときは、スピード能力に長けていると考えて良いでしょう。


調子の善し悪しを調べたい場合は、「その馬の好調時の調教タイム」と比較するのがベストです。

特に多く使われる坂路とCWは覚えておきましょうね!

栗東 坂路 コースの 調教タイム基準値
場所         6F 5F 4F    3F    1F
栗東 坂路 – –     53.5 38.8 12.6


この栗東坂路は、もっとも多く利用される調教コースです。美浦の坂路とは異なり、急な傾斜が最後までずっと続いているので、馬にはすごく負担のかかるコースになっています。

そのため、基準タイムは他のコースと比べて格段に遅いです。 

逆に言えば、栗東坂路で速いタイムを出せる馬は、瞬発力があっていい脚を使える能力を秘めている証拠です。

栗東 CW コースの 調教タイム基準値
場所        6F      5F     4F    3F     1F
栗東 CW 83.0 66.8 52.0 38.3 12.3

 栗東のウッドチップコースは坂路より距離が長いため負荷がかかりやすく、スタミナをつけるにはもってこいの調教コースです。

一杯に追って基準タイムより2秒以上速い時計(6Fで80秒台)のタイムが出たら優秀です。


栗東 P(ポリトラック)コースの 調教タイム基準値
場所 6F      5F      4F      3F      1F
栗東 P 81.6 66.0 51.1 37.7 12.0

ポリトラックの特徴は、芝コースに近い感覚で非常に速い調教タイムが出てしまうコースです。水はけがよいので馬場状態によるタイム差が小さいことも特徴です。人間で言う競技用トラックみたいな感じかな?
追えば追うほど速いタイムが出てしまうため、基準タイムは参考程度に考えて下さい。これより速くても遅くても、あまり気にしない方がいいでしょう。
近年だとドウデュースが最終よく調整兼ねて使いますね。

栗東 B コースの 調教タイム基準値
場所 6F      5F      4F      3F      1F
栗東 B 80.9 66.2 50.8 37.0 11.6

あまり使われることのない、栗東Bコース。ダートコースなので比較的速いタイムが出ます。一杯に追ってもラスト1Fのタイムはそれほど落ちないのが特徴です。

書き疲れたので続きは後日。
今回はほんま基礎からやらせてもらいました!
タイムだけでも覚えといて貰えたら幸いです。
何でこんなんやり始めたんやろ…
シェルビーが悪いw

最後まで見て頂いてありがとうございます!

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