「第8話 〜高速列車で行くローマの旅〜」

こんにちは。

和歌山大学の稲垣です。

イタリア2日目は、早朝からローマへ。

ミラノからローマへは高速列車でら約3時間程。

昨晩に調べていたのだがチケットは予約する方が安くなり、当日購入にすると安い席のチケットはどれも完売する。

実際に今日、自販機に買いに行くと安ければ片道30ユーロほどでいけるらしいが、一番安くて89ユーロになっている。

かなり損をしてしまった。笑

初めての高速列車で僕達2人は興奮気味。


現地の人からすれば何の変哲も無いプラットフォームで写真をたくさん撮った。

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いわゆる観光客感満載ってやつだ。笑

みんな知らない人だからなんと思われても気にしない。


電車に揺られること約3時間、ついにイタリアの首都・ローマに到着。


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とても空気が澄んでいる。

ゆっくりしたい気持ちではあるが時間がないので、さっそく「バチカン市国」へ。


道がわからなかったので、現地スタッフらしき人に聞いてみた。

たしかに場所を教えてくれたが50ユーロもする高額のバチカンツアーを案内してきたのでさっさと退散。

そんな甘い言葉には騙されないことが海外での鉄則。

人の多いところを辿りながら歩いていると、なんとか目的地に着くことができた。

それではいくぞ!

世界一小さな国の全貌はこちら!


いでよ!


バチカン市国!!!





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めっちゃ建物と街の構造がかっこいい!

街が完全にアート作品になっているように感じた。

本当なら博物館に入りたかったのだが、時間の都合で今回はパス。


さて、お次は「スペイン広場」だ!

ここから観光名所の連続だ!

いくぞー!



スペイン広場へ向かう途中でこれまた観光名所「サンタンジェロ城」へ。


バチカン広場から徒歩10分ほどの距離。


城の上からの眺めは「Nice view !!」

それがこちら!


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いかがだろうか。

街全体を見渡すことができる。

この絶景をバックに撮ると誰でも写真映えする!笑

もはや加工修正しているのと同じ。

まるでCG画像を使ってるみたい!笑

さて、お城を満喫していたのでかなりの時間が経ってしまった。




ダッシュで目的地の「スペイン広場」に!


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やっと着いた!

と思ったら人おおすぎ!!笑

もはや人の群勢が良い景観になっているのかな?とも思えた。


さぁ、写真をバシャバシャ撮った後は「トレビィの泉」だ!


Googleマップを活用して目的地へ。

いつも思うが、やはりこのアプリは最強である。

地図に革命を起こしたのがGoogleマップ。


地図と人間、現実を融合させるアイデア。

ハードを作ることに長けたアメリカ人。

ソフトを作ることに長けた日本人。

一昔前は、時価総額ランキングて上位を占めていた日本。

しかし現在、上位はトヨタのみ。

他はアメリカ、中国、韓国勢だ。

しかも業界を見るとほぼIT系。

そろそろ日本(僕自身)も変わらないければならないと改めて感じている。

と、そんなことを考えながら歩いていると見えてきた。

それではいきます!

これが「トレビィの泉」だ!

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デカっ!!

実はラスベガスにトレビィの泉のパクリがあったのだが、迫力が全く違う。

この通りである。

やはり何物も本家・本物には勝てない!

ここも相変わらず人がめちゃくちゃ多い。


お次は「パンテオン宮殿」へ。

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トレビィの泉からは割と近かった。

「パンテオン宮殿」で面白いジョークが起こる。

着いてそうそう、僕達は写真を撮ってもらうために近くいたおじさんに頼んだ。

三好がスマホを渡すと、

次の瞬間!

逃げ出だ…………


すフリをしてきた!笑

マジで一瞬焦った。

おじさんは笑いながらジョークだよ!っと。

こっちからはしたらそれはリアルだよ!

とツッコミを入れそうになった。

もしこの人が悪い人だったら、こういうトラブルもあるのかと思うと身が引き締まる。

このおじさん、めちゃくちゃ面白かった。

撮ってくれる時もなんかよく分からないことをイタリア語で言って僕達を笑かせてくれた。


ありがとう!ジョーク好きなおじさん!笑


海外の人らしいジョークがあったお次はいよいよ、「コロッセオ」だ!

僕は高校時代、世界史を専攻していた。

コロッセオは剣闘士同士の闘いを貴族などの上層階級達が見て楽しむ、いわゆる「見世物」が催される場所。


実は僕の中でかなり行きたかった観光地である。

剣闘士が戦っていたコロシアムの中を実際に見て、その当時のコロシアムの様子などを想像し体感したかったからだ。

また、コロシアムを楽しむ貴族の当時の気持ちを知りたかった。

同然だが、僕には理解不能だったから。

こうした想いがあっ分、向かう道中の胸の高まりは半端じゃなかった。

例えるなら、試合で点を決めた時のアドレナリンが爆発する瞬間と同じ感覚。

朝一から歩きまくりでかなり疲労していたが、コロッセオが見えてくると疲れが吹っ飛んでいった!

チェックも終えて

いざ、入場!!!

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うおぉ、なんだこれは!!

デカすぎだろ!!

てか、闘技場ってこんなに複雑なのかよ。

まるで迷路じゃねぇか!

俺はリングの中は何も無いのかと思っていた。

ここで剣闘士は自分の生き残りを懸けて、闘っていたのか!

剣闘士は身分的には奴隷とほぼ同じなので、もはや貴族からすれば同じ人間とは見なしていない。

だから例え誰かがその場でやられても、「人間が死んだ」という認識にはならなかったのではないか。

むしろ「ゲームの駒が減った」という感覚なのかもしれない。

この迷路のような複雑なリングを見る限り、どこで剣闘士同士が鉢合わせて剣を交えるのかをゲームのこどくハラハラ・ドキドキしながら楽しんでいたのではないか、と感じた。

と少し重い話になってきたので終わりにします。

つまるところ僕は、こうして歴史やあらゆる物事の裏側やその当時の人々の感情を読み解いたり仮説を立てたりするのが楽しい。

ここでも僕達は写真を撮りまくる。

まるでインスタグラマーにでもなったかの様だ!笑

見学も終わり列車の時刻まであと2時間。

近くのピザ屋でディナーをすることに。

イタリアで初のワインで乾杯。

たまらない!

3150(最高)だ!!

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実はまだ行ってないところが一箇所ある。

それは、「真実の口」。

ピザとワインをペロリと平らげすぐさま歩き始める。

歩くこと30分、なんとか着いた!

だが、、、、、、、、、


なんと営業時間外だったのである。

あと10分早くについていれば……

もいうわけで外壁から撮った「真実の口」はこちら。


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名所にこんなことを言うのも失礼なことも承知の上で敢えて素直な感想を言う。


「これ、ただのヨダレをダラダラ垂らしてるじじいじゃねぇか!」。


すみません、ですが見た瞬間本当にそう感じた。


真実の口はもともと排水口のデザインだったらしい。


とてもユニークで面白かったぞお爺さん!笑


あ、やばい、悪口を言ったから早速バチが!笑



高速列車の時間まであと40分、歩いて駅まで20分。


そしてそこから列車の駅までさらに20分ほど。


確実に間に合わない。。


もうこうなったら全力ダッシュするしかない、さすがに片道1万は捨てられない。


ということで駅まで超全力ダッシュの開始だ!


食後のトレーニングというレベルではない。


ただのランキングメニューだ!



走りに走りまくった結果……



なんとか間に合った。

12時ぐらいに無事にホテル到着。



ご心配おかけしました。



イタリア2日目も爆速で駆け抜けてきた。



明日は、トリノへ。

では。


【いなたびにっき協賛】
南林正臣様


次回予告……

「第9話 〜ユベントスの聖地・Allianz Stadium へ」

いつも記事を見てくださりありがとうございます! 皆さまの貴重な時間をいただき、本当に感謝しかござません! これからもチャレンジャーであり続けます。 一緒に夢を追いかけましょう。 プロフェッショナル稲垣