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大朝日岳いきものログPart5

小屋に到着。
大朝日岳山頂避難小屋は現在改修中。

泊まれる面積がかなり狭くなっているので、賭けではありましたが、この日は10人ほどだったのでゆったり使えました。
途中で会った方は、竜門小屋にすると話してました。

まずは通り過ぎてきた水場「金玉水」へ、お水を確保に行きます!

小屋周辺をちょこっと散策。
おー、見慣れた顔がありました。キタヨツバシオガマ!

本州のヨツバシオガマより花つきがよく、花の密度が高い感じになります。
とくに礼文ではさらに花つきがよく、区別して「レブンシオガマ」と呼んでいた子。

ガイドの時にお世話になった花との再会に、少し嬉しくなるなど。

んー、これも何かの花の終わりかなあ

こちらがトモエシオガマ。
ね!? こうやって見たら、Part4に出てきたシオガマ、でっかすぎると思いません!??!

終わりかけのウスユキソウ。

何かの間違いで、まだ咲いてる子がいないかな〜と、ちょっと期待していましたが、残念ながらおらず…
また来年ですね!
と言いたいところですが、来年はいないんだった…。

翌朝。
ひゃー、最高の雲海です!!
これは朝日を狙うしかないでしょう!

はあ、この景色を見るために山に登るんだよな〜

朝日出てきたぁ。ご来光〜🌄

写真の一番奥の層、中央あたりには、大朝日岳の山の影!
こんなでっかいものの影ってスケールが大きすぎてよくわからんよ〜

さ、そろそろ帰るか〜。と山頂から降りようとしたら…
わお!

ブロッケン現象がくっっっきり!!
霧に自分の影がうつるの、面白すぎる。

周りに霧がうっすら立ち込めているこの状態でないと見ることはできません。レアな体験ができた!

さて、ちょっと景色の写真が続きましたので、いきものログに戻ります。
6:15ごろ、下山開始。最初に小屋の周りのタカネナデシコさんを撮影。

ナデシコの花も好きな花でして、これもまた他に類を見ない個性的な形が素晴らしい。
「撫で撫でしたいくらい可愛らしい子、なでしい子」という由来に似合わず(?)、河原から高山までさまざまなところで咲く、たくましさも素敵なのよ。

ウツボグサに遭遇。
礼文で見た子たちよりかなり大きいな、、と思いつつ、大きさ以外は同じような特徴なのでたぶんウツボグサでしょう。

続きましてミヤマキンポウゲ。
これも礼文で何回も紹介したお花の一つ。

黄色い花びらがツヤツヤ、ピカピカしているのが写真でも伝わるかなぁ。この様子をバターを塗った器に例えて、英語では「バターカップ」と呼ばれるお花です。

あっというまに樹林帯におりてきて、こちら。
クワガタに出会いました。お亡くなりでしたけど…

ミヤマクワガタでしょうか?
クワガタはファンも多いので、わかる人はぜひ教えてほしいです。

ということで、以上、Part5にて大朝日岳いきものログ完結となります!
また駒ヶ根のいきもの探しに戻ります。