ゴールデンウィーク期間について 4月22日現在

国の緊急事態宣言を受け、早々に中国知事会からは、ゴールデンウィーク中の往来自粛メッセージがなされました。
今日現在、岡山県は、県境での検温などの対策は提示していますが、休業要請を行う方針はないとのことです。
(ちなみに香川県では、観光客の多いうどん店など、休業要請の方向で動くそうです)

現状ではその判断は仕方ないにせよ、観光地に住む者として、このままゴールデンウィークに入ることを非常に危惧しております。

例年ならば、わずか数千の人口の蒜山は、人で溢れます。今年の状況は一変するでしょうが、それでも「感染者もいないし、密集もないだろう」と自然の多い蒜山に来る人はいるでしょう。
せっかく来たのなら、店があれば入るでしょうし、何か食べるかもしれません。誰かとの、何らかの接触は避けられません。
だから、「動く人は動く」ことを想定して、対策をしなければなりません。

先に申し上げておきます。
ゴールデンウィーク期間中は、当店は営業はしません。
テイクアウトも(もちろんテークアウトも)しません。
完全に休んで、引きこもります。
 

既に、蒜山や湯原温泉の多くの事業所さんが、休業や自粛を発表されています。
書き入れ時の休業は、経済的に大きな損失がありますが、それでもこの決断に至ったのは、この状況を一刻も早く収束させたいと願うからでしょう。

同時に、お店の人のみならず、地域の方々も、県内外からの観光客に過敏になっています。
住民の一人として、この地域の安全・安心を犯すことはできません。
もしも、こんな田舎で感染が起きれば、我々の生活インフラは止まってしまうでしょう。
今は、その可能性をできる限り、低くしておくべきと考えます。

人が動かねば、収束できることはわかっているウイルスです。
大多数が休みになる連休は、収束させる最大のチャンスだと思います。

だから申し上げます。
「今は、動かないでください。そして、蒜山には来ないでください」

県や市の行政や観光局からの発信を待たずとも、現場レベルでは少なくとも声をあげておくべきと判断し、強い口調になってしまいました。
休業要請が出てなくても、耐えることを選択した方々、やむを得ずお仕事をされている方々と共に、この地域をしっかり守りたいと思います。
当店の休業の詳細は、後日発信していきます。
 
 
最後に、もう一言だけ申し添えておきます。

「コロナ後は、めちゃめちゃ動いてください。そして、蒜山に来てください」

#うちで過ごそう #悠悠 #蒜山