「第9話 〜ユベントスの聖地・Allianz Stadium へ〜」

こんにちは。


和歌山大学の稲垣です。


いつもブログを読んでくださりありがとうございます。


最近、ブログの更新が遅くなってしまい申し訳ございません。




さて。


本日イタリア3日目は、トリノに行ってきます!


1番の目的は「ユベントススタジアムの見学」である。



もしかしたらスタジアムを見学をして何が面白いの?と思われた方もいらっしゃるかと思う。



だが、小学生の頃からプロを夢見てサッカーをしてきた者からするとまさに海外のスタジアムは夢の場所であり夢の時間なのだ。


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ちなみにみなさん、昨夜のCLのユベントスvsアトレティコの試合は見ましたか?




試合結果は、クリロナがなんとハットトリックで大逆転勝利!




さすがCLの男!!


僕は世界最高の選手が在籍しているクラブのスタジアムに行く。


ニュースを見て、朝一からハイテンションになる稲垣氏。



さっそく地下鉄に乗りミラノ中央駅へ。


基本的に遠方に行く場合はミラノならミラノ中央駅に行かないと列車がない。(ローマも同様)



さっそく自販機に買いに行くがどっこい値段が高い。


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安いやつだと12ユーロ。高いやつは40ユーロ。こうも価格差が出るのか。



ここである問題が発生。



そう。


時間を取るかお金を取るかという学生らしい問題である。


高い列車なら1時間、安い列車なら3時間弱。
料金は3倍ほどの差がある。


だか幸いなことに、ユベントススタジアム以外のトリノの観光名所は全て密集しているのだ!



よって、僕達は今回はお金を取ることにした。



1時間待ち、いよいよ出発。



胸が高まってきた!


電車に揺られること3時間弱。



切符の購入に苦戦したりと大変だったがなんとかトリノに到着!


だが、ここからが問題だった。

というのもスタジアムまでは駅から乗り換える必要があった。


Googleマップの表示を見ても電車のような表示なのだが明らかにその行き先の線がない。


道行く人に尋ねてみると「いや、ここであってる」と言うのだ。


いや、ねぇじゃねぇか!

そして聞き込むこと4人目、ついに問題脱出できた。

実はこれは地下鉄ではなくバスの表示なのだそう。


さらにそのおばさんはバス停まで案内してくれた。


なんて優しい方なんだ。


 グラッチェ!!

さて、バスに揺られること数十分。


心優しきおばさんのおかげで、

ついに目的地・「ユベントススタジアム」に到着!


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さすが新スタジアム!


めちゃくちゃキレイだ!!!!


さっそく見学ツアーのチケットを購入し、夢の時間へ。


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これがスタジアムの外観である。

いかがだろうか。


ではそろそろ中身をお見せしよう。

3

2

1

どん!

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うおおおおお!!

デカすぎキレイすぎかっこよすぎの「すぎ三拍子」だ!!


こんなキレイで壮大なピッチで試合できるのか!

羨ましすぎぜ。笑


スタジアム内を見学した後はミックスゾーン(記者会見)へ。

ついに和歌山大学がユベントスデビューを果たす!

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にしてもスポンサーの数が異常に多い。

和歌山大学45番はここで輝きを放つことができるのか。

乞うご期待!笑


さてさてスタジアムの見学ツアーも終わり、次はミュージアムに。


そこにはこれまでユベントスが獲得してきたタイトル・トロフィーの数々が展示されている。


それがこちら。


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タイトルの数が多すぎて言葉でない。。


この空間にはユベントスの歴史が刻まれている。

一回でもいいからこんな大きなトロフィーを盛大に掲げてみたい。


ついに夢の時間がすぐに終わり、次はトリノ中心街に戻り観光へ。


中心街に着いた頃にはもう19時を回っていた。


暗かったのでどこにどの世界遺産や観光名所があるのかよく分からなかった。笑


だが、トリノ街並みは本当に最高。


店の灯りに照らされた街は黄金色に輝いていた!!

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また、ローマやミラノとは違いかなり落ち着いた雰囲気も感じる。


もしイタリアに住むなら僕は間違いなくトリノを選ぶだろう。

他にも色々なところに行った。

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観光客はほとんどいなかったこともあり、これが本当に有名なものなのかはイマイチ分からなかった。

だが1つ言えることは街全体がおしゃれでキレイだとういうこと。

本当に360度どこを見渡しても本当にキレイだった。

日本にもこんな街があれば…笑


帰りの電車の時間もあるので、そろそろ夜ご飯に。


事前に調べていたおしゃれなお店に行った。


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僕が注文したパスタは日本で見たことがなかった。

本当に美味しいのか、 という一抹の不安がある中、一口目。。。。。

なんだこれは!!


今まで味わったことのないテイストである!


したがって言葉では例え用がないが、とても美味しいのは確かだ。

させがはウェイターがオススメするだけのことはある。笑


夜ご飯も済ませ、帰路に……


だが、これから起こりうる最悪の事態を僕たちはまだ知らない。

電車で2時間程でミラノ中央駅に着いた。

その時の時刻は24時をちょうど回った頃。

いつも通り、地下鉄に乗り換えてホテルの最寄り駅まで。

その際、もう一度乗り換えするのだが……

乗り換えしようと歩いてると、いきなり警備員に呼び止められた。

「No more train !」と何度か叫んでいる。

数秒の間、時が止まった。

少しして、あ、終電逃したんだと気付き絶望する僕たち。

そしてそれと同時に周囲にいた人たちも肩を落とす。

なんてこった、こここらホテルまで歩いたら1時間半。

しかもここは海外の郊外である。

治安はあまりよくない。

特にイタリアは軽犯罪などのひったくりが横行している。

さらには僕たちはもう疲労困憊で、思考もほぼ停止状態。

こうなればタクシーでも呼ぶか?


僕たちは話し合った。


タクシーだと深夜料金なのでかなり高額になる。


僕たちは最後の気力を振り絞って「徒歩と」いう究極の選択をした。

ここから本当の地獄の始まり。


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もはや絶望である。

郊外ということもあり全く人気がない。

少し不気味だ。笑

でもスリル感だけは楽しかった。


そう思わないと歩けない。

少しでもテンションを上げるため、音楽を爆音で鳴らしながらひたすら歩いた。

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長い。

たがこういう経験ができるのも海外の醍醐味。

そうポジティブに捉えて歩き続けた。


結果、深夜2時ごろに無事にホテルに到着。


本来なら次の日は朝一でヴネティアに行く予定だった。

だがこのトラブルによりアウトレットでのショッピングに変更。


旅はいつどこで何が起こるかわからない。

何が起こっても冷静に、そして柔軟に対応することが求められる。



明日は何かいいことがありますように……




【いなたびにっき協賛】
南林正臣様



次回予告……

「第10話 〜アウトレットからの奇跡〜」

いつも記事を見てくださりありがとうございます! 皆さまの貴重な時間をいただき、本当に感謝しかござません! これからもチャレンジャーであり続けます。 一緒に夢を追いかけましょう。 プロフェッショナル稲垣