AoS日記その50〜浮遊港の門出:前編〜
ソンディアの地に彼らは降り立ったのだ……
横浜信心亭さんで遊んでます。
ほのぼのしててとてもいいお店です。
バラク=アプリル
アルカノート・アドミラルのグラカ=カンブリス麾下構成員は以下の通り。
エンドリンマスター
エーテルケミスト
そして、装備はアルカノート・アイアンクラッド<初日の出>号1隻のみ。
しかし彼らには船がある。
やがて提督評議会での議席を手にするために。
船があるので彼らは無力ではないのだ。。
その証に彼らには遥か昔に記されしカラドロン法典がある。
ここに新たな浮遊港として、バラク=アプリルの歴史が始まったのだ。
バラク=アプリルのカラドロン法典
法規:名誉がすべて
修正条項:貸しは必ず取り立てよ
補足:船がなければ我らは無力
補遺:取引し得ぬ者ら
あそこにいるのは
疲れ果てたストームキャスト・エターナルの一団がスタードレイクを追い現れた。
なぜここへ?という疑問はあるが、あの危険な獣は領土からは追い出さねばならぬ。
ストームキャストらはどうも獣を手懐けるつもりのようだが、そのようなことは知ったことではない。
彼らには金が必要なのだ。兵士を雇い、装備を揃える金が。
そして、あの大富豪をも凌ぐ金が。
それが彼らカラドロン・オーバーロードの社会だ。
砲を向けろ、撃て
エーテルケミストは腰につけた瓶の栓を抜いた。
瓶の中にはエーテルと化した呪文が込められている。
刹那、空より恒久に燃え盛る彗星が降り注ぐ。
自らの力で焼かれるストームキャストの動揺が伝わってくる。
間髪入れず主砲、副砲、魚雷、その全てをあの獣に放った。
船員に緊張が走り、アドミラルの合図とともに空を切り裂く鈍い砲弾がスタードレイクの鱗を砕き、エーテル衝撃式魚雷が傷を広げていく。
さらにそこへエーテル砲弾の短銃身砲が突き刺さる。
連撃を受けた巨体が風に揺れた。
いや、揺れたように見えた。
誰もが固唾を飲んで見守る中、やがて獣が崩れ落ちる。
直後、どっと歓声が沸き起こった。
アドミラルもヘルムの下で口角を上げた。
やったのだ。
スタードレイクへの報復
スタードレイクを倒されたストームキャストたちもその報いを受けさせようとしていた。
コンカッサー、ドラコシアンガード、ロードセレスタント、チャリオットが一斉に放熱中の<初日の出>号を取り囲む。
ストームキャストの攻撃は苛烈だった。あっという間にエンドリン機関は損傷、<初日の出>号は地へと墜ちた。
船を失った彼らもまた、同じ道を辿っていく。
やがて全員もろとも打ち倒したストームキャストたちは、灸を据えるに十分と見たか、その場から去っていったのだった。
<初日の出>号の復活
傷つき倒れたバラク=アプリルの面々だが、この危険なる地にいつまでも伏しているわけにはいかない。
すぐに機関士に修理させ、<初日の出>号は再びその翼を空へと広げた。
帰還、そして
浮遊港に帰った彼らはまず船を護る戦力を雇い入れた。
これによって雇われたのが、アルカノート・カンパニーの1部隊だった。
また、エンドリンマスターも自らの弟子を引き連れて、<初日の出>号へと合流した。
<初日の出>号の甲板から地平の彼方を眺めるアドミラルの目には新たな冒険がもう見えているのだった。
result
バトルプラン:虎口を脱せよ
結果:辛勝
栄光ポイント:1000pt戦+8 辛勝+2 負傷リロール-1 カンパニー追加-3 リガー追加-4
最高殊勲:アイアンクラッド(名声+6)
負傷:アドミラル(重傷)、ケミスト(致命傷)、エンドリンマスター(重傷)
クエスト進行:領地防衛+1
城の増築:なし
獲得した領地:なし
後編に続く!