踊らせる理論
音楽にはBPMたるものがある。一分間に何回ビートを打つか、による。
Hip-hopは約100、HOUSEは約120、PUNKは約20、JAZZは50。と、ざっくりと仮定する。
いい感じのBPM120のHOUSEミュージックを、気の合う仲間とカクテルを飲み踊り明かしたある日の夜。クラブでBPM120のテンションだった帰りは無音の世界。夜明けと共に最初に聞こえる音は、鳥のさえずり。
帰って、睡眠を取る
とか、そうゆう話じゃなくって!
つまり、BPMとは心拍数と比例しているのである。BPM120の心拍数で飲み明かして、死んだように眠っているあなたの心拍数は50程に。BPM50...そう、ジャズやクラシック。
朝に聴くクラシックがいかに合うのかが分かると思う。
僕はデザイナーとして展示会をよく行います。如何にお客様のテンションを上げるか、如何に気持ち良く楽しくしてもらうか。僕はよく展示会では、BPM100〜110のピアノやストリングスの入った心地良い美しい音楽を流す。
音楽を分かってない人は、ここでなんとなく雰囲気のあるジャズを流しちゃったりするんじゃないかな?それではブティックじゃなくて、喫茶店になってしまう。コーヒー飲んでリラックス。冷静になればなる程、購買欲は薄れるだろう。
自作の曲をバンドでのライブをするとよく分かる。BPMを上げてギターを歪ませると、人々はテンションが高くなりそわそわする。一方、柔らかく美しいアルペジオをゆっくり聴かせると、人々はうっとりして目を瞑る。
踊らせるか、踊らされるか。
そう、動物は本能で気付かない間に踊らされるのだ。
ちなみに、象の心拍数は一分間に20回。ネズミは600回と言われています。
心臓が1回打つのにかかる時間、呼吸するのにかかる時間、物を食べてからそれらが排泄されるまでにかかる時間、それから寿命にしても、動物によって異なるのです。
ちなみに、音楽の基準となる440Hzはあのヒトラーが決めたと言われています。頭から離れない集中した周波数との事。TVから流れる音の周波数も440Hzです。
ムム、さすがプロパガンダ王ヒトラー。スポーツ、エンタメ、情報。全てを介して骨抜きにさせられ、踊らされ続ける人々。
要は、踊らすのは簡単ってこと。逆に言えば踊らされるのも簡単なのである。
情報が飛び交い、先行きも見えない世の中ですが、どうか地球のメッセージに気付いて、大切なものを見失わないようにしてくださいね。
明日は今日より良い未来が待ってるんだ。
未来では、過去を笑い話に出来るんだ。
未来が見えないからってイライラしてるかもしれないが、どんな時も未来は見えないじゃないか。
踊らされると、あなたの大切なものをチクリチクリと痛めることになる。
明日は今日より良い未来が待ってるんだ。