表記とルールについて

なかなかややこしくて。
わかりにくいのを思いついた順にまとめます。
ついでに随時更新します。
基本的にはアプリなどで見れる英語ルールが基準です。
日英で齟齬がある場合英語が真です。

もくじ



within 〜

多くのアビリティについてる効果範囲の表記。
〜以内にいる/within〜 の場合は少しでもかすっていればOK。
なので、効果範囲は見た目以上に大きい。
敵ユニットにかけるデバフはこの表記が多い。
ちなみにアビリティを持っているユニットは当然その範囲内にいるので効果を受けるので注意。
本人が効果を受けない場合は、「他のユニット」と表記される。

所持しているユニットの例:カラザイ(ストームキャスト)など

wholy within 〜〜

こちらもよく見る表記。
味方へのバフ範囲はこっちの表記が多い。
日本語では「完全におさまる」。
ユニットの全ての兵が指定範囲内からはみ出さないように配置されてないとダメ。

所持しているユニットの例:ガルドゥススティールソウル(ストームキャスト)など

Once per battle/battleround/turn

特定期間ごとに1回という表記。
原則としてユニットごとにアビリティを発動できます。
そのため、場合によっては同種ユニットを複数積み込むことで、同じバフを重ねまくれます。
ただし次項の場合は起動自体が全体で1回のみできます。

所持しているユニットの例:オーリック・ルーンファーザー(ファイアスレイヤー)、サンカール(スケイヴン)、ロードインペラタント。

〜of any friendly units with this ability.

重複しないアビリティ筆頭。
この表記のアビリティは、全体で1つのみと考えるとわかりやすいです。
常駐型の場合はともかく、Once per〜で起動型の場合は上記の例外で同種のユニットを複数積んでいても1回のみです。

所持しているユニットの例:スワンプボス(クルールボウイ)、アクヘリアンキング(イドネス)

within 〜 of this unit

②と似ていますが、anyではなくthisになっています。
こちらは複数いればその分重なります。
例えば Add 1 to hit rolls for attacks made by friendly units within 12" of this unit. なら、このアビリティを持つユニット2つの効果範囲にいればヒットは+2の修正を受けます(※ただし、ヒットへの修正は最終的に+1までです)

所持しているユニットの例:ロードセレスタントスタードレイク騎乗(ストームキャスト)など

mvと"

インチをイギリスでは10"とか表記するらしく。
10mvと記載がある場合、10"と同じ意味です。

This unit can issue a command 〜 without a command point being spent.

指揮ポイントを使わずに指揮アビリティが「発令」できます。
これはあらゆる指揮ポイントの消費を無効化します。
そもそも指揮アビリティは一律1点の指揮ポイントを使うのであまり関係ないですが、1点軽減ではありません。
というのもオシアーク・ボーンリーパーなどに指揮ポイント消費を増やすアビリティがあるためです。

所持しているユニットの例:アルカノートアドミラル(カラドロン)、リージュカヴァロス(オシアーク)など

This unit can issue a command to 〜 anywhere on the battlefield.

多分現状この書式なのはカタクロスだけ。
フィールド全域に指揮アビリティを飛ばせる。
なお指揮アビリティは射線を判定しないので壁裏にいてもok。声が届くからね。
余談だけど類似のものとしてシネッサがanywhereがない表記。
でも普通のユニットの場合はon the battlefieldとは記載されないのでおそらくは全域の意味だと思うが謎。

所持しているユニットの例:カタクロス(オシアーク)

Before you allocate a wound (or motal wound) to 〜 , or instead of making ward roll for〜〜

いわゆるボディーガード能力。
加護を振るタイミングで加護の代わりにダイスを振ってダメージを肩代わりできる。
加護がない場合はinstead of making ward rollの表記がない文章なので、文章をそのまま読むと

  1. 加護がないユニット→ダメージ肩代わりロールを振れる。加護ではないので、複数のボディーガード能力持ちがいるなら1点のダメージに複数回振れる。

  2. 加護を持つユニット→加護の代わりにダメージ肩代わりロールを振れる。加護は1回しか振れないので1回のみ

となって挙動がおかしくなるが、ただのバグだろう。
おそらく1.の場合も加護と同様に1回のみ振れるとするほうが無難。
加護ロールを振れない攻撃に対して加護なしのユニットはこの能力を使えるのか?も怪しい問題。
加護を持つユニットは加護が使えないのでボディーガードも不可と読むことができる。

ここからは自分の見解

ボディーガード能力も加護として扱うべきだと思う。
というのも、ボディーガードを加護ではないとした場合上記のような挙動のブレが生じるからだ。
ゲームをデザインする側が、この辺りを考えずに文章を考えたのではないか?というのが個人的な見解であり、デザイナーの意図としてはボディーガードも加護ではなかろうか。

所持しているユニットの例:ザウルスガード、ミラーリの浄化隊など

Until 〜〜

なんらかの行動をトリガーとするアビリティに記載されていることが多い。
ダメージを与えたことで発揮するなら誘発効果だし、宣言によるなら起動効果とも言える。
あまりそこの違いはない。
このタイプのアビリティは効果を与えたユニットがいなくなっても継続的に効果を発揮する。

所持しているユニットの例:シャードスピーカー(スラーネッシュ)など

this unit

自己言及になります。
つまり、そのアビリティが記載されたウォースクロールのユニット。

caused damage

引き起こされたダメージ、というやつ。
ヒット→ウーンズ→セーヴィングが終わった後、セーヴィングに失敗した数×武器のダメージ量の合計がでます。
これがcaused(inflicted)なダメージ。

allocated damage

caused(inflicted)なダメージはユニット内のモデルに与えられます。
これがユニットへのallocated damage。
モデルに割り振られるダメージがallocatedなので、傷の合計値を上回ることは(原則)ないのだけど、加護がある場合は別。
割り振られたダメージが無効化されると、その分追加で割り振られます。めんどくさい。
なので、割り振られた(allocated)ダメージの点数を参照するアビリティを持つユニットを使うなら相手に傷の合計値分ずつ加護を振ってもらわないといけない…はず。

ちがうわ。before allocatedだから割り振られた扱いにはならない。わけわからん!けどそういうことで

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