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仮面浪人時の経験(全部両立!)

私の自己紹介文では、自身が仮面浪人経験者であったことを書いています。
私はでも少し特殊で、現役時の2月はD判定だったのに学業、サークル、友達との遊び、バイト(3か月)を両立しました。
なかなか全部両立した人はいないと思うので、共有したいなと思った次第です。拙いかもしれませんが、ご一読いただけると幸いです!

【私が仮面浪人をした理由】


現役時の受験では、不安で、誰かの言うままに受験校を決めるという大きな失敗をしたため、今度こそは自分の意志を通し、自分なりの受験勉強、受験生をしたいという強い思いがあってしました。

大きな失敗とは、早い段階で志望校を諦め、親や先生の言うままに他の大学の推薦試験を受験したことです。私は高校2年生の2月に志望校を諦めてしまいました。
きっかけは面談時の先生の「この成績だと来年受かる確率は50%。他の大学だけど、貴重な推薦試験枠が残っているから受けないか」の言葉です。親は推薦に大喜びで推薦を勧め、私は1週間部屋にこもって抵抗しましたが、結局折れて、より安全な推薦試験に切り替えました。このように早い段階で推薦に切り替えてしまい、勉強の意義・意味がわからなくなり、現役時は結局すべて上手くいきませんでした。

50%はまだまだ可能性があるのに、1年もあるのに志望校を諦めたことや、5月に本気をだしたら駿台模試で志望校A判定をとれたこと(でも推薦試験はやめられず)もあり、私の受験への後悔は大きかったです。
志望校がある人には諦めず頑張ってほしいと心から思います。

【全部両立した「プロ仮面浪人」】


上記の経緯で私は大学1年生の早い段階で再度、受験勉強を始めました。
今でも「仮面浪人」は誇れるものか不安、受け入れられるか不安等、実際に人に言うときはためらってしまうことも多いですが、みんなが「不可能」と思いそうなことを実現した大切な経験です。
当時は、無理そうなことも全部両立する「プロ仮面浪人」になる!と思い、必死で時間管理をして色んなことと両立させました。

具体的に、私が仮面浪人時の1年間で両立したのは以下です。
1.大学の単位をほぼSで取得
2.サークルに毎週土曜日4時間参加(午前中は授業でした)
3.高校時代の友達やサークルの友達と遊ぶ
4.受験料や生活費のために30万貯めておく
5.現役時志望校all「D(一番下のランクであり、ほぼE)」判定から合格

そして、マーチの一つの大学から慶應義塾大学法学部に進学しました。

「2足のわらじ」なんて無理だ、大学生活を犠牲にする、失敗したときには居場所がなくなる などの反対意見はネットでみてきましたが、私は全部両立しました。

【仮面浪人を検討している人に向けて】


私は上記で両立について簡単に書いてますが、実際にはものすごく大変です。特に私は2月にはD判定で、とても勉強なんてできていませんでした。
浪人なんて考えられないほど、ひどい成績でした。

浪人できるならした方が集中してできるし、合格確率は上がると思います。
最終的には今後の人生を考えて決めるのが一番とは思います。
でも、最終的に合格しなくても、「やり切った」という思いが持てれば、仮面浪人をしてもよいのではないかと私は思いますし、本当に人それぞれです。

(ちなみに、現役受験生が読んでいる場合は勉強を最後まで絶対に諦めずに頑張ってください。
2週間でも1か月でも、少しでもまとまった時間があればかなり点は伸ばせます。今後のためにも、勉強に「没頭」する経験をぜひしてください。)

【この経験を共有した趣旨】


今は転職が割と普通だったり、働きながら大学院に行ったりと色んな道を進む人がいると思います。
大学生までは「普通じゃない」と思うこともありましたが、「そんなことないな、みんな色々」と今では思っています。

もし、仮面浪人を考えている人がいれば、こんな道もあるよ!というご紹介でした。

何にせよ、大きな成功体験は「根拠のない自信」になり、社会人になって以降も自分の力になります。
仮面浪人でなくても、自分を変えたいと思った時、一番は「環境を変えること」だと思うので、迷ったら挑戦するように私はしています。

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