【マイクロチップはまだ早い】

マイクロチップのデータコードと通信方式については、国際標準化機構(International Organization for Standardization=以下 「ISO」と言う。)が提唱していた規格、各メーカーが独自に設定した規格が存在する。


ISOではマイクロチップの「データのコード(データ様式)」と「通信方式(電波の周波数等)」を以下の規格で取り決めている。
データーコードの規格:ISO 11784
通信方式の規格:ISO 11785


NTAG216 13.56MHz ISO14443A&NFCタイプ2チップ
2x12mm円筒形滅菌バイオガラスインプラント
※NFCスマートフォンとISO4443Aリーダーで動作します
RFID診断カードと13.56MHzXフィールド検出器が含まれています!

※ NFC(Near Field Communication)は、かんたんにいえば「かざして通信」するための規格です。 短波HF帯(13.56MHz)を利用する、数センチ程度の短い通信エリアが特徴で、スマートフォンなどの小型端末にNFCチップを搭載すれば、他のNFC対応機器と近づけて通信する機能を持たせることができます。

FeliCa(フェリカ)は、ソニー(現・ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ)が開発した非接触型ICカードの技術方式、および同社の登録商標である。


「TypeA」と呼ばれるマイクロチップで対応できるかどうか、事前に問い合わせ


日本のICカードの多くにソニー社が開発したFelica(フェリカ)という技術が使われています。先ほど例に挙げたSuicaやICOCAもそうです(タスポなどはNFC)。そして日本製で人に埋め込めるマイクロチップはまだ存在しないのです。。となるとマイクロチップ埋め込みには世界で流通しているNFCのマイクロチップを埋め込むことになります。

つまり、日本で海外と同じようにマイクロチップを使えるようにするには、鉄道会社がNFC対応のサービスを整備したり、企業が自社ビルにNFC対応の認証ロックを設置するなどインフラ整備が必要になる。。という大がかりな準備がいる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?