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良いUXを作るために最初に始めること

とーってもお久しぶりにnoteを書かせていただきます。

現在、私はオープンロジという物流アウトソーシングに関わるスタートアップで働いております!

日々の物流業務をもっと効率的に。物流アウトソーシング-OPENLOGI-オープンロジ

オープンロジでは12月にアドベントカレンダーと称して社員が日めくり的に技術ブログを掲載しております。

今年にプロダクトマネジメント(PdM)部門が発足しまして、オンライン/オフラインをまたにかけてUXを向上するべくプロダクトリードを日々苦戦しながらやっております。

そのため、もちろんUXというチームもなく、何をしていくのかわからない状態。私はUXのアクセラレーターとしても活動することとしました。

まずは現状調査をする

UXの基本となるリサーチからスタートします。社員のみなさんがUXについて何をどのように把握されているところから知ろうと考えました。

-TGIF-UXコンテンツのアンケート8-28-Google-フォーム

アンケート結果はこの通り(ちょっと回答率は低いのですが・・)

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意外にもUXを認知している方も多く、オープンロジの中にもUX視点があるという方も多かったです。

では、UXにどんな関心があるのかも聞いてみました。

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事前に用意した選択肢ではありますが、

どうすれば良いUIを作れるの?
UXって何から始めたら良いの?

に関心がありました。すでにUXへの重要性はなんとなく理解しているが、何から始めたら良いものなのか?どうしたら良いUX(UI)を作れるのか?に関心があるようでした。

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何が使いやすい機能なのかという視点はあった

数ヶ月働いてみて、個人的な感覚としては

何が(どんな)機能がユーザーにとって使いやすいものか

と日々考えて仕事をしている同僚が多く感じました。過去の職場では正直、スケジュールや工数でモノを捉える人が多く、スタートアップと上場企業ではここまで違いがあるものかとも感じました。

しかし、それは本当か?

かくかくしかじか、こうだからユーザーにはこういうアラートや注意を促した方が良い

みたいな議論は日々なされる中で、それって本当?

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という視点だけはないように思いました。このような視点はUXerとしては、ベース、基礎になるところです。つまり事実ベースであることが重要なんです。

なぜなら、人には数え切れないほどのバイアスが存在するからです。

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数え切れないバイアスは、私が非営利(?)で活動しているUX DAYS TOKYOのUXメディアでいくつも紹介しておりますので、興味のある方はご覧ください。

事実・検証ベースで今日からできること

では、事実ベースでプロダクトを良いものにしていくにはどうしたら良いでしょうか。

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そうです。ユーザビリティテストがとても簡単かつ事実に基づいた検証を行えます。ユーザビリティテストとは、機能でも品質でもなく使い勝手(ユーザビリティ)を検証するのが特徴です。

とてもリーズナブルなのは、この被験者は自分でも良いのです(もちろんリアルのユーザーに近ければ近いほど良いのですが)。

と言っても、社内に人はいっぱいいますし、社内でユーザビリティテストをやるっていうのが一番費用対効果が高いとは思います。

UXerは行動を伴わなければならない

UX DAYS TOKYOのボスによく言われていることです。言うだけでは、料理方法を伝えているのと一緒。実際に料理を作らなければ、なんの気付きも起こりません。

実際にユーザビリティテストをしてみた

最近、私がUIをデザインした倉庫作業者向け機能を倉庫作業者へご説明する機会があったので、ユーザビリティテストを実施してみました!

動画-Google-フォト

結果、概ね操作感にはご納得いただけましたが、説明なしに操作してもらうとクリックできないところを開こうとしたり、画面に書いてあることに気づけなかったりするようだったので、自分だけでは気づかない使い勝手に気づくことができました。

今回、テストのタイミングはほぼリリース前になってしまったので、大きな問題があると修正ができなくなってしまいます。なるべくXdやFigmaなどでプロトタイプを用いて事前に検証できるのがベストだと思います!

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