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自己重要感

先日、上司との会話、、、、
「〇〇君は商品クオリティーすごく綺麗になったね。〇〇君も盛り付けとかすごく意識して、上手になったししっかりしてるね」
「〇〇君は誰よりもクオリティー意識してるね」

この〇〇君はそれぞれ違う子達だ。
ここでこの〇〇君達に共通するのが、言い方は悪いが、「ナルシスト」だ。
ナルシストを辞書で調べると「うぬぼれや自己愛が強い人」だが、ポジティブに考えると、「自分はかっこいいんだからかっこよく見られたい」とかってなるのかと思う。もっと言うと、「自分が一番かっこよくありたい」とかになるのかと思う。ある意味、自己重要感(他の人より劣っていると思われたくない)が強いのかなって思う。

さっきの上司との会話と、私の見解を合わせると、「商品もかっこよくないといやだ」「仕事ができて格好いい自分」になるのかと思う。
こんな言い方をすると悪いように映ってしまうかもしれないが、ポリシーを持って自分の仕事に責任を持ってやってて「すごい」って思う。
ナルシストだからこそ、人にどう見られるかって意識が強いのが、こうして仕事(商品の一つ)にも反映されているのだと思う。

ナルシストっていい意味では自分に自信を持っている。その自信が自己重要感のコントロールにも繋がっているんだと思う。

また別の自己重要感として、「デビュー」だ。よく高校デビューとかって言葉は聞いたことがあると思うが、中学まではあんまり冴えない自分を高校に入ることをきっかけに容姿、態度などを一新することなどを属にデビューと言うと思う。「今日からおれは」がいい例だ。
このデビューのモチベーションは「自分を変えたい」だと考える。前回の記事で記載した目標設定の一部でもあり、真のモチベーションの「やりたいからやる(自分を変えたいから変わる)」にも関係していると考える。結果として何も変わらなかったら、今までと同じ人生を歩むことになるから、そうなりたくないって強い決断を持ってデビューしているから、ある意味「自分」や「強い意思」を持っていると思っている。
だからダメな自分は見せれないし、成長するしかないんだと考える。

「ナルシスト」「デビュー」に共通するのは、【見られている意識】が強いということ。
見られている意識が強いと下手な自分は見せれないからかっこよくありたい、できる自分でいたいという思いが結果的に「自信」に繋がり、それが自己重要感のコントロールに繋がっていると考える。

人を育成していく中で、自信を持たせることの難しさや、満足させない(成長をストップさせない)ってすごい難しいことだと思う。色んな方法があると思う。ふとこの記事を書こうと思ったのは、身だしなみとか、外観的なこともモチベーションの一つに大きく関与しているのかなって思ったからだ。

以前働いていた会社はハウスルール(モラル面)で髪型は黒髪に近い容姿で、ピシッとしていると言ったとこだった。
今は髪型、容姿は特に規定はない。どちらもメリット、デメリットはあるが、ルールが充足しすぎているとどうしても縛りが強くなって私自身もすごく押さえつけていた経験がある。そーなると結果として相手の自信を損なっていたのかなって思ってします。
見た目のかっこよさ、可愛さっていい意味での自信にも繋がるんだって今は思う。(ある程度のルールは絶対に必要→お客様が減ってしまうと元もこうもない)
その境界線を見出しながら、人が人として輝ける環境を作っていくことはこれからの時代に重要なんだと改めて思う一日でした。

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