活力〜個人のモチベーション〜

前回、活力(前向き思考)と人間の3つの欲求について記載した。
3つの欲求を満たすことで幸福を感じられると記載したが、その3つの欲求を満たすために重要な「個人のモチベーション」と「連帯感」について記載したいと思う。

【個人のモチベーション】
人にはそれぞれ、モチベーションの上がる瞬間があると思う。それはどんな時かは、人それぞれあるのかもしれないが、時にはモチベーションが上がり、時には下がりの人生を送っている人も多いのではないかと思う。
そんな中、そう言った波に晒されることのないモチベーションを維持するためには、次の5つが重要であると考える。
①目標設定
②自立と自立
②有言実行
④自己成長意欲
⑤自己重要感

個人のモチベーションについて記載する前に、モチベーションにも種類があると考えています。
一つは「飴と鞭」によるモチベーション。
飴・・・褒められるから頑張ろうというモチベーション
鞭・・・怒られるからやるというモチベーション(恐怖)
だと考える。このどっちにも共通するのが、持続性がないと言うこと。
褒められることがなくなったら、モチベーションが上がらない。
怒られることがなくなったから、やらなくなる。
といった具合だ。
「真のモチベーション」は【やりたいからやる】だと私は考えます。
そのことを下記にて記したいと思います。

『目標設定』
まず目標を定めること・・・よく「目標をもちなさい」って言われることでモチベーションが下がる方もいるかと思う。だが、目標は「出口(ゴール)」でもある。
何も大きいや漠然とした目標でなくていい。小さくても確実に自分自身を導いてくれる目標を定めること。これが非常に重要だ。

新入社員がいきなり「部長になる」って目標を設定してもすぐに達成できるわけなく、挫折してしまうのが目に見えている(あくまでも身近な目標って意味で、長期目標としてはOKだと思う。私も新入社員で入って入社式には「社長になる」って目標を描いたから。。。。)

例に例えるなら、まずは1件の契約を取る、〇〇ができるようになる、主任になるなど。小さくてもいいから、自分を導いてくれる道標と思って目標を設定することだ!目標達成までのプロセスはまた別の機会に。。。ここはあくまでも個人のモチベーションを充足させるための投稿なので。。。

『自立と自律』
自立・・・他の助け、支配なしに一人で物事を行うこと(技能・経済・身体)
自律・・・自分自身で立てた規範に従って行動すること

目標を立てたら自立と自律が重要になる。
例えば、「一人ぐらいをして、自立する」とよく耳にするが、実家の近くに家を借りて、毎日、実家にご飯を食べにいく、洗濯をしてもらう。これで自立したことになるだろうか?
技能的・経済的にも自立したことにはならないと考える。そう言った部分も含め、自律(規範)が必要だ。どう言ったことが自立したことになるかの評価や行動を定めること。この規範が結果として自分自身に厳しさを持つことになり、自立への道となっていく。
自分で決めた目標だからこそ、自分自身に厳しさを持って臨まなければならない。それが自立と自律だ。

『有言実行』
日本人はよく、不言実行が美徳とされている(言わずにやる)が私が知人に聞くところによると、海外ではこの不言実行は結果、やり遂げたとしても、たまたまとしか認めてもらえないと聞いたことがある。
有言実行のメリットとしては、自分の目標(出口を期日を入れてコミットする)を人に言う→言った以上はさっきの自律の部分にもなるが、戒める意味でも自分自身に厳しさを持って取り組む。→だからこそ、達成(実現)することができる。この達成をすることで、有言(言ったこと)をやり遂げるからこそ、人から認められる。賞賛される。などのメリットを手にすることができる。
不言実行では自分との戦いではあるが、誰にもなにも言われることもなく、諦めようが達成できなかろうが、なにもない 。むしろ逃げ道はたくさんある。。。といったことにもなる。
だから、周りに仲間がいるのであれば、有言実行することをおすすめする。
それが自立と自律にも繋がり、達成することでの人望や賞賛も手にすることができる。
だから、目標を設定したら、コミットメントすることが重要!SNSでも職場の仲間、家族、身近な人に、「〇〇後にはこうなっている」って発信してみるのをお勧めします!

『自己成長意欲』
目標設定→自立と自律→有言実行することで目標達成したらここで終わったら個人のモチベーションは衰退しまう。目標を達成したことでの充実感や達成感に満足しまうからだ。
満足=成長をストップだと、私は考える。
スタッフでここ最近成長著しいと感じることが過去にあった。話をきてみると、「僕はこれができるようになった」という話が多くある。また、自分ができるようになったら、次は自分よりできない人に目が行くようになる。
「誰々はまだこれができない」というような感じだ。言い方は悪いが下に目線を向けると、人間の本能の自己重要感(人より劣っていると思われたくない)が自分の方ができるというように顔を出して、そこに満足感を得るようになり、余裕が生まれ、成長をストップさせてしまう。
できるようになったことを認めてあげ、自己重要感をあげてあげるのは大切なことだが、満足させるのとは話が違う。

ここで重要なのが「自己成長意欲」だ。
目標設定→自立と自律→有言実行することで目標達成したら目標設定→自立と自律→有言実行することで目標達成したら、「これはできるようになったんだから、次はここまで目指そう」と新たな目標設定することだ!できるようになった自分はしっかりと認めてあげて、もっと高みを目指す。

『自己重要感』
目標設定→自立と自律→有言実行→自己成長意欲(新たな目標設定)というサイクルを回していくことで、自ずと自己重要感は満たされていく。
と言うことで、自分の自己重要感をコントロールすることに繋がる。

上記内容を持って、活力に個人のモチベーションをを充足させていくことに繋がる。

次章では、個人のモチベーションを充足させ、連帯感に波及させていく流れをアップしたいと思います。


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