AoS日記その62~汚濁と汚濁と汚濁~

これまでのあらすじ

クナッチは経験なる角ありし鼠の信徒である。
自らの配下《ペスティレント・ブレス》を率いて日夜戦いにあけくれる。
彼らは文明の根を齧り、常に陰謀と策略を巡らせる。
暗い地下通路から溢れ出て、世界を不潔な毛皮と錆びた刃、害毒に汚染された汚物で溺れさせる日のために。

バトル前の状態

ウォーロード:クナッチ

プレイグプリースト。
ペスティレンズ出身で、かじり穴を広げ角ありし鼠の意思を広めることを目指している。
プレイグセンサーベアラーだったころから狂気のうちにいる。

フィリーピック

マスターモウルダー。
モウルダーは巨大な氏族だが、ワープストーン・トークンを得るために生体兵器を売買する都合、マスターモウルダーたちはかこくな労働に従事している。
今回は休息をもらえたので、クナッチを排除する計略を練っていた。

サイオントール

ヴァーミンロード・コラプター
クナッチが開いたかじり穴より呼ばれたヴァーミンロード。
ヴァーミンロードが派遣されているあたり、それなりにペスティレント・ブレスは期待されている模様。

狂信の徒党

プレイグモンク
クナッチ配下における最大の部隊。
だが、前回の戦いで6匹も死んでしまったため、現在他クランからさらってきたクランラットを洗脳している。

盲信の徒党

プレイグモンク
クナッチ配下の第2部隊。

渇仰の徒党

プレイグモンク
クナッチ配下の第3部隊。

祝福されし徒党

プレイグセンサーベアラー
もともとクナッチがいた部隊。
全員正気ではないため、クナッチがもともといたこともよく覚えていない。

流し爪/唸り牙

ラットオーガ。
フィリーピックが不幸なことになった原因。

バトルプラン:奇襲

ボマードと名乗るウォーロック・ボンバーディアが率いる一隊が、ペスティレント・ブレスへと襲いかかってきた。
どうやら、クナッチの配下がクランラットを誘拐・投薬・洗脳してプレイグモンクに仕立て上げたことが気に食わないらしい。
なんという逆恨みだろうか。
このようなことが許されてはなるものか。
クナッチはサイオントールを連れ威嚇へと出向いた・・・

鼠の牙団ラットファングはクランラットを主体とする小部隊だ。
ペスティレンズに属するクナッチに手を挙げるなどなんという世間知らずだろうか。
さらには、サイオントールの姿を見ても、彼らは引く気配がない。
さっサと引けばいいものを。クナッチは怒りに任せ、反撃を宣言した。
プレイグモンクたちは失うわけにはいかないため、戦うフリをしてサイオントールに攻撃させる。
ヴァーミンロードであればこの程度造作もなく追い返してもらわねば困る。

祝福されし徒党と、渇仰の徒党をサイオントールの一方後ろに歩かせる。
盲信の徒党は壁の後ろに張り付き、射撃を防ぐ。
狂気の中に残る正気を振り絞り、そうクナッチは指示を飛ばしていった。
指示に従い、サイオントールがクランラットへと襲い掛かった。

身をかがめたサイオントールが回転しながら右手にもった穢れた刃プレイグリーパーで横薙ぎに切りつけた。
さらに、かがんだ際に曲げた右足をばねのようにつかい加速しながら左手のプレイグリーパーで振り払う。
一瞬でたくさんのクランラットの腹部が切り裂かれた。
たとえ即死せずとも、クランラット達の身に飛び散った穢れの病毒により、瞬く間にクランラットの皮膚が腐れ落ちていく。
「よし、よし!」
ボマードもやられてばかりではない。
もう1つのクランラットたちに守られながら、引き下がる。
《目立ちたがり》スタンがサイオントールを止めるべく、にらみを利かせる。
サイオントールも本気で戦う気はなく、クランラットの撤退を眺めるままだ。
「ヤれ!ヤれ!!!」
その時、突如クナッチが叫び祝福されし徒党の5匹が走り出し、クランラットへと襲い掛かった!

瞬く間にクランラット達はひき肉と化し、ボマードは敗北を悟った。
「生き残レば次があル!…すまナいクロガネ。」ボマードは仲間を鼓舞し、戦友に申し訳なさそうにしながらも城へ戻るのであった。

バトル結果

結果:勝利
クエスト:バタリオンの編成→達成



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