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前期のレース

先日のホクレンディスタンスで前期のレースが全て終了しました。前期の主なレースの結果は

①6/26 チーム内50000mT.T (於 早稲田大学トラック)13'45"2

(2'47"0 2'45"5 2'44"2 2'45"2 2'42"6)( 5'32"5 8'17"7 11'02"9 13"45"2)


②7/6 ホクレンディスタンス         士別大会5000m 14'04"66

(2'54" 2'50" 2'49" 2'46" 2'45")( 5'44" 8'33" 11'19" 14'04")


③7/15 ホクレンディスタンス     網走大会10000m 28'26"49

(14'23" + 14'03")

という結果でした。チームでの練習はというと、緊急事態宣言解除の6月までできないため基本的に個人で考え、練習を実施する形をとっていました。個人トラックシーズンの目標は「マラソンの練習を中心としながら10000m日本選手権の標準を切る」というのをテーマに掲げて練習しており、ある期間では

①ロード1000m×15本(2'50"〜2'53")
②2000m(5'45") +1000m(2'50")×5set
③16000m変化走(3'15"、3'10"、3'00"、2'55'を4回繰り返す)

といった量を重視したメニューを組み立て、間は90分から120分のjogで繋いでいくというフォーミュラで行っていました。

学生時代はとりわけ期分けを重視しており、スピードを上げる時期、距離を踏み、来たる駅伝シーズンに向け強化を図る時期と分けていましたが、マラソンを中心に勝負すると決めた以上は同じことをしても変化がないな、と感じて新しい取り組みをした形です。トラックシーズンで記録を狙うことを想定したメニューとしては二律背反な練習かと思いますが、試合が未定で、先が見えない時期だからこそできた練習だと考えていました。

これらの取り組みを行った結果の印象としては、ベースを上げる練習をこなしてそのままトラックのベースのタイムも上がったという感覚で、量を重視した練習をこなしても懸念するほどスピードが落ちるわけではないという印象です。とりわけ象徴的なのは網走10000mレース。ラスト3000mは8'17"で、ラスト1000mは2'39"と、ラストがそれほど切れるタイプではない僕でも、練習で実施したことのない動きで走れていました。
6/26の5000mのT.T.に関しても、高温多湿の悪条件の中、2'45"のペース(グレがペースメーカーをしてくれました。)もそれほど苦ではなく、一定のペースでおさえられていました。僅かな試合数でも得られたものが非常に多く、学生時代に比べ確実にベースが上がったことで、今後の強化練習、試合がどのように変化していくのかワクワクする結果でした。

上述の目標である10000mの日本選手権の標準には届かず、結果論ではありますが、5000mの標準記録にも届きそうだったのは残念でしたが、マラソン挑戦に向け大きく前進したレースとなったと思います。この未曾有の渦中で予定していた大会の大半がなくなってしまったことは残念でしたが、改めて試合を走ることの楽しさを実感できた期間でもありました。士別と網走の組1位のインタビュー、リモート取材の際にも再三申し上げましたが、大会を開催してくださった北海道民の皆様に感謝しかありません。


今後の大きな試合は自分の中ではもう決めています。束の間の休養を経て、8.9月はそれに向けた強化期間として位置付けています。8.9月が強化期間というのは学生時代と変わりませんが、ただ学生時代の+αで練習を行っても大きな変化はないので、また新たな取り組みをしていく予定です。


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